散歩前に暴れる理由
1.散歩が嬉しい
散歩が嬉しくて暴れてしまうことがあります。1日の中で何よりも散歩を楽しみにしているのでしょう。
- 運動が好き
- 体力がある
- お留守番の時間が長い
- 外で他の人や犬と会うのを楽しみにしている
- 毎日散歩に行くわけではない
このような犬が散歩前に暴れてしまいやすいです。
2.興奮しやすい
興奮しやすい犬は散歩前に暴れてしまうことがあります。
ただ嬉しいだけではなく、あまりの嬉しさに大興奮してしまうのです。嬉しい気持ちを表現しているのですが、加減がわからないのです。
散歩前だけではなく、何か嬉しい出来事が起きる度に大興奮し、暴れてしまうのではないでしょうか。
3.散歩に行きたくない
散歩に行きたくなくて暴れてしまう犬もいます。散歩に行こうとハーネスやリードを着けようとする飼い主に対して抵抗するために暴れるのです。
最終的には大人しくリードを着けさせてくれますが、暴れすぎてしまって散歩前から犬も飼い主も疲れてしまいますよね。
毎度のことだと散歩が億劫に感じられてしまう人もいるのではないでしょうか。
4.ごはんが楽しみ
散歩の後にごはんを食べる習慣がある犬は、「散歩の後はごはんだ♡」と先を読み、嬉しくて興奮して暴れてしまうことがあります。
散歩前も暴れ、散歩後も暴れ、ごはんの準備中にも暴れ、食後はぐったり眠っているという犬も意外と多いようです。全て全力でやりきった!という感じですよね。
散歩前に暴れるのを解決する方法
落ち着くのを待つ
興奮したまま散歩に出るのは危険です。犬が落ち着いて暴れるのをやめてから外に出るようにしましょう。
時間に余裕を持って散歩前の準備を始めると良いです。
大きな声を出さない
暴れる犬を目の前にして「静かにしなさい!」「こっちに来なさい!」「ジッとしてなさい!」と大きな声を出してしまうのはNGです。犬の興奮をさらに高めてしまいます。
笑って楽しまない
散歩前に暴れて室内猛ダッシュする愛犬の姿が可愛くて、つい笑って楽しんでしまいますよね。そうすると犬もテンションが上がり、飼い主が楽しんでくれるのであればとさらに興奮して暴れてしまいます。
犬が落ち着けるように静かに声をかけてあげてください。
準備をやめる
散歩の準備を始める飼い主の姿を見て、嬉しくて暴れてしまう時は一度準備をやめてみてください。
「あれ?行かないの?」と静かになることがあります。犬が落ち着いたらまた準備を始めます。また嬉しくて暴れたら準備をやめます。
これを繰り返すうちに「暴れたら散歩に連れて行ってもらえない」「静かに落ち着いていれば散歩に連れて行ってもらえる」と犬が理解できる日が来ます。
散歩の時間帯を変える
他の人や犬を怖がり、散歩に行きたくなくて暴れる犬もいます。
社会化を学ぶためには他の人や犬との触れ合いも大事ですが、犬が恐怖を感じて散歩を拒否するくらいなのであれば強制する必要はありません。
他の人や犬が散歩をする時間帯を避け、愛犬が安心して落ち着いて散歩できる時間帯に連れ出してあげてください。
叱ってはいけない
散歩前に暴れる犬を叱ってはいけません。散歩が嬉しくて仕方ないのです。飼い主に「嬉しい!」「ありがとう!」という感謝の気持ちを表現するための方法でもあります。
叱ってしまうと犬の心を傷つけてしまうことがあります。そうすると、ストレスによって暴れてしまうようになってしまいます。
嬉しくて暴れてしまう犬を叱らないであげてください。
まとめ
犬が散歩前になると暴れてしまう理由4つと解決策について解説しました。
- 散歩が嬉しい
- 興奮しやすい
- 散歩に行きたくない
- ごはんが楽しみ
犬が散歩前に暴れてしまう理由は「散歩が嬉しい!」というのがほとんどです。
しばらくは興奮して暴れますが、飼い主が落ち着いて対応すれば犬もやがて落ち着きを取り戻します。解決策もぜひお役立てください。