犬が『やきもち』を妬いてしまう『飼い主の意外な行動』4選!どうやってケアすればいいの?

犬が『やきもち』を妬いてしまう『飼い主の意外な行動』4選!どうやってケアすればいいの?

飼い主さんの関心が自分ではなく他者に向けられるようになると、飼い犬は今までの飼い主さんとの関係が壊れてしまったのではないかと不安になり、自分のライバルをみつけてやきもちを妬くようになることが分かっています。愛犬は、飼い主さんのどういう行動に対してやきもちを妬き、どのようにケアをすればよいのでしょうか。

お気に入り登録

犬も嫉妬する

どことなく不安そうな犬

愛犬との暮らしが長い飼い主さんは経験的にご存知だと思いますが、犬もやきもちを妬くことがあります。

やきもちを妬かれるほど愛犬に愛されていると思えば、嬉しいことかもしれません。しかし、やきもちを妬いている犬にとっても妬かれている対象にとっても、それはストレスになってしまいます。

人も犬も、共に平和で快適に暮らしていけるよう、どういう行動が愛犬にやきもちを妬かせてしまうのか、そうなった場合にどのようにケアをすればよいのかについて、知っておきましょう。

2つの研究

まずは、犬のやきもちに関する2つの研究についてご紹介します。

不平等な扱い

不満そうな犬

オーストラリアの研究チームが2008年に発表した「犬は不平等な扱いにどのような反応を示すか」についての研究で、『NATIONAL GEOGRAPHIC』誌に掲載されました。

ある犬が芸をしてご褒美をもらっている様子を見せた犬に対して、同じ芸をさせ、上手にできてもご褒美をあげないという実験を繰り返した結果、その犬は芸をすることを拒否するようになったというものです。

飼い主の愛情

独りで寂しい犬

カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究グループによる研究で、2014年に『PLOS ONE』誌に掲載されました。これは、「主人の関心がよそへ移ると犬は明らかに嫉妬する」という研究です。

飼い主さんが飼い犬を無視して犬のぬいぐるみ、ハロウィーンのかぼちゃに似せたバケツで遊んだり、大声で飛び出す絵本を読んだりした時の愛犬の反応をビデオに撮影して観察しました。

36匹の犬を対象に行なった結果、犬のぬいぐるみと遊んでいた飼い主を押し倒したり触ったりした犬は、78%でした。次がかぼちゃ型のバケツで42%、絵本に対しては22%の犬が反応しました。

また約3分の1の犬が飼い主さんと犬のぬいぐるみの間に割って入ろうとし、25%がぬいぐるみに噛みつきました。

犬がやきもちを妬く飼い主の行動

1.新しく増えた家族にばかり関心を向ける

赤ん坊を見つめる犬

新しい家族が増えた場合に、飼い主さんの関心が新しく増えた家族の方にばかり向けられてしまうと、愛犬は今までの飼い主さんとの関係が壊れてしまうのを恐れてやきもちを妬き、飼い主さんの関心を自分の方に戻そうとします。

飼い主さんの関心をさらってしまった相手がやきもちの対象となりますので、新しく迎えた犬や生まれたばかりの赤ん坊、一緒に暮らすことになった恋人や伴侶などが、やきもちの対象になります。

2.自分が生んだ子犬にばかり関心を向ける

また愛犬自身が子犬を産んだ場合、飼い主さんが子犬の方にばかり関心を寄せてしまうと、自分の子犬たちに対してまでもやきもちを妬いてしまうことがあります。

ひどい場合はそれがきっかけとなり、育児放棄してしまう場合もありますので、注意が必要です。

3.散歩の途中で出会った別の犬にばかり関心を向ける

おしゃべりしながらお散歩

また、飼い主さんと楽しく散歩をしている最中に出会った別の犬に対して飼い主さんが関心を寄せたことで、その犬に対してやきもちを妬くとか、ばったり出くわして話し込んでしまった飼い主さんの友人に対してやきもちを妬いてしまうこともあります。

4.スマホにばかり夢中になっている

さらには、一緒に遊びたいとアピールしている愛犬に気づかずに夢中になってスマホを操作しているような場合は、スマホに対してやきもちを妬いてしまうこともあります。

このように、やきもちの対象が生き物だとは限らないということも、知っておく必要があるでしょう。

ケアの方法

仕事してても君のことは忘れていないよ

犬にやきもちを妬かせないためには、愛犬の目の前で愛犬以外の犬や人、物に夢中になりすぎないようにすることです。

しかし、現実にはなかなかうまくいかないこともあるでしょう。特に赤ん坊が生まれた、子犬が生まれた、伴侶ができて一緒に暮らすことになったなどの場合は、なかなか難しいと思います。

いろいろ努力したけれども愛犬がやきもちを妬いてしまったという場合には、下記に気をつけながらケアをしてみましょう。

  • 愛犬との関係が変わらないことを愛犬への行動や態度で伝える
  • 今までの生活を維持する(食事や散歩の時間を今まで通りに行う)
  • 新しい家族に関心を寄せた分、同じまたはそれ以上の関心を愛犬にも寄せる

また愛犬が、やきもちが原因でトイレの粗相や飼い主さんの大切なものをボロボロにしてしまったような場合は、大げさに騒ぎ立てずに黙々と片付けるようにしてください。

騒ぎ立てると愛犬は「作戦成功!構ってくれた!」と勘違いしてしまうからです。

まとめ

スマホも一緒に見ようね

不平等な扱いの実験で、犬はご褒美のありなしで嫉妬の気持ちを示しましたが、ご褒美の量や種類、芸の質などの差には嫉妬を示しませんでした。

犬の嫉妬、やきもちは、「大好きな飼い主さんとの間に割って入ってきたライバルと飼い主さんのふれあいを止めさせて、飼い主さんの関心を取り戻したい」という比較的単純な思いなのではないかと考えられています。

しかし、その不安は愛犬にとってはとても深刻なストレスです。

愛犬に誤解を与えるような行動を慎み、環境に変化が生じた場合にはきちんと愛犬の気持ちをフォローできるように注意してあげましょう。

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    愛犬と赤ん坊の関係がうまく行かないのは嫉妬心からくるものです。関心が赤ん坊に向くため取られたと勘違いしてしまうからです。俺には子供はいませんが兄貴が子持ちなのでうまく行かないことを聞かされます。子供につきっきりになるのは仕方ないと思いますが世話が一段落したり眠ったところで別室に移して構うのが良いと思います。自分にも関心が向けば赤ん坊を守る本能が働きより良い関係が作れると思います
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。