日本国内でも人気!足が短い犬種3選
犬は犬種ごとに身体的な特徴もさまざまですが、中にはちょこちょこと一生懸命足を動かして歩く可愛らしい短足犬種なる犬も多くいます。今回は、日本国内でも人気のある足が短い犬種をご紹介します!
ダックスフンド
足が短い犬種と聞いて、真っ先に思い浮かぶ犬種がダックスフンドという人も多いのではないでしょうか。足が短く胴が長いダックスフンドは、日本国内でも常に人気ランキング上位に入るほどの人気です。
一見、運動神経が悪そうに見えがちなダックスフンドですが、実はもともと小動物を狩る狩猟犬として活躍していた犬種です。そのため、実は運動神経が良く、引っ張りっこや穴掘りといった活発な遊びが好きな犬種でもあります。
狩猟犬だった歴史が影響し、少々吠えグセのある犬種ではありますが、小さい頃から無駄吠えをしつけ、多くの人や犬と触れ合わせることで、きちんとしつけすることができます。
コーギー
愛らしい胴長短足犬種として人気の高いコーギーは、人懐っこく飼い主に従順な性格の子が多い犬種です。イギリス王室のエリザベス女王が愛してやまない犬種としても有名ですよね。
コーギーは、もともと牧畜犬として活躍していた犬種です。そのため、牛などの家畜を吠えることで統率する役割を担っていたため、体力もあり、運動神経も良い犬種です。
日本では、コーギーの中でもウェルシュ・コーギー・ペンブロークという犬種が人気です。かけっこ大会などでも入賞することがあり、最近では、コーギー限定の大会なども開始されるほど人気です。
バセットハウンド
日本国内で見かける短足犬種として、もう1つ犬種を挙げるとするならば、バセットハウンドではないでしょうか。ダックスフンドやコーギーに比べると見かける頻度は少ないですが、短足犬種の中では見かけることのある犬種です。
元々猟犬として活躍していたバセットハウンドは、攻撃的で吠えグセなどがあるかと思いきや、意外にもおっとりしている子が多い犬種です。のんびりマイペースな犬種なので、猟犬としてのツールを持っている犬種の中では飼いやすいと言われています。
上記の2犬種に比べて、運動量も多くはないので、家庭犬として日本国内だけでなく、海外でも人気が高いです。ただし、探究心が強い動物なので、一度興味のある匂いを嗅ぎつけてしまうと、とことん追いかける習性を持っています。
愛らしい足の短い犬種♡飼う際に注意すべきことは?
足が短い犬種たちは、とても愛嬌があり可愛らしいですよね。ダックスフンドやコーギーといった日本国内でも人気の高い犬種も含まれています。
しかし、足が短いからこそ、さまざまなことに気を配らなければいけません。以下のような注意点があるので、足が短い犬種を飼っている方やこれから迎えようと考えている方は、以下の注意点を理解してください。
- 肥満にならないよう食事量を管理する
- それぞれの犬種に合った適切な運動量を守る
- 真夏は熱中症対策を徹底する
- ジャンプなどの足腰に負担をかける行為はやめさせる
この4つのポイントは必ず守ってください。肥満になったりジャンプなども足腰に負担がかかる行為を続けていると、足が短い犬種は椎間板ヘルニアや関節炎を発症しやすくなります。
また、運動量が少ないと肥満になりやすく、反対に運動量が多すぎると体への負担が大きくなり、こちらもまた椎間板ヘルニアや関節炎を発症する原因となります。犬種によって適切な運動量が異なるので、愛犬に合った運動量を理解することも大切です。
また、足が短い犬種は、胴体と地面の間に距離がありません。そのため、真夏はアスファルトの熱の影響を直に受けやすく、熱中症のリスクが高まります。夏はしっかり熱中症対策を行いましょう。
まとめ
足が短い犬種は可愛らしいですが、その身体的特徴によって椎間板ヘルニアや関節炎を引き起こしやすい面も持ち合わせています。足が短い犬種の飼い主さんは、ぜひこの点を理解して、愛犬の健康を守っていきましょう。