犬にとって散歩が必要な理由
運動
散歩が必要な理由として、まず「運動のため」が挙げられます。
人間と同じで適度に運動をしていなければ、健康面に問題が出てきてしまいます。筋力や免疫力が落ちてしまい、病気になってしまう可能性が高くなるのです。
また、散歩に出ることでさまざまな匂いや音などの刺激を感じられますよね。散歩に行かないと外部の刺激を感じることがなく、認知症になるリスクが高まるともいわれています。
ストレス解消
犬にとって散歩はストレス解消にもなっています。
基本的に犬は、散歩以外の時間は家で過ごすことが多いため退屈しやすいのです。人間も毎日家で過ごし外に出られないとストレスを感じますよね。
散歩に出ることで新しい刺激を感じられ、ストレス解消や気分転換につながります。
コミュニケーション
散歩は飼い主との大切なコミュニケーションの時間でもあります。
一緒にいろいろな景色をみながら時間を過ごすことで、関係が深まっていくのです。
ただエサやりばかりしていても、犬と深い絆をつくることは難しいでしょう。
また、散歩中に出会う他の犬とコミュニケーションをとることも、愛犬にとっての良い刺激になります。
犬が「楽しい」と感じる散歩の3つのコツ
1.たまに散歩コースを変える
散歩コースを定期的に変えてみることで、愛犬が楽しいと感じてくれるでしょう。
犬の散歩は毎日同じコースを通りがちですが、そうすると飼い主も愛犬も飽きてしまいます。
毎日同じ景色を見て同じ道を通っても、なんの刺激もなくつまらなく感じてしまいますよね。
たまには散歩する道を変えて、いろいろな景色を見せてあげましょう。
2.おもちゃを使って遊ぶ
散歩の途中で公園などに立ち寄って、おもちゃで遊んであげるのも効果的です。
ただ歩くだけではなくボールなどを使って遊ぶことで、より運動不足の解消にもつながりますし満足感も得られます。
おもちゃがない場合は、おすわりや待ての練習をしてできたらおやつをあげるなどトレーニングを取り入れてみてください。
普段とは少し違う要素を入れるだけで、犬は楽しいと感じてくれますよ。
3.散歩の時間を同じにしない
散歩の出発時間を毎日同じにしないことも、楽しい散歩にするコツです。
毎日決まった時間に散歩をしていると、雨などで行けないときに「いつもはこの時間に散歩なのに」と犬はストレスを感じてしまいます。
散歩に出る時間を変えることで、いつ来るかわからないサプライズのような特別な時間に感じてくれるようになるでしょう。
犬の散歩においての注意点
リードを強く引っ張らない
普段とは違う散歩をすることで、愛犬が興奮して走り出したりしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、このときにリードを強く引っ張らないように注意しましょう。リードを強く引っ張ると、犬は苦しいですしストレスに感じてしまいます。
車道に飛び出しそうなど危険なとき以外は、強く引っ張るのはやめましょう。
リードをたるませた状態で散歩する「リーダーウォーク」ができるようにトレーニングするのがおすすめです。
散歩に行けないときは室内で遊ぶ
雨などで外に散歩に出られないときは、おもちゃを使って室内で遊んであげるようにしましょう。
そうすることで、外に出られなくても運動不足やストレスを解消できますよ。
まとめ
犬が「楽しい」と感じる散歩にするコツと注意点をご紹介しました。
毎日行う散歩は、犬も飼い主もマンネリ化しやすいです。そこで、毎日少しずつでも変化を取り入れることで、刺激的で楽しい散歩の時間になるでしょう。
今回ご紹介したコツをぜひ試してみてくださいね!