最長12時間!?おしっこを我慢する犬
野生の名残で、犬は長時間おしっこを我慢することが出来ると言われています。成犬になると、なんと「最長で約12時間」我慢することも出来てしまうのだとか…!
でも、我慢するのは他にもきっと何か理由があるはず…思い当たる要因を考えてみました。
《トイレを我慢する理由は?》
- トイレの場所が落ち着かない
- 外での排泄が習慣化されている
- 失敗して怒られた記憶がある
- 引っ越しで環境が変わった
我慢してばかりいると、当然体には負担がかかります。病気を発症するリスクが高まるので、決して良いこととは言えません。我慢させないためには、どうしたら良いのでしょうか?
おしっこ前に見せる仕草は?
1.部屋の隅をウロウロ
落ち着かない様子でウロウロ歩き回るときは、トイレに行きたい合図です。排泄の最中は無防備な状態になるため、周囲の安全を確かめる目的があります。
2.床のニオイを嗅ぐ
「床のニオイを嗅ぐ」のは、トイレを探しているときに見せる行動です。自分のおしっこのニオイがする場所がないか、嗅ぎ当てようとしています。
一度粗相した場所に何度も粗相するときは、前回のニオイが残っていて、トイレの場所を間違って覚えていることがあります。
3.後ろ足を上げる
生後6ヵ月を過ぎると、性ホルモンの影響で、オス犬は後ろ足を上げておしっこするようになります。
去勢前且つ小型犬によく見られますが、体が汚れないように、中にはメス犬でも同様の仕草が見られます。
しつけがうまくいかずに困っている方は、L字型のトレーやマーキングポールを利用し、おしっこの飛び散りやはみ出しを防ぎましょう。
トイレはフカフカな場所が好き♡
ニオイに加え、犬は足の裏の感触でトイレを覚えようとします。ペットシーツのフカフカ感に似ている「カーペット」「バスマット」「キッチンマット」などは、粗相をする対象物になりやすいです。
失敗したときは、ニオイが染み付く前に拭き取り、消臭するようにしましょう。トイレトレーニング中は、撥水加工が施されたマット、おしっこ専用の消臭スプレーを使うのが得策です。
いるいる!「うれション」しちゃう犬
「うれション」は、失敗による粗相とは意味合いが異なります。喜びや嬉しさがMAXになり、興奮状態に突入すると、おしっこを漏らしてしまうことがあるのです。
飼い主の帰宅に大喜びしてうれションするケースがありますが、留守番時間が長いときは、我慢のし過ぎで漏らしてしまうことがあります。
「うれション」は、成犬になると自然に治ることが多いため、気長に見守ってあげて下さい。
まとめ
時代は進化し、犬の排泄のために散歩に行く飼い主は段々と減ってきています。
飼い主が不在でも、たとえ散歩に行けなくても、室内で犬が排泄出来るようしつけておくと、おしっこを我慢することも少なくなるでしょう。
ペットシーツは、サイズや厚さの違いで種類が分かれています。我が家では「レギュラー/厚型」を購入しています。皆さんはどうですか?
いくらしつけていても失敗することはあるので、フローリングや畳の傷みに不安がある方は、トイレの下に防水マットやジョイントマットを敷いておくと安心かもしれません。
トイレ事情にまつわる疑問点・解消方法は、他の記事でもご紹介しています。周りの人に聞きにくいと感じている方、ご参考になれば幸いです。