犬にとっての『寝心地の良いベッド』とは?5つの特徴と快適な環境を作るコツ

犬にとっての『寝心地の良いベッド』とは?5つの特徴と快適な環境を作るコツ

犬にとっても人間にとっても睡眠時間は重要です。犬にも色々と性格や好みがあるので、犬の使うベッドやベッドを配置する場所にも気を遣ってあげましょう。今回は、犬にとって寝心地の良いベッドの特徴や快適な環境を作るコツを紹介します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

犬にとっての寝心地の良いベッド…その特徴とは?

2匹の犬がベッドに乗る

皆さんは愛犬にどのような犬用ベッドを使わせていますか。犬にとっての寝心地の良いベッドを考えるとき、何がいいのか迷ってしまいますよね。ここでは犬にとって寝心地の良いベッドの特徴を紹介します。

1.自分の体に合ったサイズのベッド

犬用ベッドに座るフレンチブルドッグ

まず重要なポイントとして、愛犬の体に合ったサイズのベッドを選ぶことです。小さすぎるのはもちろん、大きすぎても落ち着いて眠ることができないこともあるので、きちんと体に合ったサイズを選んであげましょう。

小さすぎると窮屈なので眠りにくいですし、大きすぎるベッドは空間が空きすぎてしまい、何かに囲まれていると安心しやすい犬にとっては安心できる環境ではなくなってしまう恐れがあります。こうした面を考慮して、愛犬に合ったサイズのベッドを選びましょう。

2.愛犬が好きなタイプのベッド

ベッドの横で寝る柴犬

犬用ベッドは様々なタイプがあります。フラットなタイプやドーム型が人気です。しかし、犬によって好きなベッドのタイプは異なります。

警戒心の強い犬の場合は、自分の体をしっかり守りたいという思いからドーム型を好む子が多いようです。しかし、臆病な犬は周りが見えないことに不安を感じて、ドーム型を拒否するケースも見られます。こればかりは、一度愛犬に使わせてみなければわからず判断が非常に難しいこともありますが、愛犬の性格から「このタイプなら!」と思うベッドを選んでみましょう。そして、使っている時の様子、どれくらい気に入っているかを観察しましょう。もしそのベッドを気に入っていないようであれば、形や素材、ベッドのかたさなどが違うものを試してみると良いでしょう。

3.噛んでも破れない丈夫なベッド

ボロボロになったベッド

フラットでふかふかとしたベッドに多いのですが、ベッドの中に綿や羽毛といったふかふかの素材をたくさん使っていると、犬が噛んで破ってしまう恐れがあります。

中の綿や羽毛が飛び出してしまうと、犬が誤って飲み込んでしまうなどの事故を引き起こす危険性があります。したがってこうしたベッドは、外側に噛んでも破れない丈夫な素材を使っているベッドを選ぶ必要があります。

4.季節に合ったベッド

犬用ベッドは、基本的に1年を通して使えるものを選んだ方が、出費が重なりませんし、犬自身も安心して使い続けることができます。しかし、犬によって寒がりな犬や暑がりな犬がいるので、季節に合ったベッドを選んであげることも検討しましょう。

例えば、夏場であればアルミタイプの敷物をベッドの代用品として使ったり、冬場であれば、ブランケットを置いたり、暖かい素材を使ったベッドを使用するなどして対応しましょう。

5.洗濯でき常に清潔な状態のベッド

意外と見落としがちな点がベッドの洗濯可否です。毎日使う犬用ベッドは、もちろん洗濯できた方が清潔な状態を保てます。

素材や形によっては、ベッドが洗濯できないものもあるので、ベッドを選ぶ際はこの点も見落とさないようにしましょう。

犬が寝るのに快適な環境を作るコツはこれ!

スヤスヤと眠る子犬

最後に、犬が快適に眠れる環境を作るコツを紹介します。犬の性格や状態に合わせて愛犬が安心して休んだり眠ったりできる環境を整えてあげましょう。

  • 背後に壁や囲いがある
  • 体温調節がしやすい
  • 家族の様子が確認できる
  • 外の音やテレビの音が聞こえにくい
  • ベッドのふちが高過ぎない
  • トイレにそばに置かない

睡眠時にベッド周り全てが開放的な場所では、犬は全方向に警戒をしなければいけないため、性格によってはなかなか安心できないことがあります。そのような場合には、1〜2面が壁や囲いなどで囲まれている場所にベッドを設置してあげると安心できるかもしれません。

また、窓のすぐ隣にベッドを設置してしまうと、直射日光が当たったり、隙間風が入ってきたり、外の騒音が直に聞こえたりするため、犬が快適に眠れない可能性もあります。なるべく窓からは離れた場所に設置してあげると、安眠することができますよ。

家族の様子が確認しやすい場所か、テレビの音がよく聞こえる場所かそれともできるだけ家の中でも静かな場所か、などは、その犬の性格や生活パターンにもよるでしょう。

年をとって運動能力が低下した場合には、ふかふか過ぎるベッドだと、その上で思うように体を動かせなかったり、厚みのあるベッドだとふちが高過ぎてベッドにのるのに苦労したりするかもしれません。

小さい子供がいる家庭では、子供が好き勝手に犬と接することができない場所にベッドを置いてあげ、犬が望めばいつでも子供に邪魔されることなく休める環境を整えてあげましょう。

また、多頭飼いの場合、他にも同居動物がいる場合にも、犬が望めば一人で静かに休めるような環境を作ってあげましょう。

まとめ

ドーム型ベッドで眠る犬

いかがでしたでしょうか。犬にも色々な性格の子がいて、警戒心が強い子もいるので、ベッド選びやベッドの配置場所にも気を遣ってあげる必要があります。「愛犬に今のベッドは合っていないかも」「安心して眠れていないかも」と感じる方は、より快適な環境を整えてあげましょう。

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