犬のツンデレとは?
一般的にツンデレとは、愛情がある相手に対してわざと冷たく接したり、一見クールに見えて実は甘えん坊!といったギャップのある性格や行動のことを指します。
犬の場合のツンデレは、飼い主さんから見て「冷たいなあ」と感じる犬の行動に対してよく使われています。
ただし、本当に犬が飼い主さんに冷たくしていることは少なく、犬と人間の行動パターンの違いから「冷たく見えているだけ」というケースばかりです。
「うちの愛犬は自分に冷たい」と感じている飼い主さんは、ぜひ犬の行動の意味を知ってくださいね!
犬がよくするツンデレ行動7選
好きな人にツンデレ行動をされてキュン!とするように、愛犬のツンデレ行動に振り回されている飼い主さんがたくさんいるようです。
まるで飼い主さんの心を見抜いているような、クールな犬の態度のツンデレ行動7選をご紹介します。
1.遊んでいる最中にうなり声をあげる
ロープ遊びなどをして盛り上がってきたはずなのに、犬が「ウ~!」とうなり声をあげることがありますよね。
急に怒り出したように見える犬のよくあるツンデレ行動ですが、これはただ単にテンションが上がっているだけなんです。
でも、吠えグセをつけないためにはそれ以上興奮させない方がいいですね。
「おすわり」「ふせ」などのコマンドで、いつでも遊びを中断できるようにトレーニングをしておくといいでしょう。
2.帰宅しても出迎えてくれない
「ただいま」と帰宅しても愛犬は駆け寄ってくるどころか、寝そべったまま無反応…。そんな愛犬のツンデレ行動を見てもガッカリすることはありません。
おそらく愛犬は、目でチラッと飼い主さんを見たり、耳を傾けて音を確認しているはずです。そして「今は駆け寄るタイミングではない」ということを、きちんと理解している証拠でもあります。
3.背中を向けて座る
なぜか背中を向けて座る愛犬のツンデレ行動を見て、「そっぽを向かれてしまった」と残念な気持ちになっていませんか?
犬が背中やお尻を見せるということは、信頼されている証拠です。
愛犬が背中を向けて座るときは、とてもリラックスしている良い状態を表していますよ!
4.名前を呼んでも尻尾を一振りするだけ
愛犬の名前を呼んだり「おーい」と話しかけても、尻尾を「フリ…」と一振りされて終わることもありますよね。そっけない愛犬の態度に物足りない気持ちになるかもしれません。
しかしツンデレだと感じてしまうその犬の態度には、飼い主さんとの深い関係性を表しています。
名前を呼んで駆け寄ってくることはなくても、ちゃんと尻尾で反応を示しているなら何も心配はありません。
むしろ長年連れ添った夫婦のように、「聞こえてるよ」ときちんと反応してくれています。
5.飼い主さんの足元でただ伏せをする
ふと愛犬がふらっと寄ってきて、足元でゴロンとふせをすることありませんか?どこかツレナイ行動に見えますが、大好きな飼い主さんの近くでリラックスしている良い行動です。
また、飼い主さんと一定の距離を保って犬が寝ている場合も、良い信頼関係が築き上げられているサインと受け止めることができます。
6.撫でてあげたのにどこかへ行ってしまう
自分から寄ってきたのに、少し撫でてあげたらスッとどこかへ行ってしまう…そんな愛犬のツンデレ行動に翻弄させられている飼い主さんへ。犬のタイプによっては「少し撫でられるだけで大満足♡」という子もいます。
決して撫で方が気に入らなかった訳ではなく、むしろ「撫でてくれてありがとう」という気持ちで立ち去っているはずです。
これからも付かず離れずの愛犬と良い関係を継続させてくださいね。
7.見つめ返したのにプイッと逸らされる
視線を感じて振り向くと、愛犬が見つめていた。嬉しくて見つめ返したら「プイッ」と目を逸らされてガッカリ…。こんな経験ないでしょうか?
犬が飼い主さんを見つめるのは愛情表現のひとつです。そして目をそらす多くの場合が「敵対心はありません」という犬の習性からくるものです。
愛犬がストレスや要求を抱えていない様子であれば、嬉しいツンデレ行動だと受け止めておきましょう!
まとめ
犬のちょっとクールなツンデレ行動を見ることができるのは、飼い主さんにしかない特権です。
長く一緒に生活するほど信頼関係も深まり、ますますツンデレ行動が多くなるかもしれません。
愛犬からの愛情表現をしっかり受け止めて、これからも良い関係を築いてくださいね!