「嫉妬してます!」犬が『羨ましがっている』時に見せる仕草や態度4選

「嫉妬してます!」犬が『羨ましがっている』時に見せる仕草や態度4選

飼い主さんのことが大好きな犬たちは、さまざまな場面で嫉妬の気持ちを見せることがあります。ここでは、犬が嫉妬して羨ましがっている時の仕草や態度をご紹介します。

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1.間に割って入る

パソコンの前に入るコーギー

犬が嫉妬している時に見せる行動としてとてもわかりやすいのが、「間に割って入る」というものです。

飼い主さんと嫉妬対象の間に自分の顔や体を押し込んで、物理的に引き離そうとするのです。

例えば、散歩中などに飼い主さんがほかの犬におやつをあげたり、なでて可愛がったりする様子を見ると「自分もー!!」とばかりに間に入ってきて存在をアピールすることがあります。

また、家の中でも家族同士が仲良く遊んでいる時などに、「自分も仲間に入れて!」とばかりに割り込んでくることがあるでしょう。

さらに、その対象物は人や犬だけではありません。

かまって欲しい時に飼い主さんが忙しそうのパソコンで仕事をしていると飼い主さんの体とパソコンの間に入ろうとしたり、スマホや新聞などを見ているとその上に乗ろうとしたりする行動を見せることがあります。

自分に愛情を向けて欲しいというあまりにもあからさまな行動で、とても微笑ましいですよね。

2.吠える、飛びつく

吠えるポメラニアン

飼い主さんがほかのことに目を向けている時に、「もっと自分のことを見て欲しい」と思うと犬はさまざまな方法で自分の存在をアピールします。

アピールの方法は色々なものがありますが、特にわかりやすいのが吠えたり、飼い主さんに飛びついたりする行動です。

それらの行動を取る前にも嫉妬のアピールをしている場合もありますが、小さな仕草では気づいてもらえないことも多くあります。

そのため、犬は「どうしたら自分の気持ちに気がついてもらえるか」ということを考えて、よりわかりやすいアピールをするようになるのです。

表情やすねた態度にはなかなか気がついてもらえなくても、大きな声で吠えたり直接飛び掛かれば、必ず飼い主さんの注目を集めることができます。

もしかしたら「静かにしなさい」と怒られるかもしれませんが、飼い主さんのことが大好きな犬にとっては無視されることよりも怒られることの方がうれしい場合もあるのです。

3.いたずらや粗相をする

綿をいたずらするシュナウザー

吠えることで自分の存在をアピールするのを同じ理由から、嫉妬している時にわざといたずらをしたりトイレの失敗をして飼い主さんを困らせることがあります。

飼い主さんがほかの何かに集中している時などに、自分の方に目を向けるために飼い主さんが見過ごせないようなことをするのです。

飼い主さんが大切にしている家具や洋服を噛んだり、キッチンでごみ箱を漁ったり、カーペットの上でトイレをしたり…。

そのようなことが目の前で起きれば、「ちょっと!」「だめ!」「何してるの!?」などと大きな反応を示して犬に近づいていくでしょう。

このような場合は飼い主さんに怒られるはずですが、それでも自分に注目を集めることができたことに犬は満足します。

大好きな飼い主さんにされて最も嫌なことが「無視」なのです。

4.離れた場所からじっと見つめる

伏せているレトリバー

飼い主さんがほかの犬をかわいがっていたり、家族と楽しそうに話し込んでいたり、テレビやスマホに夢中になっていたりすると、犬は嫉妬をして自分の方に注目を集めようとすることが多くあります。

しかし、中にはすねて遠く離れた場所からじっと飼い主さんを見つめるという行動を取ることもあるのです。

吠えたりいたずらをして大きくアピールするだけでなく、状況を観察しながらさみしげな目で飼い主さんと嫉妬の対象を見つめている時はややあきらめの気持ちも混ざっているかもしれません。

あまりにもその状況が長く続いてしまうと、嫉妬の気持ちをこじらせて飼い主さんへの信頼を失ってしまったり、攻撃行動に出てしまったりすることもあるので注意しましょう。

まとめ

じっと見つめる子犬

犬は飼い主さんのことが大好きで、さまざまなものに対して嫉妬の感情を持つことがあります。

嫉妬をしている時は「自分のことを見て欲しい」という気持ちがあるため、強引に間に割って入ったり、大きな声で吠えたり、飼い主さんが困る行動をして注目を集めようとします。

また、そうしたわかりやすい行動ばかりではなく、すねてしまって遠い場所から様子を伺ったり飼い主さんが見えない場所に行ってしまったりすることも。

嫉妬から起こす行動はかわいらしく微笑ましいものでもありますが、あまりにも嫉妬の感情が強いと思わぬトラブルを起こしたり、飼い主さんとの関係性が悪化してしまったりするので注意して接するようにしましょう。

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