なぜ犬は外に出たがるの?3つの理由とどうしても出られないときの対処法

なぜ犬は外に出たがるの?3つの理由とどうしても出られないときの対処法

愛犬がやたら「外に出たがる」ことはありませんか?また、天気や状況によっては外に出られないときもありますよね。今回は犬が外に出たがる理由と、外に出られないときの対処法について調べたので参考にしてください。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

犬が外に出たがる理由はこれかも!3つのワケ

リードをくわえてる犬の写真

犬を飼っていると「さっき散歩に行ったばかりなのにまた外に行きたがってる」ということはありませんか?

散歩以外でも、飼い主さんが外に行く準備をしていると「連れてって」と言わんばかりに後をついてまわったり玄関で待機しているなど、機会があれば外に出ようとする犬は多いのではないでしょうか。

そもそも、なぜ犬は外に出たがるのか、その理由を探ってみました。

1.もっと散歩に行きたい

はしゃぐ犬

最近では室内で飼われている犬が多くなり、運動する際は外に出かける必要が出てきますよね。

犬種や個体差、体調などによって犬が満足する運動量は大きく変わりますが、体を動かしたいという欲求はどんな犬にもあります。

さらに犬はとても好奇心旺盛で社会性のある生き物であるため、体を動かすこと以外に色々なものを見たい、嗅ぎたい、確かめてみたい、という精神的な欲求もあります。散歩では肉体的な運動と精神的に満たされることの両方が必要で、そのどちらかまたは両方が足りていない場合には、散歩に行ったばかりでもまた外に行きたがることになるでしょう。

「家の中でも走ったり運動しているけど?」と思う飼い主さんもいるかもしれません。

確かに家の中でも運動は可能ですが範囲が限られていますし、屋外で制限なく思いっきり歩いたり走ったりする開放感とはまた違うのでしょう。

犬種や性格によっては、飼い主さんと一緒に歩いたり走ったりする散歩での運動だけでは満たされないこともあるでしょう。そんな場合にはドッグランなどを利用して運動させてあげると良いですね。またとてもエネルギッシュな犬の場合、飼い主さんがヘトヘトになってもまだ運動が足りない場合もあります。そんな時は、犬用のリュックを背負わせて犬に負荷をかけて散歩をするのも一つの手です。専用の製品が販売されています。このように、散歩(運動)でどうやって肉体的に疲れさせたら良いかは犬によって違います。一緒に歩く、一緒に走る、ドッグランで走らせる、仲の良い犬と遊ばせるなど、自分の犬にはどんな運動が合っているのか、好きなのかを把握し、状況に応じて運動の種類、量を使い分けることも必要でしょう。

「犬を精神的に満たしてあげるってどういうこと?」と思う飼い主さんもいるかもしれません。先ほども書いたように犬は好奇心と社会性のある動物なので、散歩でのにおい嗅ぎや色々な物を見る、感じることも犬を精神的に満たしてあげる方法の一つなのです。散歩のスタイルは人と犬によってそれぞれだと思いますが、人の横にちゃんとついて歩くスタイルの散歩をする場合にも、「今は好きにいいよ」とにおい嗅ぎの時間を作ってあげるのも良いでしょう。

肉体的にも精神的にも満たされている犬は、散歩から帰ってきたら自分から休息をとると言われています。

2.飼い主さんと一緒に行動したい

飼い主とはしゃぐ犬

犬が外に出たがるには「飼い主さんと一緒に行動したい」という理由も挙げられます。

普段から飼い主さんが家にいる時間が少ない家庭であれば、余計にその気持ちは強いかもしれません。また普段から飼い主さんが家にいる家庭で、犬がいつも飼い主さんにくっついてまわっている場合、飼い主さんが外に出る時ももちろんくっついていきたいと思っているでしょう。この場合、犬が一緒に外に行けない時は犬が過度の不安を感じてしまい、破壊行動をしたり過度に吠えたり走り回ったりすると分離不安と言われている状態となります

3.自分のテリトリーを主張したい、守りたい

マーキングする犬

家は犬にとって自分のテリトリーですので、「ここは自分の縄張りだ」と家の外を通る人や他の犬に対して主張し、窓から外に向かって吠える犬もいます。通行人や散歩中の犬はすぐにその場を去りますが、家の前で工事をしている場合や、宅配業者などが訪問してきた時などは、犬がいくら吠えてもなかなかその人が去ることにはならないでしょう。すると犬は、「ここは自分のテリトリーだ。出ていけ!」と、外に出てもっと威嚇しようとすることがあります。

対処法は?

走っている犬の写真

もっと運動させてあげたくても、天候が悪いなど、どうしても愛犬と外に出られないときも少なからずありますよね。そんなときは、室内でいかに運動させて欲求を満たしてあげるかが肝心です。

しかし「毎回同じような遊びをしていて、愛犬が飽きてるかも」と心配する飼い主さんもいるかもしれません。

確かにボール遊びや引っ張り合いの遊びはポピュラーなので、既に取り入れている飼い主さんも多いと思います。

いつもの遊び以外にも、お気に入りのおもちゃやオヤツを隠して探し出す宝探しゲームや、オヤツを中に入れることのできる知育玩具を使った遊びなどを取り入れることで、愛犬にとっても新しい刺激となり楽しんで遊ぶことができるはずです。体だけではなく頭を使うことも刺激になり、愛犬を疲れさせることができるのです。

また、室内遊びの時間すら確保できないという場合は、その分、別の日に目一杯外で運動させてあげてくださいね。

飼い主さんにいつもくっついていたいから飼い主さんが外に出る時は愛犬も外に出たがるという場合は、家の中に飼い主さんがいる時でも少しずつ愛犬と飼い主さんが離れて過ごす時間を作りましょう。ケージやサークルとおもちゃやおやつを利用してもいいですね。愛犬が飼い主さんから離れて一人で落ち着いて過ごす時間を持つことを当たり前にしましょう。そして飼い主さんが愛犬を置いて出かける時には、知育おもちゃなどを活用して犬ができるだけ退屈しないようにしてあげましょう。

家の周囲にいる人に対して、愛犬が自分のテリトリーを守りたくて外に出たがっている場合には、愛犬が外を見えないようにしてしまうのも1つの方法です。玄関の外にいる訪問者に対して吠える場合には、また別のトレーニングが必要となるでしょう。

まとめ

扉の前で待ってる犬の写真

今回は犬が外に出たがる理由と、出られないときの対処法をご紹介しました。

まず、毎日愛犬の体格や犬種、性格などに合った量の運動をさせてあげることが大切です。

しかし、場合によっては十分な時間を確保できないことや外へ連れて行くことが難しいこともありますよね。

そんなときは室内遊びのバリエーションを広げたり、別の日にしっかりとストレス発散できるよう、時間を確保するなど愛犬のためにも工夫していきたいものです。また、飼い主さんにいつもくっついていたいから、やテリトリーを守るために外に出たがる場合には、トレーニングが必要になることがありますので、愛犬のこのような行動に困っている飼い主さんはトレーナーさんに相談してみてください。

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