️犬は飼い主のそばが好き♡
飼い主のそばは、犬にとってリラックスできる場所です。「寝るときは犬と一緒」という飼い主の方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、留守番時間が長く、日中寂しい思いをしていたりすると、甘えたい気持ちから飼い主と一緒に寝たがる傾向が強くなります。
いつもいる定位置を見つけて、眠っているときの犬の心理状態を探ってみましょう。
- 足元:飼い主を守りたい
- おなか付近:厚い信頼を寄せている
- 顔の近く:とにかく甘えていたい
「犬と一緒に寝るのは良くない」と言われることがありますが、最終的には各個人の判断に委ねられています。
衛生面における配慮や落下事故を防ぐ工夫が為されていれば、絶対にダメとは言い切れないと思います。
皆さんは、犬と一緒に寝ていますか?
️犬がリラックスするために、何が必要?
1.犬用ハウスはリビングに配置
犬が寛ぐ犬用ハウスは、家族が集まるリビングに置いてあげるのが望ましいです。
直射日光、外の音が気になる窓際は避け、部屋の隅に配置すると、犬が落ち着ける空間になります。
2.移動を考慮した通路の確保
ロータイプの家具は、犬がぶつかりやすく、思わぬ怪我をしてしまう危険性があります。
人間の視点からは気付きにくいため、犬の通路を確保できているか、行動範囲を考えて設置しましょう。
3.ソファの下にステップを置く
小型犬でも自由にソファへ昇り降りできるようにするには、「ドッグステップ」が便利です。
段差から飛び降りると腰に負担がかかるので、ステップを使うとヘルニア予防になります。
️「東洋医学」を取り入れた身体のケア
鍼灸
「鍼灸」は、経穴(ツボ)に刺激を与えて、犬が本来持っている自然治癒力を高める治療法です。
椎間板ヘルニアや関節炎に有効とされていますが、明確な症状や病気がなくても、痛みの緩和や免疫力向上の作用があります。
漢方薬
漢方薬には「飲む漢方」と「塗る漢方」があります。体の状態に合わせて処方され、ゆっくりと効果が現れるという特徴があります。
鍼灸治療の補助として併用されることもあり、慢性疾患や体質の改善に効果が期待できます。
整体
体の使い方や姿勢によって、犬の体にも歪みが生じます。凝り固まった筋肉をほぐし、動きやすい体を目指していくのが「整体」です。
血行・リンパの流れを促進して代謝を上げ、関節の可動域を広げていきます。
️自宅でできるツボ押しマッサージ
ツボ押しマッサージは、自律神経のバランスを整える作用があります。自宅で簡単にできるので、犬が嫌がらなければ試してみて下さいね。
今回は、犬をリラックスに導くツボを3つご紹介します。
親指と人差し指で、両側からつまむようにして優しく揉みほぐしましょう。1か所につき、5秒くらいを目安にして下さい。
- 風池(ふうち):耳の後ろの付け根
- 肺兪(はいゆ):肩甲骨の中央
- 井穴(せいけつ):手足の爪の付け根
️まとめ
外出自粛や生活環境の変化で、ストレスを感じているのは人間だけではありません。
状況が分からず困惑しているのは、むしろ犬の方ではないでしょうか。
室内での遊び方・楽しみ方を見つけて、充実した『おうち時間』を過ごしましょう。