犬は飼い主に褒められるのが好き♡
愛犬が正しい行動を取ったとき、然るべきタイミングで褒めてあげていますか?これは凄く有意義で、犬は大好きな飼い主に褒められることを待ち望んでいます。
《褒められるのが好きな理由は?》
- 褒めて貰えて嬉しい
- 飼い主が喜んでくれる
飼い主に褒めて貰えることが分かると、脳内でドーパミンが分泌されるため、学習能力が向上し、意欲的になっていきます。「褒める」ことは、メリットで溢れているのです。
効果的な「犬の褒め方」とは?
「褒めるタイミング」に気を付ける
飼い主の望む行動が出来た瞬間が「褒めるタイミング」です。時間を空けてから褒めても、何を褒められているのか、犬は理解することが出来ません。
出来事の過程と結果を関連付けて記憶しているので、「何をしたら褒められたか」が伝わっているかどうかがポイントになってきます。
笑顔で褒める
犬は、人間の表情を区別出来ると言われています。人間と近い距離で暮らすうちに、進化を遂げて身に付いたスキルです。飼い主の笑顔は、犬を幸せな気分にさせる「特別なご褒美」です。
笑顔で褒めてあげると、尻尾を左右に大きく振って、体全体で喜びを表現してくれます。
「褒めるシーン」を見逃さない
1日の中で「叱る回数<褒める回数」になるように意識してみましょう。専門的な知識はなくても、「褒め上手な飼い主」は、犬を喜ばせる達人を目指せます!
《褒めるシーンはこんなとき!》
- コマンドに従ってくれたとき
- トイレが上手に出来たとき
- 留守番が出来たとき など
「褒められ待ち」の犬が可愛い☆
「褒められる行動は何か」を覚えたら、犬はその行動を繰り返すようになります。おすわりしてじっと上目遣いで見つめていたり、飼い主の足元でソワソワしていたら、「早く褒めて欲しいな♪」と褒められるのを楽しみに待っています。
大袈裟に褒めるのか、優しく落ち着かせるように褒めるのかは犬の性格を見て判断すべきところですが、向き合って褒めてあげて下さいね♡
効果が薄れるNG行為は?
「犬の名前」を連呼する
褒めるときに犬の名前を呼ぶのは良いことですが、反応がないからといって、名前を連呼して、声を荒げたりしていませんか?
名前の使い方を一歩間違うと、「怒られる合図」にすり替わってしまいます。ネガティブなイメージが付くと、呼ばれても無視するようになっていくので、無駄に呼び続けたりすることは控えましょう。
犬が嫌がっても、触るのをやめない
愛情表現として、褒めながら犬の体を優しく撫でる方もいるでしょう。信頼している飼い主に撫でられることで、喜びが増す犬は多いです。
但し、触られるのが苦手な犬もいること、体の部位によっては、不快感を与え兼ねないことを理解しておきましょう。
まとめ
大人になると、褒められる機会が少なくなっていくように感じます。犬も、成長につれて出来ることが増えていくと、何でも出来て当たり前になっていくので、褒める出来事を見逃しがちです…。
だからこそ「褒めることの大切さ」に気付けると、犬の『承認欲求』を満たしてあげることが出来るのではないでしょうか。たくさん褒めて、犬の自信に繋げていきましょう!