犬に使うべきではない『ハーネス』の特徴3選!NGな理由や正しい選び方を解説

犬に使うべきではない『ハーネス』の特徴3選!NGな理由や正しい選び方を解説

犬用のハーネスにはさまざまな種類があります。犬の安全や快適性を守るために、デザインだけでなくそれぞれの機能や特徴で選ぶようにしましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.デザイン性重視の洋服型ハーネス

オレンジのハーネスをしている犬

犬のハーネスの中には、まるで洋服のように見えるタイプのハーネスもあります。

布地部分が多いので、紫外線対策や防寒対策に役立つこともありますし、一般的にファッション性が高い傾向にあるので着せる楽しみもあるでしょう。

また、綿が入ったものややわらかい生地でできたものは、体にかかる衝撃や負担を軽減する効果もあると思います。

しかし、デザイン性を重視したタイプのハーネスの場合、耐久性が低いため、犬が強く引っ張ったときに生地が破けてしまうこともあります。

普通の洋服と変わらない生地で作られたハーネスや薄手のハーネスはそうした傾向が強いので、注意して選ぶようにしてください。

また、お気に入りの洋服の背中部分にリードフックが取り付けられたものなども見られますが、これは非常に危険です。

後から取り付けられた金具は外れたり、周辺の生地が裂けたりする可能性が高いので、使用しないようにしましょう。

2.体に負担がかかりやすいハーネス

ハーネスをしているブルドッグ

ハーネスは、首輪に比べて犬の体に負担がかかりにくいと考えられています。そのため、子犬や老犬、引っ張り癖のある犬などにハーネスを使うことも多いと思いますが、ハーネスの形状やつけ方によっては体の一部に負担がかかりすぎることがあるので注意が必要です。

体に合っていないサイズのものや、細いひもタイプのものは首や脇部分などに負担がかかることがあるのでしっかりと確認してください。

小型犬の場合は、ハーネスをつけた状態でハーネスの背中部分を持って全身を水平に持ち上げてみてください。

このときに水平に持ち上げられず体が傾いてしまったり、首などの一部が絞まるような形になってしまう場合はNGです。犬が引っ張ったり遊んだりしたときにも同様のことになり、犬が苦しい思いや痛い思いをしたりする可能性があります。

犬の体に負担がかかりにくいハーネスとしては、両肩をそれぞれの穴に通す「H型」がおすすめです。

体をしっかりとホールドできる上に首元が開いていて気管支を圧迫したり、首の骨に負担をかけないので、呼吸器系に疾患がある犬や子犬、老犬などにも適しています。

3.サイズ調整できないハーネス

水色のハーネスをしている犬

市販されているハーネスのほとんどがサイズ調整をすることができると思いますが、中にはサイズ調整ができないものや1段階程度にしか調整できないものがあります。

このようなタイプだと、愛犬の体にぴったりとフィットさせることができない場合があるので避けた方がいいでしょう。

サイズ調整できないものは比較的価格がリーズナブルなので、つい選んでしまいがちですが、安全性を考えるとおすすめできるものではありません。

サイズが合っておらずゆとりがあると、犬が引っ張ったときなどに片足や胴部分がするっと抜けてしまうことがあります。

反対に、ハーネスがきつすぎると被毛や皮膚と強く擦れ合ってしまい、傷や炎症を引き起こすこともあるので注意しましょう。

段階的なサイズ調整だけでなく、細かな微調整にも対応するハーネスの方が体にしっかりと合わせやすいので、購入時にはサイズ調整の方法についてもチェックしてみてください。

まとめ

ペットショップにいる犬

犬のハーネスはデザインも形状もさまざまなものがあるので、購入時に迷ってしまう人も多いと思います。

ハーネスを購入する際に最も大切なことは、愛犬のサイズにぴったりと合ったもので、耐久性が高く、安全を確保できるものを選ぶということです。

また、実際に使用しはじめてから「歩くと思ったより脇がきつそう」「引っ張ると片足が抜けることがある」など、不安に感じることが出る場合もあります。そのようなときは、我慢して使うのではなく、すぐに体に合うものに買い替えたり、首輪と併用して使うなどの対応をすることをおすすめします。

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