犬との関係性が崩れてしまう『絶対NG行為』3選

犬との関係性が崩れてしまう『絶対NG行為』3選

「犬は三日飼えば一生恩を忘れない」と言いますが、崩れない信頼関係はありません。今回はわんことの関係性を崩してしまう恐れがある行為についてまとめました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

暴力を振るう

男性の拳

わんこに対する行為で最もやってはいけないこと、それは間違いなく暴力を振るうことです。たとえ本人が「しつけでやっている」つもりであっても、わんこはそうはとらえていませんし、まぎれもなく虐待です。

暴力で相手を支配しようとしたときに、真の信頼関係は生まれません。もちろんわんこがイタズラをしたときや指示に背いたときなどには、それが「いけないこと」であることを理解させることが必要です。

そのためには毅然とした態度で叱ることが大切ですが、手を出すことは絶対にあってはいけません。手を出した瞬間にわんことの関係性が崩れてしまうだけでなく、わんこにはトラウマが残ります。

わんこは人間を簡単に傷つけることのできる、するどい牙と爪を持っています。けれど、それを容易に使わないのはなぜでしょう。わんこに手を出してしまいそうになったら、立ち止まってそれを考えてみてください。

叱るときに名前を呼ぶ

イタズラをした犬

他者と関わるとき、関係性を築こうとするとき、「相手の名前を呼ぶ」という行為にはとても重要な意味があります。名前を呼ばれることで相手は自分をしっかり認識されていると感じ、親近感や信頼感が生まれます。

そう感じるのはおそらく人間だけではないはず。わんこも名前を呼ばれ、ほめられたり可愛がられたりすることで、飼い主さんとの絆を再確認しているでしょう。

わんこのイタズラ現場を発見したとき、注意を引くために思わず「ポチ!!」と叱責の口調で名前を呼んでしまっていませんか?こうした叱り方をくり返していると、わんこは「名前を呼ばれる=叱られる」と学習してしまい、自分の名前が嫌いになったり、名前を呼ばれただけで萎縮するようになってしまいます。

こうなってしまうと、重要なしつけの1つである「呼び戻し」もできなくなってしまい、いざというときに困ります。また「名前を呼ぶ」というコミュニケーションが成立しなくなり、信頼関係も損なわれます。 それに、あなたや家族がせっかく考えてつけた、愛犬の大切な名前。愛犬に嫌いになってほしくはないですよね。

おやつやおもちゃをじらしすぎる

おやつを鼻に乗せた犬

わんこにおやつを与えるときや、おもちゃで遊んでいるとき、「マテ」や「トッテコイ」を取り入れることもありますよね。「マテ」でおやつを待っているときや、「トッテコイ」でおもちゃを追いかけていくとき、嬉しそうで楽しそうなわんこのキラキラした表情はとても無邪気で可愛らしく、ついついイタズラ心が騒いでしまったことはありませんか?

「マテ」をさせたまま長時間にわたっておやつを与えなかったり、「トッテコイ」でおもちゃを投げたふりをしてどこかに隠してしまったり。わんこの素直な態度が可愛いゆえの行動なのはわかりますが、やりすぎは禁物です。「好きな子ほどいじめたくなる」では済まないこともあるのです。

わんことの関係性の基本は「信頼」です。「待ったら必ずおやつをくれる」「おもちゃを持ってきたら必ず投げてくれる」という全幅の信頼があるからこそ、わんこは飼い主さんの指示に従い、期待するのです。

じらしすぎてしまうと、「この人は約束を守ってくれない」と見限られ、信頼関係が崩れてしまう恐れがあります。じらしすぎには要注意です。

まとめ

寄り添う少年と犬

いかがでしたでしょうか?「犬は裏切らない」という言葉があるように、わんこは一度信頼を寄せた人間に対して、その信頼を自ら断ち切ることはほぼありません。ですが人間がわんこを裏切れば、信頼関係は崩れてしまいます。

一度失った信頼を回復するのが難しいのは、人間関係だけではありません。愛犬との絆を壊さないためにも、責任を持った行動をとりましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    犬は手を加えなければ解らないほど劣った脳ではありません。反省の概念がなくても何が良くないのかは解ります。繰り返しやれば必ず期待に応えます。個体により差はあるかもしれませんが応える日は必ず来ます。
    名前はコンタクトのコマンドです。これが出来なきゃ何も始められません。名前=マイナスにならないよう気を付けましょう。つけた意味がなくなります。
    反応が可愛いのは解りますが何事にも全力な犬に焦らすのは少し可愛そうな気がします。度を過ぎれば信頼を失くします。信頼関係、失くすと人も犬も不幸になります
    犬は絶対に裏切りません。裏切るのは人です。犬が裏切ったと思うのは人だけです。裏切ったら信頼なんてしません。失くした信頼を取り戻すのは困難を極めます。飼い主の行動ひとつに責任がかかります。あなたは愛犬のの最高責任者です
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