あなたの愛犬はどこがお気に入り?♡犬がよくいる『室内の場所』12選
犬のお気に入りの場所は季節によって変わる?
日本には四季があり、季節によってかなり寒暖差があります。また、住んでいる地域によってもかなり温度差があります。そして、気温22度程度が犬にとって快適に過ごせる適温と言われています。
と言うことは、室内のどこでも自由に移動出来るのであれば、犬のお気に入りの場所も季節によって変わることもあるはずです。
犬の「お気に入りの場所」になる条件とは?
犬にとっての「お気に入りの場所」になるには、どんな条件が必要でしょうか。残念ながら、どんなに愛していても、私たち飼い主は、犬の気持ちを言葉で理解することは出来ません。
ですから、あくまで推測ですが、犬がお気に入りとしている場所の条件について考えてみましょう。
まずは、「安心できる場所」であること。それから「ワクワクする場所」であること。「快適に過ごせる場所」であること。以上の3つではないでしょうか。
春にお気に入りの場所
1.外が見える窓際
長い冬が終わり、春になると、生き物が活発に動き始めます。そうすると、窓から見える鳥や虫の数も増えます。
家の中から窓の外を眺めている犬にとっては、本能も刺激され、派手なプロジェクションマッピングを見ているようにワクワクするのでしょう。
2.庭が見える掃き出し窓の側
窓から見える景色同様、春は草木も伸びます。もちろん、蝶や蜂などの虫はもちろん、カエルやトカゲなどの小さな動物も庭に現れます。
「もし、あれを追いかけられたらどんなに楽しいだろう?」「あれを捕まえたらどんなにワクワクするかなあ」など、想像して楽しんでいるのかも知れません。
夏にお気に入りの場所
3.玄関付近
玄関は、愛犬にとって出かけていく家族を見送る場所でもあり、帰ってくる家族を出迎える場所でもあります。ですから、玄関は一年中お気に入りの場所です。
ですが、気温が高くなる夏場は特に昼間から玄関の「たたき」がお気に入りです。家族の靴が並んでいるその場所にペッタリと体を伏せて、家族のニオイを感じつづ、タイルの冷たさを楽しむようです。
4.脱衣所、洗面所
洗面所や脱衣所は、適度に湿り気があり、通気性が良く、日中は薄暗い場所です。また、洗濯物には大好きな家族のニオイがついています。
もともと、犬は薄暗く狭い場所を好む習性がある上、家族のニオイを感じながら夏の昼間を心穏やかにまどろむには最適なのでしょう。
5.エアコンの効いた部屋
散歩から帰った後や食餌の後は、犬の体温も上がっています。そんな時は、体温を下げ、散歩や運動で疲れた体を休めるために、ぐっすり眠りたい時はやはり、エアコンが効いた部屋の居心地は最高です。
秋にお気に入りの場所
6.西日が差し込む部屋の窓際
規則正しい生活をしている犬には、非常に正確な体内時計を持っていると言われています。
食事の時間や散歩の時間を把握することはもちろん、家族の帰宅する時間もしっかりと覚えていることも珍しくありません。
秋になると徐々に日の入りが早くなります。その時期になると、西日が差し込む部屋の窓際に鼻先を外に向けて、ぼんやりと外を見ている時間が増えるように感じます。
秋風に吹かれ、夕日を眺めながら、時間を体で感じて、無事に家族が家に帰ってくるのを待っているように思います。
冬にお気に入りの場所 2選
7.ホットカーペットの上
犬も猫も、エアコンや温風ヒーターなどの暖房器具よりもとにかくホットカーペットが大好きです。
一年のうちで、最も油断しきって眠る姿が見られるのは、ホットカーペットの上ではないでしょうか。
8.暖房器具の送風口の前
ホットカーペットがタイマーなどの関係で切れてしまうと、今度は温風ヒーターやエアコンの送風口の前が冬の定位置になります。
通年お気に入りの場所
9.玄関
飼い主さんや家族が帰ってくるのを出迎えたり、散歩に出かけたり、犬にとって「玄関」は心がワクワクすることが起きる特別な場所です。
10.ベランダ
ベランダは、安全を確保しつつ、外を眺めることも出来るので、退屈せずに過ごせる場所です。
11.飼い主さんの膝の上
飼い主さんの膝の上は、愛犬にとって世界で一番安心できる場所です。
特に甘えん坊の犬は、子犬の時だけではなく、成犬になっても、あるいは体重が30キロ以上の大型犬でも、飼い主さんの膝の上が大好きです。
12.取り込んだ洗濯物の上
犬の嗅覚では、洗いあがった洗濯物からも家族のニオイを嗅ぎ取れるのではないかと考えられています。さらに、十分に日光に当てて取り込んだばかりの洗濯物は、日光の温かさも楽しめます。
愛犬が取り込んだ洗濯物の上に乗るのが好きなのは、家族のニオイも一緒に吸い込んで、安心感と心地よさを堪能しているのかも知れません。
まとめ
愛犬にとって自分が暮らしている家の中ほど安心できる場所はありません。けれども、それは私たち飼い主と家族が側にいる、という条件が必須です。
たとえどんなに豪華で居心地が良いように設えていても、そこに家族の存在が無ければ、愛犬は心からくつろぐことは出来ないでしょう。
とはいえ、愛犬が飼い主さんの側から離れた場所で静かに過ごしている時は、その様子を遠くからそっと見守ることも必要です。