犬の毛並みが悪くなるNG行為3選
1.栄養の偏った食事を与えている
犬の毛並みが悪くなるのには、栄養の偏りが関係しています。
人間も食べるものによって、髪の毛や肌の状態が変化しますよね。それと同じで、犬も食事の影響で毛の状態が変化するのです。
そのため、栄養が足りていないドッグフードを与えてしまっていると、必要な栄養が補えず毛並みが悪くなってしまいます。
中には、「栄養バランスの取れた食事をあげているのに毛並みが悪い…」なんてこともあるでしょう。その場合は、ドッグフードが愛犬の体質に合っていないことが考えられます。
2.シャンプーやブラッシングが不足している
シャンプーやブラッシングなどのお手入れ不足も、犬の毛並みが悪くなってしまう原因のひとつです。
ブラッシングが不足すると、毛についた汚れや抜け毛を取り除けずに毛並みが悪くなってしまいます。
また、シャンプーも定期的に行わなければ、きれいな毛並みは保てません。お手入れが不足することで、ダニやノミが寄生し、炎症を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
3.ストレスを溜めさせている
ストレスが溜まり自律神経の働きが乱れることで、毛並みが悪くなってしまうこともあります。環境変化や季節の変わり目にストレスを感じる犬は多いです。
ストレスを溜めさせてしまうことで、毛並みや毛艶が悪くなるだけでなく、それ以外の体調にも影響が出てしまうこともあります。ストレスを溜めさせていないか、毛並み以外の様子や行動などもチェックしておきましょう。
犬の毛並みをきれいに保つお手入れ方法
適切なシャンプー・ブラッシングを行う
シャンプーやブラッシングなどお手入れをこまめに行うことで、毛並みをきれいに保てます。具体的には、ブラッシングは毎日、シャンプーは月に1回程度のペースで行うのが理想です。
お手入れをする際は、愛犬の皮膚を傷つけないようにあくまでも優しく行ってあげてくださいね。ブラシは毛先が丸くなっているもの、シャンプーは弱酸性か中性のものを使うのがおすすめです。
こまめなお手入れはコミュニケーションにもなるので、愛犬のストレスを減らすこともできるでしょう。
ドッグフードを変えてみる
次に、ドッグフードを変えてみるのも効果的です。ドッグフードは、動物性タンパク質が高いものを選びましょう。タンパク質は、毛だけではなく血液や筋肉といった身体のベースを作るのにも必要な栄養素です。
その他に、毛艶を良くするための脂肪酸やビタミン、ミネラルなど栄養素がバランス良く入っているかどうかもチェックしてみてくださいね。
それでも毛並みがきれいにならないときは?
上記の方法を試しても改善されないときは、腸内環境が荒れていたり老化が関係しているかもしれません。その場合は、サプリで必要な栄養分を摂取するのもひとつの手です。
しかし、毛並みが悪い状態が長期間続く場合は、疾患が考えられます。犬の毛並みに影響がある疾患は「甲状腺機能低下症」「副腎皮質機能亢進症」などです。
毛並みが悪い状態が長期的に続いている場合には、動物病院に連絡し獣医師にみてもらいましょう。
まとめ
犬の毛並みが悪くなってしまうのには、いくつかの原因が考えられます。本記事でご紹介した3つのNG行為に心当たりがある飼い主さんは、愛犬のためにもぜひ行動を変えてみてください!食事やお手入れを変えるだけで、大切な愛犬の毛並みも改善されるはずですよ。