犬のベッドは衛生面を考えて清潔にするべき!
皆さんは愛犬のベッドを定期的に掃除したり洗濯したりしていますか。意外と怠りがちな犬のベッドの洗濯ですが、愛犬の健康面を考えて清潔な状態を保ってあげる必要があります。
犬が外で付けてきた細菌や汚れ、古い抜け毛などがベッドに蓄積されていると、そこから細菌が繁殖してしまったり、カビが生えてしまったりと不衛生な環境状態になってしまう恐れがあります。
犬のベッドを清潔に保つためにも、ベッドを購入する際は、洗濯機で丸洗いできるタイプか、手洗いできるタイプをできるだけ選んであげると良いでしょう。
犬のベッドを洗う時のNG行為3選
犬のベッドを洗う際、絶対に気をつけたいポイントが3つあります。これは通常の洗濯にも言えることですが、犬は肌が弱いためより気をつける必要があります。
1.洗剤を適量よりも多めに使用してしまう
洗濯をする際、より犬のベッドをきれいに洗うためにと洗剤の量を多めに入れていませんか。洗剤を適量よりも多めに使用してしまうと、すすぎの際にきちんと洗剤を洗い流すことができず、ベッドに付着したまま残ってしまう恐れがあります。
ベッドに洗剤の残りが付着していると、そこから雑菌が繁殖してしまい、生乾き臭や細菌の温床となってしまう恐れがあります。
犬はニオイにも敏感ですし、何より雑菌が繁殖したベッドに寝かせたくないですよね。洗剤は、必ず適量を守り、使うようにしましょう。
2.香りの強い柔軟剤を使用する
洗濯する際に柔軟剤を一緒に使う場合は、香りの強い柔軟剤は避けてください。犬にとって、匂いはとても重要です。人間にとって良い匂いであっても、犬にとっては強すぎて刺激臭に感じてしまうことが多いです。
強い匂いのするベッドに横になっていると、安らげるどころかストレスが溜まってしまい、安眠できなくなってしまう恐れがあります。
犬用ベッドだけを洗う場合は、柔軟剤を使用しなくても問題ありません。もしも柔軟剤を使用する場合は、無香料のものや赤ちゃんにも優しい原料が使われている弱い香りのものを使用しましょう。
3.水洗い不可のベッドを水洗いする
犬用ベッドの中には、水洗いができないベッドが数多く存在します。洗濯表示に水洗い不可と書かれているのに水洗いしてしまうと、水を多く吸収してしまい、型崩れや生乾き状態になってしまう恐れがあります。
今まで使っていたベッドが型崩れしてしまうと、犬も違和感を感じますし、何より生乾き状態のまま使用していると、雑菌の繁殖やカビの発生の原因となります。
なるべく水洗い可能なベッドを選ぶようにし、水洗いができないベッドは、犬用の消臭殺菌スプレーや掃除機などを使用し、定期的に日陰干しするなどして殺菌しましょう。
犬のベッドを正しく清潔にするには?
犬のベッドは、犬が日常的に使うものなので、犬に悪い影響を与えないように正しく洗う必要があります。犬用ベッドを洗う際は、以下のポイントに注意して行いましょう。
- 犬用の洗剤と柔軟剤を使用するようにする
- 人間用洗剤の場合は赤ちゃんでも安心な肌に優しいものを使用
- 洗剤や柔軟剤は適量を守る
- 洗濯表示をよく確認する
- 直射日光に当てず風通しの良い日陰で干す
人間用の洗剤を使っても問題ありませんが、肌に刺激の強いものは皮膚炎などを引き起こす恐れがあります。そのため、赤ちゃん用の洗剤など弱刺激性の洗剤を使うようにしてください。
また、直射日光に当てて乾燥させてしまうと、日焼けや型崩れなどベッドが傷んでしまう恐れがあります。なるべく風通しの良い日陰に干して乾燥させるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬のベッドは毎日使うものなので、定期的に洗濯したり掃除したりしてあげる必要があります。しかし、使う洗剤や柔軟剤そして量に気をつけて、犬の肌に優しい洗濯を心がけましょう。