犬が苦手な犬の特徴
固まる
犬が苦手な犬は他の犬が近づくと固まって動かなくなることがあります。
身動きをせずにジッとしていることで相手が去って行くのを待っているのです。
逃げ回る
犬が苦手な犬は他の犬が近づくと逃げ回ることがあります。
相手は興味を持ってくれていてお尻のにおいを嗅ぎたがるのですが、犬が苦手な犬は尻尾を下げて逃げ回るのです。
飼い主の後ろに隠れる
犬が苦手な犬は他の犬が近づくと飼い主の後ろに隠れることがあります。
飼い主が自分のことを守ってくれることを分かっているからです。
威嚇する
犬が苦手な犬は他の犬が近づくと唸る・吠える・飛びかかる・噛みつくなど威嚇することがあります。
犬見知りな愛犬を持つ飼い主を最も悩ませる特徴ですよね。
犬が苦手な犬に他の犬と仲良くなってもらう方法
1.社交的で積極的な先輩犬と一緒にお散歩する
他の犬を威嚇することがないのであれば、社交的で積極的な先輩犬と飼い主にサポートしてもらう方法があります。
犬が苦手な犬が自分から他の犬に近づいて遊びに誘うことがないからです。
初めはお散歩の時に一緒に並んで歩くだけで良いです。だんだんと先輩犬に会えることを楽しみにするようになります。
公園やドッグランに立ち寄って、一緒にボールを追いかけて遊ぶ、追いかけっこをするなどステップアップしてみてください。
飼い主同士が仲良く楽しそうにする様子を見せることもポイントです。
2.飼い主が手出しをしないこと
犬が苦手な犬をドッグランに連れて行っても他の犬と遊ぼうとしません。それでも飼い主は手出しをすることなく見守ってあげてください。
固まって身動きしない愛犬の元に他の犬が次々と寄って来てくれます。ただにおいを嗅ぎに来る犬もいれば、挨拶をしてくれる犬もいます。
おもちゃを渡してくれたり遊びに誘ってくれる犬もいます。犬同士でコミュニケーションしながら少しずつ仲良くなっていくのです。
犬が苦手な犬が初日でいきなり他の犬と仲良くなることはないと思います。積極的にドッグランや犬が集まる公園などに出かけてみてください。
3.まずは身近な犬と仲良くなる
ご近所さんの犬や友人の犬など身近な犬と仲良くなることから始めてみると良いです。
飼い主同士が初対面や不慣れな関係であると緊張しますよね。その緊張が愛犬にも伝わってしまうと余計に緊張や不安を感じて他の犬を警戒してしまうことがあります。
離れて暮らす家族が犬と暮らしているのであれば、積極的に会ってみるのも良いです。気兼ねなく会うことができる相手なので仲良くなれる確率が高いです。
『犬が苦手』は克服しなければならない?
手を尽くしても犬が苦手なことを克服できない犬もいます。
何としてでも他の犬と仲良くならなければならないわけではありません。
ドッグランに行くこと、他の犬と仲良く遊ぶこと、犬友達を作ることが必ずしも幸せであるとは限りません。
愛犬が望まないのであれば無理に他の犬と仲良くなる必要はありません。
飼い主さんと家族の皆さんでたっぷり愛情を与えてあげてください。その子にとって最も幸せなことだと思います。
なぜ犬が苦手なのか
犬はみんな人見知りや犬見知りをする動物です。
生まれ持って社交的な性格の犬がいたり、社会性を学ぶ上でたまたま他の犬と仲良くなれただけです。
飼い主や家族は同じ群れで暮らす仲間ですが、他の犬や人は「敵」や「怖い対象」としか見ることができない犬もいます。犬が野生で暮らしていた頃の習性が関係しています。
まとめ
犬が苦手な犬に他の犬と仲良くなってもらうための方法は主に3つあります。
- 社交的で積極的な先輩犬と一緒にお散歩する
- 飼い主が手出しをしないこと
- まずは身近な犬と仲良くなる
お友達を作って仲良く遊んでほしい!という飼い主ゴコロよくわかります。
他の犬と接する時は愛犬のペースで気長に付き合ってあげてくださいね。