犬の態度が悪い時に考えられる理由5選
犬に指示をしても言うことを聞かないどころか、吠えたり唸ったり、果てには噛み付くなど反抗的な態度を取られるとイライラしますよね。しかし犬が言うことを聞かないのは何かしらの原因があります。
まずは犬の態度が悪い時に考えられる理由5選に心当たりがないか探り、その上で対策を考えていきましょう。
1.犬自身がリーダーだと思っている
犬に主導権を握られていると、「飼い主さんの言うことは聞きたくない」と拒まれてしまいます。この場合はいくら指示をしても従うことがなく、かえって反抗的な態度を見せてしまうもの。
まずは飼い主さんが犬のペースに振り回されないことです。
2.指示の意味がわからない
次に考えられるのが、「まて」や「ふせ」などの指示の意味を犬が理解していないということ。指示の言い方が毎回違う、聞き取りにくいなどムラのある指示の出し方が原因であることが多いです。
また、家族によって犬が態度を変える場合も指示の出し方にバラつきがある可能性があります。問題行動を増やさないために、今一度トレーニングを見直してみてください。
3.思春期だから
実は人間のように、犬にも思春期があることが判明しています。
イギリスのニューカッスル大学とノッティンガム大学の共同研究によると、およそ生後8ヶ月ごろが犬は思春期を迎えるとのこと。
犬種や性別によって時期は異なりますが、自我の芽生えやホルモンの影響が原因だと思えば飼い主さんとしても踏ん切りをつけやすくなるでしょう。ただし正しい対処で接していくことが重要になります。
4.病気や老いが起きている
もし犬が急に凶暴化した時は、痛みや痒みがある病気を抱えていたり、老化が原因になっている可能性があります。体に触れようとしただけで怒る場合は、骨折や関節炎、ヘルニアなどを起こしていることも少なくはありません。
てんかんや認知症などが原因で、全く言うことを聞かなくなることもあります。犬に異変を感じたら早めに獣医師に相談してください。
5.怒られるのが怖い
犬が反抗的な態度を取るのは、恐怖心や警戒心から来ているのかもしれません。叱られた時のトラウマが根深いほど犬の態度は悪くなってしまいます。
しつけのために叱りすぎるのはNGです。犬を褒める回数よりも叱る方が上回っている場合は、見直しを行うべきでしょう。
犬が言うことを聞かない時の対処法
犬が反抗的な態度を取る理由が「飼い主さん側にある」と感じる場合は、しつけトレーニングの見直しを行いましょう。毎日行うことで、やがて犬の態度は改善するはずです。対処法のポイントは次のとおり。
- 飼い主が主導権を握る
- 統一した指示をする
- アイコンタクトを取る
- その場で褒めたり叱る
- 愛犬からの要求には無視をする
まず重要なのが飼い主さんがリーダーになることです。
愛犬の態度に振り回されないために、要求吠えには一貫して無視をすること。散歩中も犬の自由にさせずに、リードは短めに持って「まて」など指示が出せる距離を保つようにします。
指示の出し方にも統一感をもたせましょう。アイコンタクトを取って意識を飼い主さんに向けられるようになれば、信頼関係を取り戻すことができます。
まとめ
犬の態度の悪さにお悩みの方は、しつけトレーニングの見直し行う機会を作りましょう。愛犬にとって頼りのあるリーダーになることを目標にして、犬に主導権を握らせないことが大切です。
もし病気やケガの可能性が考えられる場合は、お早めに獣医師へ相談してくださいね。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
犬は言葉を音として認識してます。言葉そのものを認識してるわけではないのでトーンや言い方、声の強弱を付けて指示を出して下さい。例えばフセとマテ、フセは普通にマテは強く言うようにする。あとハンドサインも付けると良い
思春期だからってやらないわけにはいかない。さっきも言ったけど確立した上下関係さえ築ければ思春期でさえも指示には聞ける。上位者の指示は絶対だから。
病気や老いなら症状に気づくはず。常に日頃愛犬をみてるなら体調変化に気付くべき。これは俺達飼い主の役目。
躾のために叱るのは構わないが誉めることをしないのは宜しくない。叱り誉めて少しずつ積み重ねるしかありません。誤りは叱り減らし善しは誉めて増やす。これが基本で永久に変わらない躾法。
犬の全ては飼い主が握ります。権利も命も犬の全てを。飼い主は犬を飼う主でなく責任兼管理者です。犬の全てを負うのは責任や管理もつくものです。簡単には飼えません。買うと飼うは別ものです。俺の愛犬も買ったのは今は別居してる兄だけど飼ってる、最高責任者は俺です。全て俺が握ります。若いしまだこれが初めてだけど他の飼い主には負けないぐらい責任を持ってます最高の飼い主を目指す飼い主の一人