犬が飼い主の手にあごを乗せてくる心理5選
飼い主がソファーでくつろいでいる時、あるいはテレビを観ている時など、犬が隣にやってきて飼い主の手にあごを乗せてくることはありませんか。とても可愛らしい行動ですが、この行動にはどのような意味があるのでしょうか。
1.甘えている
飼い主の手にあごを乗せてくる心理として、最も多いのは甘えです。犬は飼い主に甘えることが大好きな子が多いので、飼い主の手にあごを乗せるようにして甘えています。
手の上にあごを乗せてこちらを見てくる愛犬の表情を見ていると、どこかうっとりとしたような穏やかな表情をしていませんか。これは大好きな飼い主さんに触れていることを喜んでいる表情です。
ぜひ甘えるように飼い主の手の上にあごを乗せてくる時は、優しく声をかけてあげたり、そのままもう片方の手で優しく撫でてあげたりと、愛犬を思う存分甘えさせてあげてください。
2.かまってほしい
犬はかまってほしい時にも飼い主の手の上にあごを乗せて「遊んでくれないかな」「撫でてくれないかな」とアピールしてくることがあります。
視線を送ったり、飼い主の後をついてまわったりしても、忙しい飼い主がなかなか気づかず、飼い主が一息ついたタイミングを見計らって、手の上にあごを乗せてアピールするのです。
その日1日を思い返して、今日はあまりかまってあげられていないなと思った場合は、愛犬とおもちゃで遊ぶなどして、愛犬との時間を設けましょう。
3.リラックス中
飼い主がリラックスしている様子を見て、「自分ものんびりしよう」と飼い主の隣にやってきて、枕にちょうど良い飼い主の手の上にあごを乗せてリラックスすることもあります。
「枕代わり？」と思ってしまいますが、これは飼い主の手から飼い主の体温や匂いを強く感じ取ることができるため、犬にとって最も安心感を得られるからです。
中には、飼い主の腕の中に潜り込んできたり、おしりを飼い主にくっつけるようにして隣に座ってきたりする犬もいますが、他のパターンとして飼い主の手の上にあごを乗せてリラックスする子もいます。
4.眠い
リラックスするために飼い主の手の上にあごを乗せにくる犬の場合、同時に「眠い」という心理が働いていることも多いようです。
先ほどお話ししたように、犬にとって飼い主は最も安心できる存在です。「隣にいれば守ってくれる」と思っているので、無防備になる睡眠中は、飼い主のすぐ側にいたいと考えている犬も多いのでしょう。
「眠いな。そろそろ寝ようかな」と考えている時に、警戒心を解いて安眠したいがために、飼い主の隣にやってきて、手の上にあごを乗せる犬も多いのです。
5.散歩やごはんの要求
飼い主の手の上にあごを乗せ、何かを訴えかけるようにジーッと見つめてくる場合は、何らかの要求を訴えている可能性が高いです。
いつも散歩に行く時間帯であったり、ごはんを出す時間帯であったりすることが多く、「いつも散歩に行く時間でしょう？連れて行って」と飼い主に教えているのです。
中には、飼い主が何か美味しいものを食べて「それ、食べたいな」と訴えかけてきていることもありますが、飼い主が食べている物をむやみに与えることは控えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が飼い主の手の上にあごを乗せてくる時は、大まかに甘えていることが多いです。しかし、その中でも様々な心理が含まれているので、今回紹介した心理を参考に、ぜひ愛犬を適度に甘やかしてあげてくださいね。
