犬にも落ち着ける環境を用意してあげましょう
犬は様々な感情を持つ生き物なので、ストレスを感じてしまうことも多くあります。しかも人に飼われている犬は基本的に毎日の生活を飼い主さんに依存する形になっています。自由にご飯を食べたり、自由気ままにお散歩に勝手に出かける犬はいませんよね?
愛犬が落ち着けるかは飼い主さん次第かも!?
ストレスを与えてしまうのも、そのストレスを発散させてあげるのも飼い主さん次第。愛犬が過ごす環境や空間、ライフスタイル、また飼い主さんの接し方などで犬の性格は決まってきます。
落ち着ける環境を用意し信頼関係が築けるような接し方をしてあげるだけで、愛犬自身もストレスや疲労を癒すことができるはず!愛犬がリラックスし落ち着いて生活できているか確認してみましょう!
リラックス♡犬が『落ち着いている時』のサイン4選
1.伏せの姿勢で上目遣いで見てる時
「なんか視線を感じるな~」と思ったら伏せをした愛犬に上目遣いで見つめられていた、なんてことありませんか?のんびりと過ごす愛犬が伏せをしたまま可愛らしい上目遣いで、飼い主さんの行動や窓の外などを観察している姿はよく見かけることかと思います。
基本的に犬の伏せの姿勢は楽で自然な体勢。伏せのまま寝てしまうこともあるかと思います。犬にとって安心している時、また落ち着いている時にとる姿勢のひとつです。
飼い主さんを上目遣いで見ている時は飼い主さんの行動をとてもよく観察しています。少々退屈している時は「遊んでほしいな~」と思っているはずです。
2.あご乗せしてくる時
最上級に可愛い犬のあご乗せ姿勢。クッションやベッド、テーブルなど色んな場所にあご乗せする犬が多いと思いますが、飼い主さんの腕や足など体の一部に乗せられるとたまらなく愛しい気持ちになりますよね。
このあごを何かに乗せる体勢は全ての犬が行うわけではないようですが、色んなものに乗せる犬はやはり姿勢が楽だからというのが理由のようです。
犬は人よりもはるかに体高が低く、いつも飼い主さんを見上げている状態。上を見上げていることが多いので首がとても凝るのです。重たい頭を何かに乗せておけるあご乗せの姿勢が楽なんですね。
そして飼い主さんの体の一部にあごを乗せるのは、リラックスしているのと同時に信頼の証でもあります。寄り添って甘えたい時にも飼い主さんにあごを乗せてくることがあるので、優しく撫でたり凝っている首周りのマッサージをしてあげましょう。
3.背中を向けてくる時
愛犬にそっぽを向かれるように背中を向けられると、ちょっと寂しい気持ちになってしまうかもしれませんが、実は背中を向けるという行動は相手に対して最大級に信頼してるという証になります。
本来群れの仲間たちと生活していた犬は急所となる後ろ足を敵から守るため、背中を敵に向けることは決してなく仲間同士にしか背中を向けることはありませんでした。
そんな歴史から現在コンパニオンアニマルとして人に飼われている犬も、信頼している相手にしか背中を向けることはないと考えられていて、飼い主さんに背中を向けることで安心感を得る犬も少なくないようです。
我が家の愛犬も私のそばに来て背中を向ける状態でちょこんとオスワリをすることが多くあります。そのまま優しく背中を撫でたりマッサージしてあげると、コロンと寝てしまうので「ここにくると落ち着ける」と感じているようです。
4.へそ天で寝ている時
犬が無防備に仰向けになっておへそを見せている状態を通称「へそ天」と言います。この「へそ天」で寝ている時こそ最大級に落ち着いてリラックスしているサイン。
被毛も薄く柔らかいお腹は後ろ足と同じく、犬にとって弱点のひとつです。そんな弱点を躊躇することなくあらわに見せて、しかもグッスリと寝ていしまっているわけですから安心しきっているとしか言えませんよね。
飼い主さんへの信頼はもちろん、暮らしている環境にも安心感を得ていると考えられます。愛犬の寝床や気温、湿度なども、とても快適に感じているはずです。
◼️まとめ
愛犬には落ち着いて過ごせる時間も満喫してもらいたいものですよね。そんな落ち着いて過ごす愛犬を見ると飼い主さんも穏やかな気持ちになれるのでははいでしょうか?ホッコリした優しい時間を大切にしたいですね。