犬の『正しい撫で方』できていますか?喜ばれるコツやNG行為を解説

犬の『正しい撫で方』できていますか?喜ばれるコツやNG行為を解説

可愛いわんこを見たら撫でたくなるのが愛犬家の性ですが、それ以上にわんこは人に撫でられるのが大好き!今回はわんこがもっと喜んでくれる撫で方をご紹介します。

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ここを撫でて!わんこが喜ぶ部位

頭を撫でられている犬

わんこが撫でられて喜ぶ部位の代表例をご紹介します。もちろん個体差がありますので、下記はあくまで参考に、あなたの愛犬の一番のツボを見つけてあげてください。

1.耳の周り

わんこの感情を表すバロメータといえばしっぽですが、しっぽに負けないくらい耳もわんこの感情をよく伝えてくれますよね。それだけ耳が動くということは、耳を動かす筋肉は凝りやすいということ。頭を撫でるついでに耳をぐるぐる回すように撫でてあげましょう。

2.眉間

頭を撫でる手を少し手前にずらして、指の腹などで眉間をこしょこしょと撫でてあげてください。とろーんと目を細めてくれますよ。

3.首周り

わんこが飼い主さんをじっと見上げる姿、可愛いですよね。人間とわんこには体格差があるため、わんこが人間を「見上げる」動作は必然的に多くなります。すると凝ってくるのが首です。首周りの筋肉をほぐすように、手のひらで優しく撫でてあげましょう。

4.お腹

わんこがコロンと「ヘソ天」してお腹を見せるのにはさまざまな意味があると言われていますが、飼い主さんや気を許した相手の前でお腹を見せるときは「お腹撫でて」の合図である場合があります。

自分から撫でてというくらいですから、お腹を撫でられるのはやっぱり気持ちが良いのです。せがまれたらぜひ撫でてあげたいですね。

5.しっぽの付け根

耳と同様、感情表現の手段としても動かすことの多いしっぽ。しっぽを動かすための筋肉もとても凝っているので、しっぽが生えている付け根の辺りを耳と同じように撫でてあげましょう。ただししっぽやその近くを触られると嫌がる子もいるので、慎重に。

ポイントは「広くゆっくり」

両手のひら

可愛いわんこを目の前にすると思わず「よーしよしよし!」とガシガシ撫でたくなってしまうところですが、いったん落ち着きましょう。わんこが喜ぶ撫で方の基本は「広くゆっくり」です。手のひら全体を使ってゆっくりと、マッサージするような感覚で撫でてあげましょう。

被毛をゆっくり撫でつけるような、飼い主さんの手のひらの体温を愛情と一緒にじわーっと浸透させていくようなイメージです。そうするとわんこはリラックスして、とろんとしてくれますよ。飼い主さんのほうも幸せな気持ちに浸れることまちがいなしです。

これはNG!わんこが嫌がる撫で方

犬を抱えた女性

ここまでわんこが喜ぶ撫で方をご紹介してきましたが、逆にわんこが嫌がる撫で方もあります。場合によってはわんこの神経を逆撫でして咬傷事故なんてことにもなりかねないので、注意が必要です。

1.頭の上から手を伸ばす

わんこに不慣れな人ほど、「撫でていいですよ」と言われると頭に手を伸ばしてしまいがちです。ですがいきなり頭の上に手を伸ばされると、わんこは「殴られるかも?!」と警戒してしまいます。撫でる以前の問題ですね。

まずは手の甲を差し出し、匂いを嗅いでもらってから、首周りなどを撫でるようにしましょう。

2.嫌な部位を触る

撫でられて喜ぶ部位があるように、当然、撫でられると嫌な部位もあります。子犬のころから触られることに慣れていたなどの場合には、どこを触られても嫌がらないという子もいますが、一般的には鼻先、つま先、耳、しっぽなど、体の先端部分を触られることに抵抗のある子が多いようです。他にも怪我や病気で痛む箇所は当然嫌がります。

まとめ

撫でられて幸せそうな犬

いかがでしたでしょうか?人間とわんこが見つめ合うと、お互いに幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されることが近年の研究で明らかになってきています。

愛犬を撫でるときには、なるべく愛犬の目を見つめながら、ゆっくり幸せを噛み締めるように撫でてあげましょう。きっとお互いにリラックスしたすてきな時間を過ごせますよ。

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