静かで落ち着いている子が多いと言われる犬種5選
日本は住宅同士の間隔が狭く、1ルームのアパートで暮らしている人も多いです。そのため、比較的静かで落ち着いている犬種が好まれる傾向にあります。今回は、そんな静かで落ち着いている子が多いと言われている犬種を紹介するので、今後犬を迎えたいと考えている方は参考にしてくださいね。
1.パグ
短頭犬種として有名なパグは、日本でも認知度の高い犬種です。小型犬の中でも攻撃性が低く、穏やかで落ち着いた性格の子が多い犬種なので、アパート暮らしの方や小さなお子様がいるご家庭でも飼いやすいという特徴を持っています。
少々強面なイメージのあるパグですが、人と一緒にいることを好む子が多く、意外にも甘えん坊な性格が強い傾向にあります。
甘えん坊な面が強い犬種なので、あまり厳しく叱ったり怒鳴ったりすると、トレーニングに対して意欲が失せてしまう恐れがあります。なるべくできた時にたくさん褒める方法を重点的に行いましょう。
2.フレンチブルドッグ
パグと同様に、短頭犬種として有名な犬種です。日本国内でも人気が高く、特にアパート暮らしの人に人気が高い傾向にあります。
フレンチブルドッグも攻撃性が低く、警戒心もあまりありません。人懐っこく社交的な性格の子が多いので、警戒吠えもほとんどありません。
室内では比較的静かに落ち着いて生活することが多いですが、活発で遊び好きな性格の子が多いので、屋外に出ると元気よく散歩を楽しんだり、はしゃいで陽気な一面を見せることも多いユニークな犬種です。
3.バセンジー
日本ではあまり認知されていない犬種ですが、犬の中でもバセンジーは「吠えない犬種」として有名です。
とても賢く冷静で、常に落ち着いている性格のバセンジーは、犬というよりも猫に近い性格を持っていると評されることが多いです。家族が相手でも媚びるような態度を見せず、マイペースな性格の子が多いです。
しかし、愛情がないというわけではなく、静かにそっと家族を見守る優しさを持っています。家族以外には懐かず、警戒して見せることもありますが、犬の「ワンワン！」という吠え方ではなく、ヨーデルのような独特のハウリング音を出して警戒します。
4.ラブラドールレトリーバー
日本国内では大型犬の中でも特に人気の高い犬種です。災害救助犬や介助犬、盲導犬など、あらゆる職業で活躍するほど、冷静で落ち着きがあり賢い犬種です。
賢く従順な性格の子が多いので、子犬期にしっかりとしつけをすることで、その後飼い主の指示をしっかり聞き、落ち着いて行動できる犬に育ちやすいです。
愛情深く穏やかに家族を見守る犬が多い犬種なので、小さなお子様がいるご家庭でも一緒に暮らしやすい犬種と言われています。しかし、食いしん坊で遺伝的にも太りやすい傾向があるので、食事管理には注意が必要です。
5.セントバーナード
スイス原産のガッチリとした体格が特徴的なセントバーナードは、一見強面の顔から「怖い」「頑固そう」「警戒心が強そう」というイメージを持たれがちです。
しかし、実際はおっとり穏やかな性格の子が多く、忍耐強く優しい性格の犬種です。与えられた役割を最後まで諦めずに貫き通そうとするため、時に頑固な一面を持ち合わせていますが、それも1つの長所です。
攻撃性が低く落ち着いた性格なので、生活自体は一緒に過ごしやすい犬種ですが、高温多湿という日本独特の環境が不向きなので、夏にしっかり暑さ対策ができるご家庭でのみ、迎えられる犬種だと思ってください。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した犬種は、あくまで一般的に静かで落ち着いている子が多いと言われている犬種です。飼育環境や個体差によっては、紹介した犬種であっても警戒心が強く、ヤンチャな犬もいます。その点をご了承の上、迎える犬種の参考としてください。
