犬はストレスを溜めすぎるとどうなる?5つの症状と解消する方法

犬はストレスを溜めすぎるとどうなる?5つの症状と解消する方法

強い不安や恐怖などを犬が感じ続けると特有の症状が出てくるようになります。今回ご紹介するストレスが原因による犬の5つの症状をチェックし、ストレス解消する方法もぜひ参考にしてください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

初期症状の犬のストレスサインとは?

首をかしげる子犬

言葉が話せない犬は、見た目は楽しそうに見えても、実は不安や恐怖を感じていることがあります。愛犬が抱えるストレスは、飼い主としていち早く知りたいものですね。

具体的に、犬はストレスを感じたり緊張をすると、「カーミングシグナル」と呼ばれるしぐさや行動を見せます。

ストレスサインの初期症状はこのようなものです。

  • あくびをする
  • 全身をブルブル震わせる
  • 目を細める
  • 耳を後ろに倒して腰を低くする
  • 後ろ足で体を掻く
  • 鼻先を舐める
  • 口をクチャクチャする

犬がこのようなしぐさを見せた時は「恐怖心」「緊張感」「警戒心」が高まっている状態です。

「あくびをする」など一見わかりにくい行動もあるので勘違いしやすいですが、前後の行動と照らし合わせて愛犬のストレスチェックを行ってみてください。

ストレスが溜まりすぎた犬の5つの症状

カーテンから覗くパグ

では、ストレス状態が続いてしまった犬は一体どのような状態になるのでしょうか?

ここではストレスが溜まりすぎた犬の5つの症状についてお伝えします。

1.固まってうずくまる

緊張状態の犬は固まってうずくまることがあります。それも鼻やお腹を見せないように丸くなって動かない犬は、大きなストレスを感じている危険なサイン。

丸くうずくまったり、体を震わせている場合は腹痛や発熱に耐えていることが多いです。

しかしそうではなく顔をすっぽり隠そうとしているのは目の前の恐怖から逃げている行動です。

2.「ハアハア」と荒い呼吸をする

激しく動いたわけでも、暑いわけでもないのに「ハアハア」と犬が呼吸を荒らげる時もストレスによる症状です。

強い不安や寂しさを感じた時に見せることがあり、明らかに異変を感じたら早急に落ち着かせることに専念してください。

人間でいう過呼吸のような症状で、大きな雷が苦手な犬にも見られることがあります。このような犬の荒い呼吸を「パンティング」と呼ぶのでぜひ覚えておいてください。

3.手足や尻尾を舐める・噛む・追い回す

柴犬

何らかのストレスが溜まってしまうと、しきりに手足を舐め続けて次第に噛んでしまう症状を見せる犬もいます。

尻尾を追い回し続ける「常動障害」という症状を見せることもあり、果てには尻尾を噛みちぎる犬もいます。

常動障害は柴犬に見られることが多く、これ以外にも「しきりに穴を掘り続ける」といった同じ行動を繰り返す時はケガをする恐れもあるので、注意深く観察してください。

4.その場から逃げてしまう

不安や恐怖や警戒心など、大きなストレスを抱えた犬は、人が近づいただけでその場から逃げてしまうことがあります。身の危険を案じて、隠れてしまったり部屋の片隅にジッと固まってしまう犬も…。

犬は狭くて暗い場所に安静を求めるため、大きなストレスから逃れたい気持ちから部屋の隅で動かなくなることがあります。

可愛がっていたつもりが、実は過干渉となってしまい犬にストレスを与えていることもあります。

場合によっては何らかの病気を抱えている可能性もあるので、こまめにボディチェックを行ってください。

5.うなる

ポメラニアン

犬がうなるのは警戒や威嚇をする時です。尻尾を振りながらうなる犬もいるのでわかりにくいですが、攻撃的になっているのでむやみに手を出すと噛まれてしまいます。

家族の1人だけに対してうなることもありますね。犬との関係を見直す必要があるかもしれません。

体に触れるとうなる犬は、痛みや不調を訴えている可能性もあります。

強いストレスなど与えたつもりはなくても、臆病な性格の犬にとっては恐怖になっているかもしれません。

噛み付く恐れがある場合は、ドッグトレーナーに相談をしながら改善を図ることをおすすめします。

犬のストレスをスッキリ解消する方法

車に乗る犬

愛犬のストレスサインを見つけ、いち早く対処を行っていきましょう。犬のストレスをスッキリ解消する方法をいくつかご紹介します。

運動や散歩で体を動かす

犬のイライラは体を動かすことで解消することが多いです。「最近散歩が足りていない」と感じる方は、たまにはゆっくりと愛犬と散歩に出かけてみてください。

犬が好きなボール遊びや引っ張りごっこで遊ばせるのもおすすめです。

飼い主さんも楽しみながら、たくさんスキンシップしてくださいね!

マッサージをする

ストレスが溜まった犬にはリラックス効果のあるマッサージをしましょう。犬がふせをした状態で、鼻先からゆっくりと背骨に沿って手のひらで撫でます。

耳の裏の付け根にある「風池(ふうち)」というツボは、乱れた自律神経を整える効果があるので軽く押してみてください。

また、首の付け根にある「大椎(だいつい)」もイライラを治める効果があります。

刺激的な経験をさせる

いつもと違うコースを散歩をしたり、初めて会う犬や人と関わったりして、刺激的な経験をさせることもストレス解消につながります。

飼い主さんと一緒に楽しむ経験をたくさんさせてあげましょう。

まとめ

留守番中の犬

人間の社会の中で暮らす犬はストレスを感じやすく、飼い主さんが気づかない内に大きなストレスを溜めてしまうこともよくあるものです。

まずは愛犬がどんなストレスを感じてしまうのか、その原因を突き止めていきましょう。

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