犬がしている『不気味な行動』3選！何もない場所にずっと吠える理由は？

犬がしている不気味な行動…その理由は？

愛犬と一緒に過ごしていると、可愛らしい行動や思わず笑ってしまうような行動を見せてくれますよね！しかし中には「何をしているの？」と、こちらが怯えてしまうような不気味な行動を見せることも…。皆さんの愛犬はこんな不気味な行動を見せることはありませんか。

1.何もない宙を見つめる

愛犬と一緒に暮らしていると、ふとした瞬間に愛犬が宙をじっと見つめるような様子を見せることはありませんか。あまりにも真剣に宙を見つめていると「何か見えているの？」と怖くなりますよね。

このように集中して宙をじっと見つめている場合は、何か興味を惹かれる音を聞き取ったため、その音の正体を探ろうとじっと耳をすませている可能性が高いです。

犬は私たち人間には聞き取れない小さな音や遠くの音を感知することができます。1km以上も先の音を聞き取ることができるため、飼い主が帰ってくる足音を聴き取り、玄関で待っている犬も多いほどです。したがって、私たちが気づいていない何らかの音を聞き取り、「いったい何の音だろう？」とその音に耳を傾けているのでしょう。

2.何かを目で追うように視線を動かしている

ただ単に空中をじっと見つめているだけでなく、何かを目で追いかけるように視線を動かしていることはありませんか。ただじっと動かず見つめている時よりも、さらに何か見えているのではと不気味に感じてしまいます。

犬は人間には見えないUV波が視覚化されて見えているという研究結果が発表されています。元々野生動物として暮らしていた犬をはじめとした動物たちは、敵から逃れるため、あるいは捕食するために五感が発達しています。その中の1つの能力としてUV波の視覚化が含まれます。

人間が見えるUV波には『可視光線』があり、具体例としては虹が当てはまります。しかし、犬は可視光線だけでなく『不可視光線』もしっかり色付きで見えているといいます。したがって、空中に舞っているハウスダストや花粉などの埃がUV波で視覚化され、それらを目で追っている可能性が非常に高いと考えられます。

しかし、一説によると、非科学的であり科学的根拠はないものの、霊的存在はUV波と同じ波長であると言われ、そのため「実は本当に霊的な存在が見えているのでは…」という説も密かに噂されています。

3.空中に向かって吠えている

犬は、じっと何かを目で追ったり見つめるだけでなく、何かを威嚇するように吠え掛かる様子を見せることがあります。一緒にいると「そこに誰かいるの？」「追い払おうとしてくれているの？」と不気味に思いつつ、少々頼もしくも感じる行動です。

しかし、先ほど話した通り、犬は匂いや聴覚が非常に優れているため、外から聞こえた音や匂いに対して反応している可能性が非常に高いです。

私たちが聞こえていないだけで、家の外をスニーカーを履いた人が歩いていたのかもしれません。あるいは、他の犬が散歩している足音を聴き取り、「ここは僕の家だ！僕のテリトリーだぞ！」と威嚇している可能性もあるのです。

警戒心の強い犬ほど、家族を守ろうと外を歩く音や車の音に反応しやすい傾向にあります。また、散歩の時間帯になると、他の犬たちが外で遭遇し、吠えあって挨拶していることがあります。こうした他の犬の様子を察知し、参戦していることも多いですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。私たちにとって不気味に映る行動でも、五感の鋭い犬たちは何かを察知し、科学的根拠のある行動をとっていることが多いです。しかし一方で、犬たちには私たちにはない不思議な能力が備わっているという説も根強く残っています。今後更なる続報が上がってくることを心待ちにしましょう！