犬が亡くなる前にやるべき事前準備4選

犬が亡くなる前にやるべき事前準備4選

いつかは必ず訪れる愛犬との永遠の別れ。想像するだけでも辛いものですが、いざというときのために亡くなる前の事前準備を一度考えてみてはいかがでしょうか。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

看取りの場所を決める

診察室

愛犬の死が近いとわかったとき、まず決めるべきなのは看取りの場所です。慣れ親しんだ自宅で看取るのか、医療の充実した動物病院で看取るのか、どちらが愛犬と家族のためになるかをしっかり考える必要があります。

あるいは回復の見込みがなく苦痛を伴う場合には、安楽死という選択肢もあるかもしれません。その場合でも院内での処置に限定される病院もあれば、自宅に往診してくれる病院もあります。理想の看取りをよく考えてみましょう。

葬儀屋さんを決める

葬儀

愛犬の遺体をどのように葬ってあげるかも考えておかなければなりません。当たり前のことですが、遺体は時間が経つと腐食していきます。真夏であればなおさら腐食の進行が速いため、亡くなってからゆっくり考えている時間はなくなります。事前にしっかり下調べをしておくことが大切です。

遺体の葬り方としては、大きく3種類が考えられます。

1.土葬にする

自宅の庭などに穴を掘って埋葬します。ひと昔前は一般的でしたが、現代では住宅事情などもあってあまり例が多くありません。

2.自治体にお願いする

自治体に遺体を引き取ってもらうことも可能ですが、その取扱いは自治体によって大きく異なるので事前の下調べが大切です。丁寧に火葬してくれる場合もありますが、ペットの遺体はあくまで「一般廃棄物」であるとしてゴミと同等に扱われてしまう場合もあります。また火葬してくれる場合でも遺骨は戻ってきません。

3.葬祭会社に依頼する

最も一般的なのはペット専門の葬祭会社に依頼することです。人間の葬儀と同じように丁寧に火葬してくれ、遺骨も家族のもとに戻してくれます。炉を備えた車を持っていて、自宅まで出張火葬に来てくれるサービスなどもあります。

もちろんこれらのサービスや手順は葬祭会社によってまちまちですし、金額についてもピンキリです。しっかり下調べをして、社会的に信頼ができ、飼い主さんの看取りのプランを叶えてくれる葬祭会社に依頼したいものです。

身体を清めるグッズを買い揃えておく

シャンプーボトルと花

心臓が鼓動を停止し魂が体から離れると、筋肉の緊張が緩むために体液が流れ出たりして遺体が汚れてしまいます。なるべく長くキレイな状態を保つためにも、遺体を清めるグッズを用意しておきましょう。

1.大きめのペットシーツ

箱や布団の上に遺体を安置する場合には、にじみでた体液を吸ってもらうために、大きめのペットシーツを体の下に敷いておくと安心です。愛犬が大型犬で室内トイレを設置している場合には、トイレ用のペットシーツがそのまま利用できます。

2.ドライシャンプーやシャンプータオル

闘病生活や介護生活が長かった子の場合、長期間シャンプーができていないことも多いはず。そうでなくても、最期にさっぱりとキレイな身体で送り出してあげるために、シャンプーをしてあげたいものです。

とはいえ水で濡らすシャンプーは現実的ではないですし、遺体の腐敗を早める恐れもあります。水のいらないドライシャンプーか、拭くだけでシャンプー効果のあるシャンプータオルを活用しましょう。これらはペット用品店で介護用品として市販されています。

3.ブラシ

特別に用意をしなくてもほとんどの家庭で持っているとは思いますが、毛並みを整えるためのブラシも必須です。亡くなってから時間が経つと皮膚の油分が失われ、被毛がパサパサになっていってしまうため、できるだけ早い段階でブラッシングをして毛並みを整えてあげましょう。

心の準備

犬と手を繋ぐ

いろいろとご紹介しましたが、何よりも大切なのは飼い主さんの心の準備です。愛犬との別れが近づいていることをしっかり受け止め、現実から目を背けないことが大切です。心の準備が上手くできていないと、愛犬との別れの後、深刻なペットロスに陥ってしまう可能性が高くなります。

愛犬との思い出を振り返ったり、家族と語り合ったり、そして何よりも目の前の愛犬とたくさん触れ合ってたくさん声をかけて、心の準備を整えていきましょう。

まとめ

犬の遺影

いかがでしたでしょうか?愛犬との別れを目の当たりに、もしくは目前にすると、うろたえてしまって何もできなくなってしまう人がほとんどです。ですがそんな状態でバタバタと最期のときを過ごしてしまうと、「ああすればよかった」「こうしてあげたかった」と後悔が残るものです。

ペットロスや後悔につなげないためにも、愛犬が元気なうちから「もしも」のときのことを考えておくことが大切かもしれませんよ。

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