犬にしてはいけない『NG態度』3選!こんな接し方は犬にとってストレスかも…?

犬にしてはいけない『NG態度』3選!こんな接し方は犬にとってストレスかも…?

何気ない接し方の中に、実は犬にとって大きなストレスとなることがあります。飼い主さんがするべきではないNG行為を紹介しますので、ぜひチェックしておきましょう。

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1.しつこく構う、遊びに誘う

犬にキスしようとする女性

犬は飼い主さんに構ってもらうことや遊ぶことが大好きです。飼い主さんとのスキンシップやコミュニケーションが不足していることで、ストレスを抱えてしまう犬も少なくありません。

しかしながら、その反対に構われすぎることや適切でないコミュニケーションによってストレスを感じてしまうこともあるのです。

愛犬がかわいくてたまらないと感じる飼い主さんは、常になでていたり抱っこしたり、気が向くと遊びに誘ったりすると思いますが、その時の犬の反応をしっかり確認しておく必要があります。

なでられていることや遊びに対して、喜んでいる様子であれば問題ありませんが、タイミングや状況次第では犬が迷惑に感じることもあるのです。

寝ている犬にしつこい人

特に、犬がぐっすり寝ているときや疲れていて休みたいと思っているときに、しつこくなで回されたり、遊びに誘われたりすると休息の時間が足りず、犬にとってストレスとなるでしょう。

飼い主さんが大好きだからといって、いつでもかまって欲しいというわけではなく、ひとりでゆっくり休みたいときもあることを覚えておいてあげてください。

また、かわいさあまってからかうような遊び方をする飼い主さんも少なくありませんが、犬にとってはストレスになることがあるので注意しましょう。

そして、犬の性格や気質によっても、適切なスキンシップの量や方法は異なります。

人と触れ合うことが好きな犬ばかりではなく、適度な距離を持って接したいという犬もいるので、愛犬の性格をしっかりと見極めて接し方を考えてあげるようにしてください。

2.犬からのアピールを無視する

退屈そうに伏せている犬

飼い主さんのことが大好きな犬たちは、飼い主さんが自宅にいると「遊ぼう♪」「かまって!」というアピールをしてくることがあります。

そんな犬からのアピールに対して、全く反応せず無視をすることはやめましょう。

人間でも同じことですが、自分が発信しているものに対して無視されるということはとても悲しく傷つくことです。

ただし、犬からの遊んで欲しいという要求に対して、必ずしも毎回従う必要はありません。

犬からの要求に従う形でスキンシップを取ったり、遊んだりするということをくり返していると「飼い主さんは自分の思い通りに動いてくれる」と勘違いするようになってしまうことがあります。

そうすることでどんどんわがままになってしまい、要求が通るまで吠えるようになったり、気を引くためにいたずらをしたり暴れたりと、アピールのために行動がエスカレートするようになってしまうのです。

犬に対応する女性

そのため、犬から何らかのアピールがあったときは、飼い主さんの都合でかまうかどうか決めて問題ありません。

しかし、遊んだりかまったりする時間がないときでも、犬からのアピールに対して無視するのではなく、「気持ちは伝わっているよ」という意味を込めて反応をしてあげてください。

アイコンタクトを取ってにっこり笑ってあげたり、「後でね」と一言声をかけてあげたりという軽い反応の仕方でかまいません。そうすることで犬は無視されたとは感じず、「今は遊んでもらえないんだ」と理解するでしょう。

はじめのうちはわからないかもしれませんが、こうした接し方をくり返しているうちに「後でね」と言われたときは、後で必ず遊んでもらえるということを学習していくのです。

3.厳しすぎるしつけ

トイレの失敗を叱られている犬

犬を飼う上で、しつけをすることはとても大切です。

人間社会の中で、犬が快適に楽しく暮らしていくためのマナーやルールを教えることは、犬にとっても飼い主さんにとっても、周囲の人にとっても必要なことだと思います。

しかし、いくらしつけのためだからといって、叱ってばかりや厳しい接し方ばかりでは犬にとってストレスになるでしょう。

犬のしつけをするときには、ほめるしつけを基本として、決して体罰などは与えないようにしましょう。言うことを聞かないからといって、叩いたり蹴ったりしても犬の行動は改善されません。

叱られている犬

大切なのは、正しい行動を取れるように順序立ててその方向へ導くということです。正しい行動が取れればほめて、望ましくない行動をしていたら無視や「NO!」の指示で制止を行います。

トイレを失敗したときに失敗した場所に顔を押しつけたり、マズルをきつく握って叱責したりすることには何の意味もありません。

痛みや苦痛を与えることはしつけではなく、ただ飼い主さんの感情をぶつけているにすぎず、犬はただただ飼い主さんへの不信感を募らせることになるでしょう。

厳しく叱られ続けた犬は、人間に対して恐怖心や警戒心を抱くようになります。愛犬と楽しく幸せな生活を送るためには、まず飼い主さん自身が正しいしつけの方法を学ぶことが大切です。

まとめ

楽しそうな犬とカップル

大好きで大切な愛犬だからこそ、かまいすぎてしまったり、厳しくしすぎてしまったりすることがあります。

しかし、そうした飼い主さんの行動・行為によって、犬がストレスを抱えてしまう可能性があるということも覚えておいてあげてください。

ここでは、犬がストレスを感じやすいNG行為を紹介しましたが、それに対して感じるストレスや適切な接し方については、犬の性格や気質によっても異なります。

大切なのは、コミュニケーションを取っているときに、愛犬の様子や反応をしっかりと確認することです。

迷惑そうにしていたりストレスを感じているようであればその行動を控え、犬が喜ぶ接し方を意識してあげましょう。

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