犬が死ぬ確率が高い病気1:狂犬病
犬が死ぬ確率が高い病気として、まず紹介するのが「狂犬病」です。
現在では、ワンちゃんに年に一度狂犬病ワクチンを受けさせることが義務づけられていることから日本では撲滅したといわれている狂犬病ですが、この病気自体とても危険で恐ろしい病気です。万が一罹ってしまうと100%死んでしまいます。
海外の多くの国では未だ狂犬病の発生率が高くなっています。日本では狂犬病予防法に年1回狂犬病予防接種を受けることを犬の飼い主に義務付けています。かつて日本でも狂犬病が発生していましたが、日本では現在発生の報告がありません。
また、狂犬病は人間にも害を与えます。そのため、これからも狂犬病のない人間とワンちゃんの共存している平和な日常が続いて欲しいものです。
犬が死ぬ確率が高い病気2:ガン
犬が死ぬ確率が高い病気として、次に紹介するのが「ガン」です。
致死率が高いガンですが、その種類も様々あります。若いうちに去勢や避妊手術を行うことで発生率がぐんと低くなる性ホルモンに依存するガンもありますが、多くのガンは高齢になると発生率が高くなります。
共通の症状として、食欲の低下、下痢・嘔吐、元気がなくなる、突然痩せるといったものがあり、特に愛犬が高齢で、最近の様子がおかしいと思ったら動物病院で診断してもらうようにしてください。早期発見に繋がる場合があります。
犬が死ぬ確率が高い病気3:心臓病
「心臓病」も、犬が死ぬ確率が高い病気の1つです。
心臓病も複数の種類があり、先天性であったり、フィラリア症、心筋、弁膜症などが代表的です。フィラリア症は蚊に刺されることでフィラリアに感染することが原因ですが、予防薬を決められた期間投与することでほぼ100%防ぐことができます。
心筋症や弁膜症は高齢になると発生率が高くなります。興奮したり、急に激しい運動をすると負担になります。心発作を起こしてしまい亡くなるケースもありますので注意が必要です。
犬が死ぬ確率が高い病気4:腎不全
犬が死ぬ確率が高い病気として、最後に紹介するのが「腎不全」です。
腎不全は進行スピードが遅いためワンちゃんが罹っていた場合であっても中々気付くことが難しく、万が一気付いたとしても、その際はかなり病状が悪化してしまっていることの方が多い病気です。
予防法として、タンパク質と塩分の多い食事を避けることがベストな予防策になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬が死ぬ確率が高い病気の例として、
- 狂犬病
- ガン
- 心臓病
- 腎不全
の4つを紹介しました。
日本に暮らしている間は縁のない病気ですが、罹るとほぼ100%死んでしまう病気や、先天性や高齢による避けられない病気、日常生活から起因する病気などの、様々な死ぬ確率の高い病気があることが分かりました。
命あるものはいつかは最期を迎えます。しかし、未然に防ぐことの出来る病気に罹って最期を迎えることになってしまうと、どこかで後悔の念を感じてしまうはずです。
日頃から健康管理や、予防策を徹底して行い、満足のいく最期を迎えることが出来たら飼い主さんと愛犬のお互いが巡り会えたことに輝きを感じると思います。