犬が飼い主にもたれかかる心理
1.寒いから温まろう
犬が飼い主にもたれかかるのは、寒くて体を温めたい時です。
もたれかかって体をくっつけることで温かいということを知っているのです。
冬だけではなく、夏の冷房でも体が冷えてしまうことがあります。犬の肉球や耳先に触れてみてください。冷えてしまっているかもしれません。
2.疲れちゃったな…
犬が飼い主にもたれかかるのは、疲れてしまった時です。
お散歩・運動・遊びの後などによくもたれかかることがあります。飼い主も一緒に運動をした後なのであれば「ちょっと休憩しようか」「しばらく一緒に休もう」などの気持ちが込められているのではないでしょうか。
3.愛情を表現したい、甘えたい
犬が飼い主にもたれかかるのは、愛情表現をしたい時や甘えたい時です。
表現することが上手で大袈裟な仕草や行動で甘える犬もいますが、控えめでちょっぴり不器用なタイプの犬なのかもしれません。
「私の愛情が少しでも伝わるといいな」という思いで飼い主にもたれかかるのでしょう。
4.安心して寛ぎたい、安心して眠りたい
犬が飼い主にもたれかかるのは、安心して寛ぎたい時や安心して眠りたい時です。
飼い主がソファーに座っている時などに自分ももたれかかって一緒にリラックスしたいのです。自分のケージやベッドで眠るのも良いけれど、飼い主にもたれかかることで安心してぐっすりと眠りたいのです。
5.飼い主をなぐさめてあげたい
犬が飼い主にもたれかかるのは、飼い主をなぐさめてあげたい時です。
元気がないような、落ち込んでいるような、悲しんでいるような、そんな気がしたのかもしれません。
愛犬や家族の前では普段通りに明るく振る舞っているかもしれませんが、犬は人の心を読み取る動物です。言葉ではわからなくても、飼い主のちょっとした表情の違いから本当の気持ちに気づいてしまうのです。
あからさまに励ますと飼い主を傷つけてしまうかもしれないからと、そっともたれかかることでなぐさめてあげたい、癒してあげたいと思ってくれているのではないでしょうか。
6.実はおねだりしたいことがある
犬が飼い主にもたれかかるのは、何かおねだりしたいことがある時です。
お散歩の催促かもしれません。おやつを食べたいのかもしれません。体を撫でてほしいのかもしれません。
はっきりと表現するわけではないのでわかりづらいですよね。内気で控えめな性格の犬なのでしょう。「おやつ食べる?」など待ち望んでいた声がかかった時には大袈裟にわかりやすく反応してくれると思います。
7.飼い主を独り占めしたい
犬が飼い主にもたれかかるのは、飼い主を独り占めしたい時です。
他に同居している家族(人・犬・猫)がいるのではないでしょうか。飼い主に赤ちゃんが生まれた時、幼い子供がいる時にも独り占めしたいという感情になることがあるようです。
自分以外の誰かに飼い主の気持ちが向いてしまうことに、ヤキモチを妬いているのではないでしょうか。
まとめ
犬が飼い主にもたれかかる時の心理について7つ解説しました。
- 寒いから温まろう
- 疲れちゃったな…
- 愛情を表現したい、甘えたい
- 安心して寛ぎたい、安心して眠りたい
- 飼い主をなぐさめてあげたい
- 実はおねだりしたいことがある
- 飼い主を独り占めしたい
愛犬にそっともたれかかられた時って嬉しい気持ちになりますよね。そのまま寛がれてしまうと身動きしてしまわないようにジッと我慢しませんか?
ちょっとでも動くと唸り声をあげて文句を言ってくることもありますよね。愛犬は私にもたれかかるくせに、私が愛犬にもたれかかるとサッと逃げてしまうのがちょっぴり寂しいです。
あなたと愛犬との関係性ではいかがですか?