️おもちゃ選びのポイント
犬を飼う上での心配ごととして、留守番の問題があります。
学生の一人暮らしや共働きなど、事情は違っていても、犬を置いて外出することをためらう飼い主は大勢いるのです。
寂しさのあまり、留守番の間に家の中をめちゃくちゃに荒らしてしまう犬もいたりするので、できるだけ退屈させないために犬用おもちゃを用意しましょう。
- 大きさは適切か
- 安全な素材でできているか
- 耐久性はあるか
- 目的に合ったおもちゃかどうか
犬種の特性や年齢によって、好みのおもちゃは異なります。上記の注意点を踏まえ、誤飲事故を防ぐおもちゃを選んであげてください。
️お留守番にオススメのおもちゃ
1.デンタルトイ
デンタルトイは、両足で押さえながらカミカミするおもちゃです。
小型犬には三角型、中型犬〜大型犬には骨型だと喉につかえにくくなっています。
表面の凹凸が歯垢を取り除く仕組みとなっており、歯周病予防と歯磨き効果が期待できます。
2.おやつボール
おやつボールは、たまご型・ボール型のおもちゃにおやつやフードを入れておき、犬自身が考えながら取り出せる構造になっています。
おもちゃが転がる様子やゆらゆら揺れる動きは、犬の興味をかき立てます。
3.ノーズワーク系
おもちゃを引き抜いたり、忍び込ませたおやつを探したり、エネルギーを消費しながら欲求を満たせるのがノーズワーク系のおもちゃです。
全犬種、全年齢が楽しめる点が最大の魅力となっています。
耐久性を確認するために、最初のうちは飼い主がいるときに遊ばせてみてください。
️留守番に耐え切れなくなると…?
人間と犬では体感時間が違うため、飼い主が大丈夫と思っていても、犬の不安やストレスは限界を迎えている可能性があります。
以下のような行動は、むやみに叱らないようにしましょう。
- 遠吠えをする
- 部屋中を走り回る
- いたずらをする
- ドアを引っ掻く
- 窓の外を見つめる
身体的な疾患による行動、分離不安症の疑いも十分考えられます。飼い主を困らせたい訳ではなく、必死に何かを訴えている可能性が高いです。
️室内の空気を「パキラ」で綺麗に♪
観葉植物は室内を明るく見せてくれますが、ペットのいる家庭では、植物選びに注意しなくてはいけません。
犬が興味本位で食べてしまうと、少量の摂取で生死に関わる有毒な観葉植物(ポインセチア、ミルクブッシュなど)があります。
「パキラ」は犬・猫への毒性がなく、空気清浄と消臭効果があるので、安心して飾ることができます。
厳密に言うとパキラの実には毒性があるのですが、「実生株」から育てない限り、パキラに実がなることはほとんどありません。
他、犬に無害な観葉植物としては、オリヅルランやケンチャヤシ、ボストン・タマシダが挙げられます。
品種が分からない植物は、体に与える影響が不明なため、リスクを伴います。犬がいる家庭では、安全性が確認できた品種だけ置くようにしましょう。
️まとめ
留守番を楽しく!とまでは言いませんが、なるべく有意義に過ごして欲しいと願うのは、どの飼い主にも共通する想いではないでしょうか。
飼い主の帰りを何もせず待っているだけでは、犬が苦痛に感じるのも無理はないと思います。
夢中になれるおもちゃを見つけて、少しでも留守番中の寂しさを軽減できると良いですね。
熱中症のピークは7〜8月です。エアコンとサーキュレーターをフル稼働させて、夏の暑さを乗り切りましょう。