犬に『ジャンプをさせすぎてはいけない』?ダメな理由とやめさせる方法

犬に『ジャンプをさせすぎてはいけない』?ダメな理由とやめさせる方法

犬が元気にジャンプをする姿を見るとキュン!としますが、癖になるとある危険リスクが伴うので要注意。この記事では犬にジャンプをさせすぎてはダメな理由、やめさせる方法をまとめてご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にジャンプをさせすぎてはいけない理由

足に飛びつく犬

愛犬がピョンピョン!とジャンプをする姿を見ると「元気で可愛い!」と感じますよね。

でも、日頃からジャンプをしてしまう「ジャンプ癖」がついてしまうと、犬にとって危険リスクが伴ってしまうことがあるんです。

飼い主さんとしては、愛犬が元気にジャンプをする姿を見たいと感じてしまうかもしれません。

犬に「ジャンプをさせすぎてはいけない理由」について以下にまとめました。

腰を痛めてしまう

犬はジャンプをすると腰に大きな負担をかけてしまいます。頻繁に繰り返すと犬も人間のように椎間板ヘルニアを発症することがあるので要注意。

椎間板ヘルニアは遺伝的な素因もあるといわれていますが、腰を痛める原因を作らないことが大切です。

とくにジャンプを好む小型犬は骨が細いので、気をつけなければなりません。

膝を痛めてしまう

ソファでジャンプする犬

犬が頻繁にジャンプをすると腰と同様に、膝にも負担がのしかかる不安が出てきます。見た目は元気そうに見えても、ジャンプをしすぎて慢性的な「関節炎」を抱えてしまうことも。

ソファーなどに上って激しくジャンプをする中で膝にケガを負う危険もあり、ジャンプを繰り返すことで「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう」)を起こし痛みのために肢をあげてしまう恐れもあります。

急に足を引きずるようになったり悪化すると歩行困難になる可能性もあるので、十分注意しなければなりません。

周囲に危害を与える可能性も

人やほかの犬にジャンプをして飛びつく癖がある犬は、周囲に危害を与えかねないので、やはりやめさせるべきでしょう。

とくに、散歩中に興奮してジャンプしてしまう愛犬に困っている方は、次の項目でご紹介する『ジャンプをやめさせる方法』をぜひ参考にしてください。

犬にジャンプをやめさせる方法

立ち上がる犬

まずは、犬が「ジャンプしてしまう状況を作らない」ことが大切です。そのためには、犬がどんな状況でジャンプをするのか把握しておきます。

犬がジャンプしてしまうよくある状況には、次のようなものがあげられます。

  • 要求している
  • 嬉しい時
  • 興奮した時
  • 威嚇している時

身近な状況では、飼い主さんが手に持っている物を「ちょうだい!ちょうだい!」とばかりに連続ジャンプで要求する、飼い主さんの帰宅が嬉しくてジャンプして飛びつくなどがあります。

また、ケージから出たくて高くジャンプをする犬もいますね。元気な姿に微笑んでしまいますが、やはり身体の負担を考えると望ましい行為ではありません。

お困りの飼い主さんは、以下にまとめた犬のジャンプをやめさせる方法を参考にしてください。

ジャンプしている間はスルーする

ジャンプする犬と飼い主

まず犬に「ジャンプをしても良いことは起こらない」と教えます。そのためにはジャンプをしている間は一切スルーしましょう。

ジャンプをする愛犬をスルーするのは心苦しいものですが、愛犬の身体のために貫いてください。

興奮が収まらない時はその場から立ち去ってクールダウンしてもらいましょう。

犬がジャンプをする状況を作らない

クッションと犬と飼い主

ジャンプをしなくなる状況と環境も見直しましょう。おやつを高い位置から与えない、ジャンプをしたくなる遊びをしないなど心がけてみてください。

ソファーをジャンプで登り降りる場合は、犬用にステップを備えてあげましょう。ジャンプをして飛び乗る環境を作らないことで、思わぬケガや病気を防ぐことにつながります。

足腰に負担をかけないクッション性のある床材に変えてることもおすすめします。ケージの中でジャンプをする場合は、天井にも柵を設置してケガを未然に防ぎましょう。

興奮する前に落ち着かせる

しつけ中の犬と飼い主

日常的にジャンプをしてしまう犬は、日頃から興奮させないしつけを心がけていきましょう。

気持ちをそらすために「まて」「おすわり」などのコマンドをかけて、できたらご褒美のおやつを与えます。

トレーニングを繰り返せば未然に興奮してジャンプをするのを防げるようになるので、ぜひ継続して行ってみてください。

まとめ

ジャンプする犬と飼い主

犬のジャンプはとても愛らしく見えますが、足腰の負担やケガを考えるとやはりやめさせるべき行為です。

ぜひジャンプしにくい環境へと見直し、しつけトレーニングを継続していきましょう。

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