犬が『悲しんでいる時』に見せる行動3選 どうやって接するのがベスト?

犬が『悲しんでいる時』に見せる行動3選 どうやって接するのがベスト?

愛犬が悲しんでいるのならば、近くに寄り添い、悲しみを軽くしてあげたい…そう思いますよね。犬は言葉を話せないので、行動から悲しみを読み取るしかありません。では、犬は悲しんでいる時にどのような行動を見せるのでしょうか。

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犬はどのようなことで悲しむの?

悲しそうに地面に伏せる犬

犬はとても感情豊かな動物です。人間と同じように喜んだり、楽しんだり、怒ったり、時には悲しむこともあります。犬は以下のようなことが原因で悲しむことがあると考えられます。

  • 飼い主に叱られた
  • 飼い主がなかなかかまってくれない
  • 飼い主に無視されてしまった
  • 期待していたことが起こらなかった
  • 家族同士が喧嘩している
  • 家族の誰かがいなくなってしまった(独立、引っ越しなど)
  • 長時間の留守番
  • 自分以外の家族が一緒にお出かけしている

他にもさまざまな要因が考えられますが、犬が悲しむ原因として、以上のような原因が考えられます。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。

叱られてしまったことに対して悲しみを感じるのは、人間で言うところの「反省」に近いので、あまり問題視する必要はありません。しかし、その他の要因で悲しんでいる場合は、飼い主がしっかり対応してあげる必要があります。

犬が悲しんでいる時に見せる行動3選

退屈そうに床に寝そべるコーギー

犬は上記で紹介したような多くの原因で悲しむことがあります。では、犬が悲しんでいる時、どのような行動を見せるのでしょうか。

1.いつもより無気力になり同じ場所に居続ける

強い悲しみに襲われている犬は、いつもの元気な様子を見せず、じっと同じ場所で無気力な様子で居続けることがあります。中には、ごはんやおやつを見せても興味を示さず、食欲不振を引き起こす犬もいます。

このようにいつもより元気のない様子をも見せる愛犬に、飼い主も「なんだかいつもと違うな」と気づくはずです。現在置かれている状況に、先ほど紹介した犬が悲しむ原因に当てはまる要素がないか思い返し、それぞれに合った対応を取りましょう。

2.無駄に吠えたり破壊行動をしたりと問題行動が増える

ソファーをボロボロにした犬

犬は悲しんでいる時、強いストレスを感じています。このようなストレスが蓄積することで、やがて「この悲しみを発散させたい」と本能的に感じ、問題行動と言われる行動が増えることがあります。

例えば、無駄吠えが増えたり、噛みつき癖が出てしまったり、家具などを破壊するといった行動もよく見られる行動です。これらは全て、犬の本能的な行動です。

寂しさに似た悲しみから来ていることが多いので、最近なかなかかまってあげられていなかったり、家族内の環境が変わったりといった心当たりのあるご家庭では、愛犬のケアも忘れないようにしてください。

3.飼い主の指示を聞かなくなる

「なぜか今日、指示を聞いてくれない」と戸惑うことはありませんか。犬は悲しみによって正常な判断が難しくなることがあり、飼い主の指示を聞かなくなる犬もいます。

普段は「おすわり」「お手」と指示をすると、ほぼ確実に指示に従った行動を見せてくれる犬であっても、強い悲しみを前にすると冷静さを失い、普段できていることもできなくなってしまうのです。

飼い主の指示を聞かないと違和感を抱いた際は、頭ごなしに叱るのではなく、なぜ指示を聞かなくなったのか、その原因を突き止めましょう。

悲しんでいる犬にはこのように接して

撫でられるフレンチブルドッグ

上記のような行動を見せたり、悲しそうな表情や姿勢を見せている時は、何に対して悲しんでいるのかを考える必要があります。飼い主になかなかかまってもらえない悲しさや家族の誰かが帰ってこない悲しさ、他にも散歩に行きたかったのに行けなかったといった悲しみもあります。

このような悲しみの原因を探ることで、飼い主が次にどのように接するべきなのかが見えてくるはずです。なかなかかまってあげられていない場合は、愛犬とだけ向き合う時間を十分にとってあげると良いでしょう。

また、家族の誰かがいなくなってしまったり、期待していたことが起こらなかったりといった悲しみには、愛犬の隣に寄り添い、落ち着くまで抱きしめたり撫でたりしてあげることで、少しずつ悲しみを軽減できます。

時には、おもちゃで思い切り遊ぶなど、他のことに夢中にさせる工夫を取り入れることで、悲しい気持ちを忘れさせてあげることも大切です。ぜひ愛犬に合った方法を活用し、悲しみを少しでも軽減できるように接してあげてください。

まとめ

おでこを合わせる女性と犬

いかがでしたか。犬は感情豊かで素直な動物です。それゆえに、悲しいことが起こると、強い悲しみとなってストレス要因となります。そのまま放置していると、ストレスから心身共に弱ってしまう恐れがあるので、飼い主が日頃からケアしてあげるよう努めましょう。

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