愛犬が散歩中に他の犬に吠えてしまう理由4選!やめさせる方法や対処法を解説

愛犬が散歩中に他の犬に吠えてしまう理由4選!やめさせる方法や対処法を解説

犬の吠えについてお悩みの飼い主さんも多いでしょう。とくに散歩は毎日行うものなのでぜひ解決したいですよね。吠える理由を理解して吠えをやめさせると、愛犬との散歩がより楽しいものなります。

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愛犬の吠えはやめさせよう!

吠えるオオカミ

犬の吠えは、大昔から生活のあらゆる場面で役に立ってきました。オオカミの時代、敵と対峙したときに吠えることで威嚇し、敵の存在を仲間に伝え、野生を生き抜いてきました。

人間とともに生活をするようになってからは獲物の存在を飼い主に伝えたり、番犬として侵入者から家を守ったり、牧羊犬として羊をまとめたりなど、犬と人間の欠かせないコミュニケーションの一つといえます。

しかし、室内で暮らすことが主流となっている今はどうでしょうか?興奮しすぎて他の犬に噛みついてしまう、吠え続けて近所迷惑になってしまうなど、犬の吠えは大きな問題となっています。

たくさんの犬や人と出会う散歩中は、とくにそうでしょう。

  • 他の犬に出会うと吠える
  • 他の犬に敵対心を持つ
  • 他の犬ときちんと挨拶ができない
  • 他の犬と遊ぶことができない
  • 吠え続けて嫌煙されてしまう

愛犬にこれらの行動が見られる場合は、すぐにやめさせなければなりません。

散歩中に吠えてしまう理由とは?

吠える犬

犬は意味もなく吠えることはなく、必ず何かしらの理由があります。それを飼い主さんや他の犬に必死に伝えているのです。そのため、「この子はなんで吠えているんだろう?」と見極めることが大切となります。
ここでは、愛犬が他の犬に吠えてしまう理由を4選ご紹介します。

理由①他の犬に慣れていない

愛犬が下記のような様子の場合、相手に恐怖心を持って吠えていると考えられます。

  • しっぽが後ろ足の間に巻きこんでいる
  • 耳が後ろに垂れている
  • 体が硬直している
  • 飼い主さんの後ろに隠れる

このとき、「怖いなあ」「近づかないでほしいなあ」という気持ちが込められています。

このように他の犬との交流に苦手意識を持つ子は、「犬の社会化」が不足していると考えられます。

犬の社会化とは生後2~3ヵ月のころに他の犬や人との交流の仕方を学ぶことをいい、この時期を「犬の社化期」といいます。親犬や兄弟犬と一緒に過ごすことで愛情表現の仕方やコミュニケーションの取り方、じゃれ方、甘噛みの仕方、ケンカの仕方などを学びます。

また犬だけでなく人や場所、物に対して慣れる時期でもあります。体力的にも精神的にも成長できる大切な時期で、きちんと過ごしたか過ごしてないかで性格や生き方に大きく関わってくるのです。

そのため子犬の時期に社会化を経験していない子は、成犬になっても他の犬との交流に慣れていない、どう遊んでいいか分からない、存在が怖いなどと恐怖心や苦手意識を持つようになり、吠えてしまうのです。

とくに犬の社会化不足が多いのは、ペットショップで売られている子といわれています。それは犬の社会化を学ぶべき時期に親犬や兄弟犬と別れ、ペットショップの狭いケージの中でたった一人で過ごしていたためと考えられています。

犬にもそれぞれ性格があるので、一概に「ペットショップの子は社会化が不足している」とは断言できませんが、他の犬に対して嫌悪感を持って吠える理由の一つであるとは考えられます。

理由②他の犬に敵意がある

愛犬が下記のように吠える場合、他の犬に対して敵意や嫌悪感を持っていると考えられます。

  • 歯をむき出して吠える
  • 唸るように吠える
  • 大きく、低い声で吠える

犬は過去に経験した怖いことを、トラウマとして記憶に残っていることがあります。例えば他の犬から執拗に吠えられて怖かった、興奮した犬に噛まれてケガをしたなどの経験から、自己防衛のために吠えて相手を遠ざけようとします。

このように吠える場合は、相手に「あっちへ行け!」「近づくな!」と拒否の気持ちを伝えています。

理由③縄張り意識が強い

日本犬やシェパードなどの縄張り意識の強い犬種は、自分の散歩コースを縄張りと認識していることがあります。そのため他の犬があらわれると「誰だ!」「出ていけ!」と警戒し、追い払うように吠えます。未去勢のオス犬はとくに縄張り意識が強い傾向にあるため、注意が必要です。

理由④遊びたい

理由①、②、③とは真逆で、他の犬に会ったことがとても嬉しくて吠えることがあります。「遊んで!」「追いかけっこしよう!」などと遊びに誘っているのでしょう。散歩が楽しくてしょうがない子犬の時期や、社交的な犬によくみられる光景です。年齢を重ねて性格も落ち着いてくると、改善することもあります。

嬉しくて吠えるときは下記のような仕草がみられます。

  • しっぽを横に大きく振る
  • 目がキラキラしている
  • 口元が緩み、笑っているような顔をしている

やめさせるには?方法や対処法をご紹介

指示を受ける犬

犬が散歩中に他の犬に吠えるのにはさまざまな理由がありますが、やめさせなければなりません。他の犬に吠える機会や経験が多いほど「吠えていいんだ」と認識してしまい、頻発してしまいます。
ここでは、他の犬に吠える理由ごとにやめさせる方法や対策法をご紹介します。

対策①他の犬の存在に気付かせない

他の犬に対して「怖い」という気持ちを持っている子は、その対象が目に入った瞬間に吠えます。「吠える=他の犬が離れていく」と学習してしまっているのかもしれません。また他の犬と遊びたくて吠える子も同じで、他の犬の存在に気付いた瞬間に吠える傾向にあります。

そのため、愛犬が他の犬の存在に気付かせないことが対策となります。そのためには、飼い主さんは散歩中は常に周りに気を配り、愛犬よりも先に他の犬の存在に気付かなければなりません。

この対策は、「他の犬に吠えるよりもっと楽しいことがあるよ」と教えることがポイントです。

前から他の犬が近づいてきた場合は散歩コースから少しはずれ、名前を呼んでオヤツやオモチャなどでこちらに気を引かせます。必ず、吠える前にオヤツやオモチャを見せましょう。視界の中に他の犬が入り込むでしょうが、犬はオヤツやオモチャに興味を引かれ意識をそらすことが出来るでしょう。

他の犬がすれ違って見えなくなるまで吠えなかった場合は、愛犬を思いっきり褒めてあげましょう。そうすることで、吠える回数は少しずつ減っていくはずです。

対策②他の犬に慣れてもらう

①の「他の犬に慣れていない場合」も同じですが、吠えを改善するには他の犬に慣れてもらうことが有効だと考えられます。

他の犬に吠えてしまう子の多くは、他の犬との交流が少ないことが原因であると考えられます。そのため、あえて散歩が多い時間帯(早朝や夕方など)に出て、他の犬と会わせてみましょう。もちろん無理せず、ストレスが溜まらない程度で切り上げます。

しかし愛犬によっては他の犬に近づこうとすらしなかったり、敵意をむき出しにしたりすることもあるでしょう。

無理やり他の犬と交流させようとしてもお互いにストレスが溜まったり、最悪の場合、お互いにケガをしてしまうこともあります。楽しいはずの愛犬との散歩も、憂鬱のものになってしまいます。

改善がみられない場合は、専門家に頼るのがベストです。かかりつけの獣医師や獣医看護師、ドッグトレーナーなどに相談したり、犬の幼稚園やしつけ教室に通うと良いでしょう。飼い主さん一人の力ではなかなか解決しないことは犬の専門家に相談して、吠えが悪化しないようにしましょう。

対策③散歩コースを変える

縄張り意識が強い子は、「自分のテリトリーを守らなくては」という認識により、いつもの散歩コースに他の犬を見つけると吠えたり威嚇をします。しきりに電柱のニオイを嗅いだりマーキングしている場合は、縄張り意識が強いといえます。

そのため、定期的に散歩コースを変えてみましょう。新しい景色を見ることができたり、新たな土地の地面や草木のニオイを感じることができたり、ストレスが軽減されます。このように脳を働かせることで、認知症の予防にもなります。

対策④飼い主さんと遊ぶ

テンションが上がって吠えてしまう場合は、「他の犬に吠えるよりダッシュして遊んだほうが楽しい」と教えてみましょう。

他の犬の存在に気づいたら散歩コースをはずれ、少しだけダッシュします。「いくよ!」などと声をかけて飼い主さんが走り出すと、犬は「なんだか楽しそう!」とこちらに気を引いてくれます。

そうすることで「飼い主さんとのダッシュは楽しい」と認識してくれるようになり、他の犬に吠えて無理に遊びに誘わなくなるでしょう。

しかし他の犬と遊びたがる社交的な犬は、他の犬と遊べなくなるとストレスが溜まってしまいます。そのため、時にはドッグランなどで他の犬と交流させてあげましょう。このとき飼い主さんは、愛犬が他の犬に吠えてしまわないよう常に目を光らせることが必要です。

まとめ

リードを咥える犬

人間からしてみれば同じように聞こえる愛犬の「わんわん!」には、さまざまな理由が隠されていることが分かりました。愛犬が散歩中に他の犬に吠えると、相手の犬だけでなく飼い主さんにも申し訳ない気持ちになりますよね。

吠えているときの愛犬の様子を観察し、「なぜ吠えるの?」という理由を把握することが大切となります。

愛犬とより良い散歩をするには、日頃からのコミュニケーションがとても大切になります。ご家庭内でも散歩中でも飼い主さんの指示をきちんと聞くことができ、いつでもアイコンタクトをとることができれば、吠えも改善していくでしょう。

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