犬と相性がいい動物
1.猫
全く正反対と言っても過言ではないほど性格や習性の違う犬と猫。だからこそ相性がいいとも言えます。
猫と相性がいい性格を持つ犬には柴犬がいます。ツンデレな性格や相手との距離感を大事にするところが相性がいいと言えます。
犬と猫が仲良く暮らすためには猫の性格が重要になります。犬は群れで暮らす動物なので、先に猫が暮らしていても後から猫がやってきても抵抗が少なく受け入れてくれやすいです。
単独で行動する猫は「家に付く」ということわざにもある通り、家は自分のテリトリーです。後から犬がやってくるとストレスを感じやすいです。先に犬がいても居心地が悪いかもしれません。
猫が甘えん坊で飼い主や犬と一緒に行動したがる性格であれば仲良く暮らせるでしょう。「あっちに行ってて!」「私に近づかないで!」という性格だと仲良くなれるまでに相当な時間がかかるでしょう。
2.うさぎ
意外にもうさぎは、犬と相性のいい動物です。ただし、犬の種類や年齢や性格によって大きく相性が変わります。
チワワやポメラニアンなどの愛玩犬、穏やかで優しい性格の犬、活動量が減った老犬はうさぎと相性がいいと言えます。
活発でやんちゃな性格の犬や狩猟犬はうさぎと仲良く暮らすのは難しいでしょう。
また、犬とうさぎを一緒に飼うのであれば、穏やかな性格で懐きやすいとされているオスの方が相性がいいです。うさぎのメスは気が強いとされており、穏やかで優しい性格の犬とでさえも相性が合わないことがあります。
3.フェネック
イヌ科の動物であるフェネックは、犬と相性がいいと言えます。野生であれば寿命は10年ほどですが、家庭で飼われているフェネックの寿命は犬と同じくらいです。
小型犬のように「ワンワン!」と鳴くことがあります。「キーキー」と甲高い声で鳴くこともあります。
食事は犬と同じドッグフードに野菜や果物を少しトッピングするくらいで構いません。
犬と違うところは夜行性だというところです。トイレのしつけはできません。排泄物のニオイは犬の何倍も強いです。
犬と同じように臆病で警戒心が強いところがありますが、人には懐きやすい動物です。
4.ハムスター
犬がネズミを追いかけて捕らえるなんて聞いたことがありません。ハムスターは犬と相性のいい動物だと思います。
私は子供の頃、ハムスター数十匹と犬二匹と暮らしていました。真冬には犬の被毛に潜り込んで暖を取るハムスターもいました。犬の抜け毛を巣穴に持ち帰るハムスターもいました。
犬を警戒するハムスターは一匹もいなかったんです。ハムスターが脱走した時、私では見つけることができませんでしたが、家具の隙間に隠れたハムスターを犬たちが発見し、連れ戻してくれていました。小動物の面倒見のいい犬もいるんです。
5.金魚・熱帯魚・メダカ
動物ではなく魚なのですが、一緒に暮らせるペットの中では犬との相性がいいです。
猫が水槽の中に手を入れて魚を取り出してしまう映像を見ることがありますが、魚は陸では息をすることができません。取って食べてしまうこともあるようです。
犬は水槽の中で泳ぐ魚をジッと見つめることはありますが、手を入れたり取り出そうとする様子は一切ありません。魚を捕らえて食べる犬もいません。
お互いに害なく穏やかに暮らせる相性のいい者同士なのではないでしょうか。
まとめ
犬との相性がいい動物について5つ解説しました。
愛犬と暮らしている中で「他の動物を家族に迎えたいな」という時は、愛犬の性格に合う動物は何か、愛犬はどんな動物が好きなのか、よく考えてみてください。
今回は相性が良い例として複数の動物を紹介しました。全ての犬が他の動物と仲良くできるわけではありませんので、新しく動物をお迎えする場合や動物を飼っている他のお宅を訪問する場合は十分に注意してください。大丈夫と思っていても不測の事態が起こることもあります。