犬がテーブルの下にもぐる心理
1.驚いた
犬は何かに驚いた時、テーブルの下にもぐることがあります。
テーブルの下にもぐって身を隠し、自分を驚かせた正体が何であるかを探っているのです。
耳をピンッ!と立てたり、左右前後によく動かして音を聞き分けたり、目をキョロキョロさせる様子が見られます。
2.逃れたい
犬が何かから逃れたい時、テーブルの下にもぐることがあります。
- シャンプー
- 爪切り
- ブラッシング
飼い主がお手入れをしようと準備をしていると愛犬の姿が見えなくなることがあります。テーブルの下にもぐって身を隠し、飼い主に見つかるまいとしているのです。
無理やり出て来させようとするのはやめた方が良いです。手を伸ばすと噛まれてしまうことがあります。
ローテーブルだと犬が頭や体をぶつけてしまうことがあります。犬が出て来るまで待つ、おやつで誘い出すなどすると良いです。
3.拗ねた
犬は拗ねた時、テーブルの下にもぐることがあります。
- 要求したけど応えてもらえなかった
- アピールしたけど構ってもらえなかった
- おもちゃを持って誘ったのに「後でね」と言われた
大好きな飼い主の良い反応を期待していたけれど悪い反応が返ってきた時、犬は拗ねてしまいやすいです。
テーブルの下にもぐって身を隠し、飼い主が探しに来てくれるのを密かに待っているのです。
4.ひとりの時間を過ごしたい
犬はひとりの時間を過ごしたい時、テーブルの下にもぐることがあります。
体や心を休ませる場所として狭くて薄暗いテーブルの下を好みやすいです。
もぐることが可能であればソファーやベッドの下も好きですが、ソファーの下は狭すぎては入れなかったり、ベッドのある部屋は立ち入り禁止であることがほとんどです。
リビングのテーブルの下にはラグやマットが敷いてあるなどし、くつろぎやすいのが特徴です。犬がひとりの時間を過ごすには最高の場所なのでしょう。
5.ひんやりとして気持ちがいい
犬はひんやりとして気持ちがいい場所を求めてテーブルの下にもぐることがあります。
どうやらテーブルの下が風の通り道になっているようです。ラグやマットがなく、フローリングであるとよりひんやりとして好みやすいです。
日当たりのいい部屋である場合、テーブルによって陰が作られ、暑さをしのぎやすいことがあります。
6.イタズラがバレるのを恐れている
犬はイタズラがバレるのを恐れてテーブルの下にもぐることがあります。
帰宅するといつも玄関で出迎えてくれる愛犬の姿がないことがあります。探してみるとテーブルの下に隠れています。
ほとんどの場合、イタズラをしている時です。
飼い主にバレて叱られてしまうことを想定し、帰宅する音を確認した直後、テーブルの下に身を隠したのです。
7.痛い
犬は痛みを感じた時、テーブルの下にもぐることがあります。
狭く薄暗い場所に身を隠し、痛みが治まるのを待っているのです。長時間痛みが続いている時、強い痛みを感じている時がほとんどです。
- ごはんを食べ残した
- 軟便または下痢をした
- 嘔吐した
- 咳をしている
- 体に触れようとすると威嚇する
このような症状が見られるかもしれません。
痛みを感じてテーブルの下にもぐっている時、体をキュッと小さく丸めて寝る傾向があります。すぐに病院へ連れて行ってあげるべき状態です。
まとめ
犬がテーブルの下にもぐる時の心理を7つ解説しました。
- 驚いた
- 逃れたい
- 拗ねた
- ひとりの時間を過ごしたい
- ひんやりとして気持ちがいい
- イタズラがバレるのを恐れている
- 痛い
狭くて薄暗いテーブルの下は犬のおくつろぎ場所として好まれやすいです。
ポジティブな心理によってもぐりたがる時は、テーブルの下にも快適な空間作りをしてあげると良いです。
冬には暖かいベッド、夏には冷感素材のマットなどがおすすめです。