雨の日は犬の『散歩』をするべき?しない方がいい?メリットとデメリット

雨の日は犬の『散歩』をするべき?しない方がいい?メリットとデメリット

「雨の日の散歩」にはメリットもデメリットもあるでしょう。雨の日の散歩はするべきか、しない方がいいのか、注意点や雨の日の散歩におすすめの場所などを解説します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

雨の日の散歩はするべき?しない方がいい?

濡れた道を歩くコーギー

するべき

愛犬が散歩に行きたくて大騒ぎするのを飼い主や家族がやめさせてあげることができない、または散歩に行かないと排泄しないのであれば「雨の日の散歩はするべき」でしょう。

少しでも散歩して犬が落ち着けるのであれば、5分や10分でも歩いてあげると良いでしょう。排泄のためだけの散歩も、近距離で済むことが多いでしょう。

しない方がいい

犬が「濡れたくない!」「行きたくない!」と拒否する時は「雨の日の散歩はしない方がいい」でしょう。

雨を理由に行きたがらない犬を無理やり散歩させる必要はありません。

健康のために、ダイエット中だから少しでも歩かせたい、などと様々な理由で散歩させたい飼い主の都合があるかもしれません。

しかし、健康やダイエットのための運動は、散歩に行くより量は少なくてもある程度は室内でもできるでしょう。室内で愛犬とできる遊びを考えて、雨の日は遊びの時間を増やしてみましょう。

「するべき」で書いたように、散歩に行かないと絶対に排泄しない犬もいます。しかし、「外に出て排泄したい」のに「雨が嫌い、濡れるのを嫌がる」犬もいます。そのような場合には、トイレを我慢しながら「外に行きたいけど、行きたくない」と犬も葛藤します。

排泄しに外に行きたいのに雨のせいで散歩の回数がいつもより少なくなっていたり、排泄しに外に行きたいのに雨だから外に出たくなくてトイレを我慢していたりなど、散歩でしか排泄しない犬にとって雨はストレスの原因となります。できれば、排泄は室内でもできるようトレーニングしてあげてください。決まった掛け声で排泄を促すトレーニングもあります。

性格やそれまでの環境によっては、いつも過ごしている場所では絶対に排泄をしようとしない犬もいます。その場合には、玄関や玄関を出たところ、自宅の中でもいつもは行かない場所などにトイレを設置し、トイレトレーニングを試してみると良いかもしれません。

雨の日の散歩「メリット」と「デメリット」

濡れた窓、外を眺めるヨーキー

メリット

  • 運動ができる
  • ストレスの発散になる
  • 犬が喜ぶ、楽しめる

これらは全て、犬が雨を嫌がらなければ、の話です。

運動やストレスの発散は雨の日以外にも可能ですし、外で運動したければ晴れた日に思いっきり楽しめばよいですね。

また、運動やストレスの発散などは、室内でできることも多くあります。小型犬でしたら室内でもそれなりに運動させることができるでしょうし、大型犬で自宅で運動させるのが難しい場合には、犬用の知育おもちゃなどを使ったり、飼い主さんとかくれんぼやおやつ探しゲームなどをして頭を使わせることで、ある程度ストレスを発散させることができます。

犬自身が雨の中でも喜んで散歩に行くようであれば、飼い主さんが無理をしない範囲で散歩に行くと、上記のようなメリットが得られるでしょう。

デメリット

  • 道路が不衛生かもしれない
  • 体や手足が汚れる
  • 散歩後のお手入れが大変
  • シャンプーをしないと犬臭さが強くなる
  • 飼い主がびしょ濡れ
  • 傘やレインコートなどの準備と片付けが手間

雨の日は後始末されずに放置された糞尿が流れ出します。犬の糞が放置されることはあってほしくはないことですが、雨水には汚物が大量に混じっていると考えてよいでしょう。

体や手足には泥や雨水などが飛び跳ねて汚れますし、シャワーで流す・シャンプーする・乾かすなど、散歩後のお手入れに手間と時間がかかります。

小雨に濡れる程度でも犬臭さが強くなることが多いでしょう。愛犬が汚れないように、濡れないようにと気遣うあまり、飼い主はびしょ濡れになることも。

自分はびしょ濡れになりながら、愛犬にレインコートを着せて傘までさしてあげて散歩している飼い主を見かけることもあるのではないでしょうか。

仮に自分と犬があまり濡れたりせずに済んでも、レインコートや濡れたお散歩グッズなどの片づけに手間がかかることもあるでしょう。

また、レインコートを着るのを嫌がる犬もいます。その場合には、できるだけ愛犬に傘をさしてあげたり、帰ってきてからシャンプーをすればいい、拭けばいい、と濡れながら散歩をしたりすることになるでしょう。

雨の日の散歩におすすめの場所・方法

伏せている赤柴

室内ドッグラン

数は少ないですが、室内ドッグランもあります。

利用には屋外のドッグランと同様、またはそれ以上に様々な条件もあり、利用料金はお高めです。もし近くにあれば、雨の日は室内ドッグランにでかけるのもいいですね。

ドッグカートに乗って散歩

雨の日はドッグカートに乗ってお散歩するのはどうでしょうか。外を眺めることが大好きな犬はこれだけでも喜んでくれるでしょう。

景色や人の流れを目で見て楽しんだり、ニオイを嗅いだり音を聞いたりして外を楽しむことができます。

車に乗ってドライブ

ドライブが大好きな犬は車に乗せて出かけるだけで喜んでくれるでしょう。

ドッグカフェに寄る、ホームセンターに寄る、犬同伴OKの飲食店に寄るなど、負担にならずに犬も楽しめる範囲で寄り道するのも雨の日の楽しみにできるのではないでしょうか。

まとめ

レインコートを着たチワワ

雨の日は犬の散歩をするべき場合もあればしない方が良い場合もあります。メリットもあればデメリットもあります。何がメリットになって何がデメリットになるかは、飼い主さんや犬の性格などによっても変わってくるでしょう。

どうしても雨の中を散歩しなければならない理由には主として、「排泄」があるのではないでしょうか。室内でも排泄できるようにトレーニングをしてあると、犬にとっても飼い主さんにとってもメリットがありますね。

雨の日の散歩には、犬が嫌がらない範囲で犬用のレインコートやレインシューズを活用してあげると良いかもしれません。

雨の日が続いて愛犬のストレスや運動不足が気になる時はぜひ室内ドッグランを活用してみてください。

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