【サイズ別】犬の平均体重
犬のサイズ別の平均体重をご紹介していきます。
一般的に10kg未満は「小型犬」25kg未満は「中型犬」25kg以上は「大型犬」とされています。
そこで、3つのサイズ別に分けてそれぞれいくつかの犬種ごとに平均体重をまとめました。
小型犬(〜10kg)
- チワワ:2〜7kg
- トイプードル:3kg
- パグ:6~9kg
小型犬に分類される犬は体格も小さく、室内で飼えるサイズの犬種が多いです。体重は10kg以下なので、抱っこも比較的簡単にできます。
中型犬(〜25kg)
- アメリカンコッカースパニエル:11〜13kg
- ブルドッグ:23〜25kg
- ボーダーコリー:18〜24kg
中型犬とされる分類は、10〜25kgと体重差も幅広く体格もさまざまです。
小柄な犬であれば抱っこできますが、25kg近くになると抱えるのは難しいかもしれません。
大型犬(25kg〜)
- ゴールデンレトリバー:25〜34kg
- ジャーマンシェパードドッグ:26〜38kg
- 秋田犬:38〜42kg
大型犬になると、かなり重く人間の子供くらいの大きさになりますね。大型犬種だと子犬の段階で、10kgほどになることも多いです。
上記が犬のサイズ別の平均体重ですが、平均よりも15〜20%重い状態が肥満といわれます。
犬の体重の正しい測り方
愛犬の体重を把握し肥満になるのを防ぐためにも、正しく体重を測って管理することが大切です。
体重を測るペースとしては1〜2週間に1回を目安にしてください。少なくとも1ヶ月に1回は測ることをおすすめします。
犬の体重の測り方
犬の体重を測る方法は以下の3つです。
- 犬用の体重計で測る
- 動物病院で測る
- 愛犬を抱っこした状態で測る
抱っこできるサイズの小型〜中型犬の場合は、まず愛犬を抱っこした状態で体重計に乗ります。そのあと飼い主だけで再度体重計に乗り、はじめに測った数字から引いて犬の体重を計算しましょう。
大型犬の場合は抱っこするのが難しいですし身体も大きいので、体重計を2つ用意して前足と後ろ足を乗せて測るのがおすすめです。
暴れてうまく抱っこできない犬は動物病院で測ってもらうようにしましょう。
犬の体重を測るときのポイント
犬の体重は毎回同じ時間帯に測るようにするのがポイントです。人間も同じですが、時間帯が変わると食事の前後などで体重が変わってしまいます。
朝起きてすぐのタイミングや夜寝る前など同じ条件で測るようにしてください。
また、体重計は10g単位で測れるものを用意するのも大切。小型犬だとkg単位しかわからない体重計では増減がわかりにくいからです。
可能なかぎり10g単位で測れる体重計を準備してください。
体重が増えることでかかる可能性が高くなる病気
少し体重が増える程度であれば問題はありませんが、肥満といわれるほど増えた場合は病気にかかってしまうリスクが高くなります。
犬の肥満が原因となる病気は以下のとおりです。
- 心臓病
- 糖尿病
- 腎臓病
- 気管支炎
- 関節炎
- 尿路結石
肥満はさまざまな病気になる可能性を高めてしまうため、定期的にチェックして予防することが大切です。
食事の調整や散歩時間を伸ばして、運動不足にならないようにしましょう。
動物病院で体重管理について相談してみるのもおすすめです。
まとめ
犬の平均体重と正しい体重の測り方についてお伝えいたしました。
大切な愛犬の体重を把握することは肥満を防いだり病気の早期発見にもつながります。
定期的に体重を測って健康状態をチェックしてあげてくださいね。