犬が迷子になってしまう原因
1.隙間から出て行ってしまった
玄関のドア・リビングの窓・門などの隙間から外に出てしまい迷子になることがあります。
隙間に手先や鼻先を入れて器用に開けてしまうことができるんです。隙間はなくても鍵が開いているだけでドアや窓を開けることができてしまう犬もいます。
2.網戸を突き破って出て行ってしまった
空気を入れ替えるためにと網戸にしていると突き破って外に出てしまい迷子になることがあります。
走って来て突き破ることもありますし、手先を使って破ることもあります。鼻先や頭を押し付けて破ることもありますし、網戸は犬にとって簡単に突き破ってしまえるものなんです。
3.ノーリードにしたら走って行ってしまった
許可されていない場所でノーリードにしていて走って行ってしまって迷子になることがあります。
体力や走ることに自信のある飼い主でも、犬の走るスピードに敵う人はいません。見失ってしまうと行方がわからなくなってしまいます。
たとえノーリードが許可されている場所であっても、囲いがない場所では走り去ってしまいやすいです。
4.大きな物音に驚いて走って行ってしまった
雷や花火などの大きな物音に驚いて走って行ってしまい迷子になることがあります。
室内から飛び出して行ってしまうこともありますし、外に繋いでいると首輪が抜けたりリードが千切れて飛び出して行ってしまうこともあります。
大きな物音に驚き、犬がパニックになってしまうのです。
5.預け先から逃げてしまった
ペットホテルなどの預け先から逃げてしまい迷子になることがあります。
まさかと思われるかもしれませんが、預け先から逃げた愛犬が行方不明になる事件は毎年必ず起きています。愛犬の帰りを何年も待ち続けている飼い主がいます。
きっと、信頼して預けたのにと腹立たしい気持ちにもなりますし、悲しく後悔する気持ちにもなりますよね。
6.庭で遊ばせていたらいなくなっていた
庭で遊ばせていると目を離したほんのわずかな時間にもいなくなって迷子になることがあります。
中型犬以上の体力や運動神経に優れた犬であれば塀を簡単に飛び越えてしまえることがあります。
小型犬でも庭に置いてある物を器用に使って登り外に出てしまうことがあります。
犬の迷子対策と意識すべきこと
毎年10万頭以上の犬が迷子になり、外を徘徊したり保護されたりしています。
飼い主と再会することができず、殺処分されてしまう犬もいます。
犬が迷子になる原因のほとんどは飼い主の意識の低さと不注意です。
愛犬を迷子にしてしまわないために今どんな対策を行っていますか?
迷子札やマイクロチップの装着
迷子札・鑑札・マイクロチップなど、万が一のために首輪やハーネスに装着しておくと良いです。
鑑札と注射済票は装着が義務付けられています。
首輪やハーネスが外れてしまってもマイクロチップを装着していれば必ず飼い主の元に帰ることができます。
ノーリードにしない
ドッグランなどの許可されている場所以外では、絶対にノーリードにしないでください。
愛犬を迷子にさせるだけではなく、ケガや事故や事件を引き起こす可能性もあります。愛犬が巻きこまれてしまうことだってあります。加害者にも被害者にもなりかねません。
命を落としてしまうこともありますので、許可されていない場所では絶対にノーリードにしないでください。
愛犬から目を離さないこと
庭で遊ばせる時は絶対に愛犬から目を離さないでください。
塀を登ることができるような物を置いておかないこと、門の隙間を完全に塞いでおくことなども必要です。
自宅の庭だからと安心せず、愛犬を遊ばせている間は必ず見守ってください。
まとめ
犬が迷子になってしまう理由を6つ解説しました。
- 隙間から出て行ってしまった
- 網戸を突き破って出て行ってしまった
- ノーリードにしたら走って行ってしまった
- 大きな物音に驚いて走って行ってしまった
- 預け先から逃げてしまった
- 庭で遊ばせていたらいなくなっていた
最近では滅多に見かけなくなりましたが、「店先に繋いで待たせる」というのも絶対にしてほしくないです。
迷子だけではなく、誘拐される事件も起きています。