「怖がり」は犬種による特性?
極度な怖がり、いわゆる「ビビり犬」は、ちょっとした変化においても敏感に反応し、震える、噛み付く、唸るなどの行動を取ります。
これらは、生まれ育った環境、親からの遺伝が関係していると考えられます。
また、怖がりには、一部の犬種の特性である「神経質な性格」が起因していることがあります。
小型犬の方が怖がりなイメージが強いですが、思いの外、ビビリ犬は大型犬にもいるんですよ!
《神経質で怖がりな犬種》
- チワワ
- パピヨン
- ミニチュアピンシャー
- ダルメシアン
- ワイマラナー など
犬が怖がる人の見た目
1.黒い服を着ている
犬の目は、黒い色を認識するのがあまり得意ではありません。人が黒い服を着ていると、顔や手と服の明るさが全く違って見えるため、怖い印象を持つと言われています。
犬の気持ちになって想像してみると、顔や手だけが浮かんでいるように見えたら、怖がるのも無理はないです。
2.棒状のものを持っている
明確な理由は解明されていませんが、犬は棒状のものを怖がる傾向にあります。どんな動きをするのか予測出来ないことから、不安に駆られるようです。
警備員の持つ誘導棒、土木作業員の持つスコップはまさに恐怖を感じる対象物に該当します。
3.カメラを持っている
最近では、犬の成長をスマホで記録する人が増えていますが、人によってはカメラで撮影することもあるかもしれません。
カメラに警戒心を抱く犬は多く、レンズに映る自分の姿を見るなり、嫌がって顔を背けようとします。
《犬がカメラを嫌う理由》
- レンズが目のように見える
- フラッシュの光が苦手
- シャッター音が怖い
苦手な相手に向けて取る行動は?
犬は鼻が利くので、タバコや香水、整髪料など刺激の強いニオイが苦手です。犬嫌いな人を見抜く力も持ち合わせているようです。
《警戒心を示す犬の行動》
- 視界に入らないように無視する
- 姿勢を低くして唸る
- 近寄るのを嫌がる
相性や慣れの問題はありますが、上記のような行動が見られたら、警戒されているのは明白です。
犬から好かれる人の特徴を知って、仲良くなるためのコツを掴みましょう。
犬に好かれる人、見た目の特徴は?
本人は無意識なのかもしれませんが、犬に好かれる人に、何か共通点はあるのでしょうか…?
犬好きとしては、モテる秘訣が知りたいところです。
《犬に好かれやすいのはこんな人♡》
- 笑顔が多い
- 行動がゆっくり
- 落ち着きがある
色のコントラストが大きいと、犬の注意を引きつけやすくなると言われています。服の色を選ぶときは、犬が識別しやすい「青と黄色」の組み合わせがおすすめです。
まとめ
怖がりな犬は慎重派な性格です。仲良くなって心の距離を縮めたいと思うのであれば、焦りは禁物です。
ちなみに、帽子を被ったりサングラスをかけていると、犬から表情が見えにくくなり、不安を煽りやすくなります。
懐いて貰うためには、接し方も然り、外見にも気を配りましょう。
今では私たちの生活必需品となっている「マスク」も、帽子やサングラス同様、本来は犬が苦手とするアイテムになります。
あまりにもたくさんの人が付けているので、犬も慣れてきたのかもしれませんね。