犬が好むおもちゃの特徴
音が鳴る
犬は音が鳴るおもちゃが好きです。ピィーッと甲高い音が鳴りますが、犬の遊ぶ意欲や好奇心を高める音なんです。音を聞いて大興奮しちゃう犬もいますよね。
おもちゃの中に「鳴き笛」というものが入っています。鳴き笛のみも売られていますので、手作りのおもちゃを作る時に利用してみてはいかがでしょうか。
おやつが出てくる
犬は遊びとおやつが一緒に楽しめるおもちゃが好きです。
天候の悪い日が続くとお散歩に行けず、体にも心にも負担がかかります。そんな時こそ、おやつが出てくるおもちゃの出番です。
おやつが入ったおもちゃを上手く転がすことができると、おやつが飛び出してきます。
室内で軽い運動をさせたい時、超小型犬や小型犬におすすめのおもちゃです。
中型犬以上になると、おもちゃを噛んで破壊することでおやつを取り出そうとすることがあります。
一緒に遊べる
犬は飼い主や同居犬と一緒に遊べるおもちゃが好きです。動体視力に優れているので、飼い主が投げたおもちゃを取りに行って持って来るという遊びが得意です。
同居犬とであればロープなどの引っ張り合いができるおもちゃが好きです。
一緒に遊べるならおもちゃの種類は問わないという犬もいるため、使い古しのタオルがおもちゃ代わりになることもあります。
犬のおもちゃの選び方
1.犬種の特徴をとらえる
狩猟犬・牧畜犬・番犬など、使役犬として働く役割を担ってきた犬種は活発で、体を動かすことが好きです。
小型犬だからといって適切な運動量を与えられずにいるとストレスを抱えます。
体を動かすことが得意な犬には、運動量を確保することができるおもちゃを選んであげるのがおすすめです。
- フリスビー
- ボール
- アジリティー
フリスビーは、プラスチック製よりもシリコン製やゴム製のものがより安全に遊べます。
ボールは誤飲誤食を防ぐため、小さすぎるものは与えないようにしてください。
滑ったり転倒したりしないよう対策をしてあげれば、自宅の室内でも遊ぶことができるアジリティーグッズがあります。
2.体のサイズに合わせる
超小型犬用・小型犬用・中型犬用・大型犬用とおもちゃにもサイズがあります。Sサイズ・Mサイズ・Lサイズと表示されていることもあります。
超小型犬に大型犬用のおもちゃを与えても上手く遊ぶことができません。また、大型犬に小型犬用のおもちゃを与えると、破壊や誤飲誤食の危険が高まります。
愛犬の体のサイズに合ったおもちゃを選んであげてください。
3.買い替えやすいこと
買い替えやすい価格であることも重要です。
犬のおもちゃはすぐに汚れます。欠けたりヒビが入ったりなど破損しやすいです。
衛生面や安全面を考えると汚れて破損したおもちゃでは遊ばせたくありませんよね。
高価でオシャレなおもちゃよりも、手頃な価格で買い替えやすく、衛生面と安全面を守って楽しく遊べるおもちゃを選んであげてください。
おもちゃの正しい使い方と注意点
犬がおもちゃで遊ぶ目的は欲求を満たすことです。
- 動く物を追いかける
- 捕らえる
- 振り回す
- 破壊する(噛む)
犬が獲物を狩る時の行動で、現代の犬にも残る習性であり本能です。これらの欲求を満たすことができるおもちゃや遊び方であれば正しいと言えるのではないでしょうか。
「今日もたっぷり遊んだぞ♡!」と、飼い主ではなく愛犬が満足できることが重要です。
目を離さないで!
愛犬がおもちゃで遊んでいる時、決して目を離さないでください。ひとり遊びをさせたい時もこまめに愛犬の様子を確認してください。
飼い主の目の届く範囲で遊ばせてください。おもちゃを破壊する癖がある犬には、お留守番中のおもちゃは与えない方が良いです。
お留守番の前、帰宅した後に思いっきり遊んであげる方が安全です。
まとめ
犬が好むおもちゃの特徴・犬のおもちゃの選び方・おもちゃの正しい使い方と注意点を解説しました。
犬が好むおもちゃであるかどうか、安全に遊ぶことができるかどうか、実際に与えてみなければわからないこともあります。
おもちゃで遊ぶ愛犬の様子を見て、少しでも不安や危険を感じた時は処分した方が良いです。