「ドッグラン」ってどんな場所?
「ドッグラン」は、犬のリードを外して運動させることが出来る施設です。
散歩では行動が制限されてしまいますが、ドッグランはフェンスで囲われたスペースになるので、犬が自由に走り回れる貴重な遊び場になります。
「民営/公営」「無料/有料」「屋内/屋外」など、運営形態は様々です。ドッグランの地面に使われる素材も、犬によって好みが分かれると思います。代表的な素材は4つあります。
《ドッグランに使われる素材》
- 砂利
- 天然芝
- 人工芝
- ウッドチップ
迷惑になるドッグランでの「NG行為」
1.愛犬を全然見ていない
犬を監視するのは、飼い主の義務になります。飼い主同士の会話やスマホに夢中になって、犬をほったらかしにするのは危険です。
他の犬と喧嘩になっていないか、入口のゲートから逃げ出したりしていないか、常に自分の犬が視界に入るよう努めましょう。
排泄してしまった場合はすぐに対処しましょう。おしっこ防止にマナーベルトやおむつをはかせるのもおすすめです。
2.マウンティングを止めない
マウンティングは犬の習性であり、正常な行動です。しかし、相手の犬が嫌がって攻撃的になる可能性がありますし、見ている人を不快にさせ、失礼にあたります。
マウンティング行為を見掛けたら、すぐに犬を引き離すようにして下さい。
3.タバコを吸う
ドッグランは火気厳禁となっています。火災の発生や受動喫煙のリスクがあるため、ドッグラン内でタバコを吸うのは絶対にやめて下さい。
所定の喫煙所が設けられている場合には、喫煙ルールを守りましょう。
4.飼い主の許可なく犬の写真を撮る
可愛い犬を見つけたからといって、飼い主の許可を得ず、勝手に写真を撮るのはマナー違反です。
SNSに写真を載せる際も、無断でアップすると後々トラブルになります。どちらも飼い主の承諾を得ることが不可欠です。
5.犬以外の動物を連れて行く
ドッグランは犬専用の施設です。猫やうさぎ、フェレットなど、他の動物はドッグランを利用することが出来ません。
感染症まん延防止のため、犬に関しても、ワクチン接種が済んでいることが利用上のルールとなっています。
「ドッグラン」でストレス解消!
ドッグランの利用目的は、犬同士、飼い主同士の交流に限ったことではありません。飼い主のエゴで犬のストレスが溜まってしまっては、本末転倒です。
他の犬と馴染むのが苦手な性格の犬には、貸切で利用出来るドッグランを探してみてはいかがでしょうか。周りを気にせず走り回ることが出来るのも、ドッグランの魅力の1つです。
「アジリティー」と呼ばれるスポーツの練習で、ドッグランを利用する方もいます。本格的なアジリティーに挑戦したことはありませんが、「シーソー」「ドッグ・ウォーク」だけは、我が家のチワワも得意としています。
※安全のため、アジリティーは経験者のみ利用可としている施設が多いようです。詳細は、各施設の利用規約をご確認下さい。
まとめ
ドッグラン内での飲食やおもちゃの持ち込みについては、施設によってルールが異なります。
ひとりでもルールを守らない飼い主がいると、悪い口コミが広がり、ドッグランに対するマイナスイメージがついてしまいます。
ワクチン接種(狂犬病・混合ワクチン)、ノミ・マダニ・フィラリア予防、定期的な内部寄生虫の駆虫はみんなが使うドッグラン利用の最低マナーと言えるでしょう。
みんなが気持ち良く安心して利用出来るよう、決められたルールを守り、思いやりをもって行動しましょう。同じ犬種や、年齢の近い犬など、お友達が出来ると良いですね♪