犬を『多頭飼いしてはいけない人』の特徴4選

犬を『多頭飼いしてはいけない人』の特徴4選

犬を多頭飼いできるのは限られた人です。絶対に犬を多頭飼いしてはいけない人がいます。『犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴』をまとめました。

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犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴

ボールで遊ぶ三頭の柴犬

1.経済的な余裕がない

経済的な余裕がない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

  • 毎月のトリミング代 1万円
  • 1カ月の食費 1万5000円
  • 毎月の医療費 1万円
  • 1カ月の日用品代 5000円

多頭飼いにかかる毎月の費用が4万円と聞いていかがでしょうか。

毎月かかる費用は犬種によって異なります。年齢によっても変化します。

持病や慢性的な病気があると費用が倍以上になることもあります。ケガや病気で治療・手術・入院・通院ともなれば数万円~数十万円の費用が突然必要になることもあります。

経済的に余裕がなく、適切な医療や一切の予防医療を受けさせてあげられない、大容量で安価なドッグフードでなければ食べさせてあげられないという人は犬を多頭飼いしてはいけません。

2.居住環境に余裕がない

笑顔の二頭のポメラニアン

居住環境に余裕がない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

  • 犬それぞれに専用のスペースを与えることができない
  • 多頭飼い可の賃貸ではない

犬にとってストレスの少ない居住環境にするためには、ケージやベッドもそれぞれに用意し、お水もトイレもそれぞれに用意しなければなりません。

ペットの飼育が可能な賃貸でも多頭飼いは許可していない、多頭飼いが可能だけれど中型犬以上は不可なんてことがあります。確認せずに多頭飼いすると退去しなければなりません。

居住環境に余裕がない人、多頭飼いに適切な居住環境ではない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

3.時間に余裕が持てない

寄り添う四頭のコーギー

時間に余裕を持てない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

  • 寝坊することが多い人
  • 休日は昼過ぎまで寝ている人
  • 飲み会やデート、付き合いで深夜に帰宅する人

このような人は多頭飼いどころか犬を飼うのに相応しくありません。

朝はお散歩やトイレや食事のお世話を十分にできるよう予定よりも1時間は余裕を持っておきなければなりません。

平日に働いている人は土曜日・日曜日に動物病院へ行かなければなりませんが、ほとんどの病院が午前中診療です。昼過ぎまで寝ていては適切な診察や治療を受けることができません。

深夜になるなど帰宅時間が遅い人は犬をお留守番させる時間が長いということです。慢性的なストレスを抱えた犬は心も体も病んでしまいます。

愛犬のための時間は作るものです。時間に余裕を持つことができない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

4.平等に愛することができない

枝をくわえて遊ぶ三頭の犬

平等に愛することができない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

  • 「一切無駄吠えをしない犬」と「無駄吠えばかりする犬」
  • 「飼い主に忠実な犬」と「わがままで言うことを聞かない犬」
  • 「甘えん坊な犬」と「飼い主とベタベタするのが苦手な犬」
  • 「すぐに理解できる犬」と「覚えが悪い犬」
  • 「社交的な犬」と「攻撃的な犬」

犬は賢い動物ですが、人間の言葉や意味や行動を理解できるまでにかかる時間はそれぞれ違います。性格も違えば個性もあります。

どんな犬も家族として我が子として迎えたのであれば、平等に愛することができなければなりません。

自分の言うことを聞いてお利口さんだから可愛い。わがままで言うことを聞かず反抗的な態度を取るから可愛くない。わがままにも言うことを聞かないのにも理由があります。反抗的な態度は飼い主の接し方に問題があります。

理解もしようとせず、改善しようともせず、平等に愛することができない人は犬を多頭飼いしてはいけません。

まとめ

並んで歩く三頭の犬

犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴を4つ解説しました。

  • 経済的な余裕がない
  • 居住環境に余裕がない
  • 時間に余裕が持てない
  • 平等に愛することができない

ひとつでも当てはまる人は犬を多頭飼いしてはいけません。犬を飼うにも相応しくない人です。

犬は人ではなく動物ですがアクセサリーではありません。命であり大切な家族・我が子・パートナーであり、愛すべき存在です。

犬として尊重し、自分自身と同じくらい大切にしてあげてください。

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