犬がカメラを向けると目を逸らす5つの理由
1.カメラの存在自体が怖い
愛犬が目を逸らすのは、カメラの存在自体を怖がっていることが考えられます。普段はあまり目にすることのない物体がいきなり出てくるので、犬は驚いてしまうのです。
とくに一眼レフなどの大きなカメラだと、それが何なのか理解できず存在自体を恐怖に感じてしまいます。
2.レンズが目に見えている
カメラのレンズが生き物の目のように見えることも、犬が目を逸らす理由の一つです。犬が相手と目を合わせるのは「威嚇」や「攻撃」を意味します。
カメラのレンズは生き物の目のように見えますよね。そのため、カメラを向けられると敵から威嚇されているように感じてしまうのです。
そこで、犬は「争いたくない!」という気持ちを表すためにカメラから目を逸らすことがあります。
3.シャッターの音が怖い
カメラのシャッター音が怖くて目を逸らすことも多いです。人間よりはるかに聴覚が良い犬は、カメラのシャッター音が大きく聞こえます。
存在がよくわからない物体から、いきなり「カシャ!カシャ!」と音がすると怖いですよね。そんな恐怖心から、犬はカメラを向けると目を逸らしてしまうのです。
4.フラッシュに驚く
カメラのフラッシュも犬が目を逸らす理由の一つです。いきなり眩しくなるので、驚いて目を逸らしてしまうのです。
また、シャッター音と同じで、見慣れない物体が急に光を発してくれば、それこそ威嚇されているように感じてしまいます。その恐怖でカメラから目を逸らす犬は多いです。
ちなみに、愛犬の顔の近くでカメラのフラッシュをたいてしまうと、目にダメージを与えてしまいます。
愛犬を撮影するときは、カメラのフラッシュを「オフ」にしておきましょう。
5.飼い主に怒られているように感じる
愛犬の写真を撮るとき「こっち向いて!」「動かないでじっとして!」などと大きな声を出していませんか?
犬からすると、飼い主が知らない物体をこちらに向けて大声で怒っていると感じてしまいます。
そして、同じ状況が続くと「あの物体(カメラ)を飼い主が持っているときは、大きな声で怒られる」と思い込み、カメラを向けられると目を逸らすようになってしまうのです。
愛犬を上手に撮影するコツ
普段からカメラを目につくところに置いておく
まず、犬がカメラを怖くないと思えるように、普段から目につくところに置いておきましょう。
カメラを目にする機会が増えることで「よくわからない物体」から「見たことがある物体」という認識になります。
そして、たまにカメラを持ちながら話しかけてあげたりすると、より日常にカメラがある状態に慣れていきます。
そうすることで、カメラの存在を怖がらなくなり、カメラ目線やリラックスした状態の愛犬を撮影できるようになるでしょう。
撮影するときにおやつをあげる
撮影するときにおやつを使うのも、愛犬を上手に撮影するために有効な手段です。カメラを持ちながら、反対の手でおやつを持って目線を誘導します。
良いタイミングでシャッターを押して、すぐにおやつをあげましょう。そうすると、犬は「カメラを向けられるとご褒美がもらえる!」と覚えてくれて撮影がしやすくなっていきます。
連写する
愛犬の可愛い瞬間を撮りたくても、動きが早くてブレてしまうことも多いですよね?そこで、大事な瞬間を逃さないためにも連写することをおすすめします。
カメラの存在に慣れても、撮影中にじっとしてくれる犬は少ないです。連写機能を使えば、愛犬の可愛い瞬間を写真に収めやすくなりますよ!
優しく声をかける
写真を撮るときの声かけも重要です。犬がカメラから目を逸らす理由でお伝えしたように、カメラを向けながら大きな声を出すと犬は飼い主から怒られていると感じてしまいます。
つい「そこそこ!」などと大きな声を出してしまいそうになりますが、愛犬を上手に撮影するためには優しく声をかけて怖がらせないことが大切です。
まとめ
犬は基本的にカメラの存在を怖がります。愛犬の可愛い瞬間を撮影するためには、カメラは怖くないと思ってもらうことがポイントです。
今回ご紹介した上手に撮影するコツを試すことで、少しずつカメラ目線など愛犬の素敵な写真が撮れるようになるはずですよ!