ダイエット中の犬にオススメ!安全な食材をご紹介
ここでは、食事に取り入れたい栄養豊富な食材をご紹介します。
低カロリーなおかつ満腹感を得られるので、ダイエット中の犬にオススメです。
安全な食材①白米
低脂肪で良質なエネルギーを得られるとして、毎日でも取り入れたい食材です。人間用の固さで炊いた白米でも良いですが、おかゆ状にしてあげると水も一緒に摂取でき、また胃への負担も軽減することができます。
含まれるビタミン量を比較してみると、白米より玄米の方が4倍も多いですが、玄米は消化しにくい食材なので、食べさせるのはあまりオススメできません。
安全な食材②大豆
大豆はタンパク質が豊富で、炭水化物と一緒に食べさせると動物性タンパク質に負けないほどの栄養価になるといわれています。また、大豆に含まれるイソフラボンは肥満の改善がみられるだけでなく、前立腺ガンや乳ガンのリスクを低下させたり、抗酸化作用や抗血栓作用、血中脂質の低下などの効果も期待できます。
大豆はとても固いので、柔らかく茹でるかペースト状にしてあげましょう。
安全な食材③納豆
納豆は、大豆のタンパク質を効率よく摂取することができます。
納豆のネバネバが苦手な犬もいますが、ニオイを好む犬は多いようです。1パックすべてを与えるのは多いので、ドッグフードにトッピング程度の量がオススメ。愛犬に与えるときは、付属のタレやカラシは絶対に入れないようにしましょう。
安全な食材④小豆
小豆に含まれるサポニンという成分は水分代謝を高める作用や、脂質の吸収を抑える作用、血液の状態を良好にする作用などがあります。そのため、肥満の犬にオススメの食材といえるでしょう。
柔らかく茹でるかペースト状にすることで、より作用が期待できます。小豆を使った食べ物としてあんこが有名ですが、大量の砂糖が含まれているため犬に与えるのはオススメできません。また缶詰のゆで小豆を使用する際も、砂糖不使用のものを選ぶようにしましょう。
安全な食材⑤さつまいも
さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいため、効率よく吸収することができます。また食物繊維が多く含まれているため、高血圧や便秘の予防に役立ちます。
さつまいもは茹でたりペースト状にして与えましょう。甘い香りが増すので、食欲がない犬にも食欲促進の効果が期待でき、ドッグフードの代わりに食べさせると、より効率よくカロリーコントロールできます。
安全な食材⑥白菜
食物繊維が豊富な食材ですが、繊維が柔らかいことが特徴です。そのため消化しやすく、アクも少ないので、普段のドッグフードのかさ増しにオススメです。
まとめ
安全な食材をいくつかご紹介しました。
すべての食材に共通して言えることは、「与え方に注意すること」です。ほとんどの犬は丸飲みや早食いをしてしまうので、生の食材のまま与えてしまうと喉に詰まったり、胃に大きな負担がかかります。
またこれらの食材をメインの食事にするのではなく、いつものドッグフードに少しトッピングする程度にしましょう。
犬のダイエットは、飼い主さんの食事管理がとても大切になります。愛犬がストレスを感じないよう、安全な食材を使って、ダイエットを楽しいものにしましょう。