犬のしっぽの仕組み
犬のしっぽには尾骨があり、6~23個の尾椎で形成されています。しっぽの先が細く尖っているのは、先端部分の尾椎が小さくなっているためです。
しっぽの長さは犬種によって違いがあるため、尾椎の数には幅があります。
また、尾椎周りの筋肉を収縮させ、しっぽをあらゆる方向へ自由自在に動かすことができます。しっぽをブンブン振り過ぎると、筋肉痛になることもあるようです。
しっぽが下がっているときの犬の心理
1.恐怖心から怯えている
おなかにくっつく程にしっぽが後ろ足の間に垂れていたら、恐怖を感じて自分の体を小さく見せようとしています。
飼い主に叱られたとき、自分より大きな犬に遭遇したとき、相手に対して敵意がないことをアピールする仕草です。
2.リラックスしている
穏やかな表情を浮かべ、ゆったりとしっぽが自然に下がっているときは、体の力を抜いてリラックスできている証拠です。
犬のおしり側から見て、しっぽが右に振れていたら、ポジティブな気持ちを表しているそうですよ♪
3.体の異変を感じている
元気がなく、しょんぼりした様子でしっぽを下げていたら、怪我や病気で体が辛いと感じているのかもしれません。
例えば「椎間板ヘルニア」は神経や脊髄を圧迫し、下半身麻痺などの症状が起こります。動かしたくてもしっぽを動かせない可能性が考えられます。
まとめ
では今回の内容のおさらいです。犬のしっぽが下がっているときは、3つの心理が考えられます。
- 恐怖心から怯えている
- リラックスしている
- 体の異変を感じている
お伝えしきれなかった「しっぽの種類」が分かると、もっと理解が深まると思います。機会があればご紹介していきますので、お楽しみに!