犬の『ペット保険』には入ってた方が良い話

犬の『ペット保険』には入ってた方が良い話

ペット保険の存在を意外とまだ知らない飼い主さんは少なくないようで、「動物には保険がないから治療費が高額で負担が大きい」とSNSなどでもときどき見かけることがあります。ですが、実際はアニコムやアイペットをはじめとしたさまざまなペット保険があり、上手に活用することで治療費を大きく軽減することが可能です。そして、ペット保険の話になるとだいたい出てくる悩みが「入るべきか入らないでも大丈夫か」という二択ですね。結論を申しますと、動物病院で長年勤務していた身としても「動物保険は入っておいた方が良い」と考えています。では、なぜそのような結論になったのか現場の中で実際に感じたことを踏まえてお話ししていきましょう。

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犬がペット保険には絶対入っておいた方が良い理由

転がって聴診器をあてられるダルメシアン

動物病院という臨床現場にいた身としては、個人的な意見になりますが、犬を飼うのであれば「ペット保険」にも合わせて加入しておくことをおすすめします。

理由は単純で、治療費の大きな助けになるからです。

人間の場合は社会保険や国民健康保険というものがあり、国からの支援によって低価格で病院を利用することができます。

しかし、犬や猫の場合は国による動物の保険というものはありませんので、当然すべてが実費です。

ただし、犬にかけるお金として数百万以上の十分な蓄えがあり、保険に頼る必要がない経済状態であれば特に必要はないと思います。

ペット保険の保険適用対象は治療費のみ

虫眼鏡をのぞく犬

ひとつ注意してほしいのは、ペット保険は基本的に「治療のみ」が保険対象で、予防に関しては保険対象外になるということです。

犬は猫よりも予防関係が多く、猫よりも飼養管理費用は大きくなります。

そして、ペット保険は動物病院で提供されるものはすべて対象ではなく、治療費のみが対象ですから、予防としてのフィラリアの薬・ノミダニの薬・健康診断費用・デンタルケア用品・ワクチン…といったものは全て対象外です。

また、「療法食」も、「治療」として診断・処方という流れがあれば保険対象になります。

例えば「皮膚病ではないが、皮膚の状態を良好に保つために、食物アレルギーにも使えるフードを与えたい」という理由で獣医師に相談し、許可が出たとします。

この場合は治療ではありませんから療法食は保険対象外になりますが、もしこれが、「皮膚疾患と診断されて治療のために獣医師が処方をした」のであれば保険対象になる、というわけです。

少し複雑なシステムなようなイメージができてしまったかもしれませんが、単純に「治療目的なのか」「そうでないのか」で考えておけばOKです。

犬のペット保険に加入するなら「自己負担が最小限」で済むもの

処置をうけるチワワ

「ペット保険」といっても、現在ではいろいろな保険会社がありますので、治療費とは別にどこまでの補償がついているのかは保険会社によって違います。

ただ、あくまでも治療費に対する保険適用について考えるのであれば、個人的には「最大補償」がおすすめです。

例えば、10%・30%・70%という補償プランがあるのであれば「70%」を選択します。

もしかしたらあなたの愛犬は病気や怪我にはほとんどならず、生涯予防以外ではほとんど利用しなかったとしたら損に感じるかもしれません。

ですが、いつ何が起こるかわからないことと人間と違って国が病院代をある程度負担しているわけではないため、病気や怪我の状態と治療内容によっては軽く数万は必要になります。

特に手術・入院が必要になるものは事前にさまざまな検査がいることや、慢性疾患になると生涯薬と定期検査が欠かせなくなるため、1ヶ月のお給料分が数週間で消えることも。

もちろん、先にお話ししましたように十分な蓄えがあり保険をかける必要がない方は保険に入らなくても良いと思いますが、そうでない方は健康なうちに保険に入っておくことをおすすめします。

まとめ

左前足に青の包帯を巻いて処置されている犬

ペット保険の存在を知らない、知っているけど保険に入るべきか悩んでいる、という飼い主さんは少なくありません。

しかし、臨床現場にいた個人的な意見としては「こんなとき保険に入っておけばよかった…まさかうちの子がこんなことになるとは思っていなかったから…」という後悔の声は非常に多く聞いてきましたし、実際何事もなく済むと言うこと自体が珍しいことだと実感しています。

そうしたことから、よほど裕福で十分な蓄えがありいくらでも惜しみなく出せるくらいの方でなければ、万が一に備えて保険に勧誘しておいたほうが無難です。

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