️種類が豊富!犬のしっぽ♪
犬を含む4本足の動物は、遠い昔は海の中を泳ぎ回る魚だったと考えられています。
やがて陸上で暮らすようになり、長い時間をかけて進化を遂げ、現在の姿になったと言われているのです。
上記に基づくと、しっぽは魚の尾びれの進化系ということになります。体の大きさや被毛の長さに違いがあるように、しっぽの種類にも個性があります。
犬種により形状が異なりますが、細かく分けるとキリがないため、今回は7種類をご紹介していきます!
- ブラッシュテール(垂れ尾)
例)セント・バーナード、シベリアン・ハスキー
- フラッグポールテール(立ち尾)
例)ビーグル、ジャーマン・シェパード
- プリュームテール(飾り尾)
例)ゴールデン・レトリバー、ポメラニアン
- リングテール(輪上尾)
例)四国犬、アフガン・ハウンド
- シックルテール(鎌尾)
例)北海道犬、甲斐犬、チワワ
- スクワーラルテール(リス尾)
例)パピヨン
- カールドテール(巻き尾)
例)秋田犬、柴犬、チャウチャウ
名前の由来を調べたり、愛犬のしっぽがどれに該当するのか、考えるだけでも面白いですよね☆
️絶賛甘え中♡ナデナデして欲しいサイン
1.おしりごとしっぽをフリフリ
おしりを高く上げてフリフリするのは、犬が嬉しいときです。しっぽを振ろうとして、つられておしりの筋肉を使っている状態になります。
飼い主へおねだりする際も、お尻ごと動かして一生懸命感情を表現しています。
2.しっぽを背中に付けて振る
親しい間柄の相手には、挨拶がわりにしっぽを背中に付けて振る仕草を見せます。
飼い主の足音をキャッチして、しっぽがさっと上がることもあるようです。
3.座りながら大きくしっぽを振る
おしりを地面に付けて、ゆっくりしっぽを振るのは喜びを表しています。
キラキラした目で飼い主を見つめながら、「撫でて欲しいな〜♪」とご機嫌な表情で訴えかけます。
️知っておきたい「犬のしっぽの病気」
リンバーテール(コールドテール)症候群
『リンバーテール症候群』は、別名「コールドテール症候群」とも呼ばれています。
はっきりとした原因は解明されていませんが、シャワーや水遊びでしっぽを動かすと、筋肉がダメージを受け、一時的に動かせなくなるようです。数日で元の状態に戻ります。
- 症状:しっぽが垂れ下がっている
- 好発犬種:イングリッシュセッター、ラブラドールレトリバー、ポインター
馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)
脊髄の下端からしっぽに向かって伸びる末梢神経の束は、分岐が馬の尾に似ていることから「馬尾」と名付けられました。
『馬尾症候群』は、痛みや神経症状など、馬尾に異常が生じる病気です。
- 症状:後ろ足のふらつき、失禁 など
- 好発犬種:ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバー
️まとめ
しっぽの秘密が分かってくると、今までよりも犬のしっぽの動きに注目したくなります。人間に尾てい骨はありますが、しっぽはないので、余計に興味が湧いてしまうのでしょうか。
眠っている間も、夢を見ているのか、しっぽを振る犬がいます。名前を呼んだときだけパタパタしっぽを動かしていたら、ちゃんと声が聞こえていて、返事をしてくれているのかもしれませんね!