犬にとっての『幸せ』ってなんだろう?
犬を飼っている人ならば、一度は「愛犬は幸せに過ごすことができているのか」と考えたことはありますよね。犬にとって、どのような生活が『幸せ』なのか、一概に言うことができないので、飼い主にとっては非常に難しい課題です。
皆さんは犬にとっての幸せは何と考えますか。飼い主と一緒に楽しく過ごすことであったり、美味しいごはんを食べることであったり、楽しい散歩を毎日行うことであったり、人によって考える幸せは異なります。
犬もそれぞれ性格が違うため、犬によっては散歩が大好きな子もいれば、散歩が嫌いな子もいます。それだけでも幸せの基準が大きく異なりますよね。そのため、犬にとっての幸せを考える際は、いくつかのポイントを軸に愛犬に合った幸せを考えるべきでしょう。
犬に幸せになってもらうために飼い主が必ず考えるべきこと
では、犬に幸せになってもらうために飼い主が必ず考えるべきポイントは、いったい何なのでしょうか。ここでは愛犬たちが幸せに暮らすために必要不可欠な重要ポイントを紹介します。
1.愛犬との接し方
まずは大好きな飼い主とのコミュニケーションタイム。毎日必ず愛犬とだけ向き合う時間を持つことはもちろんですが、愛犬が喜ぶコミュニケーション方法を取り入れることも大切です。
マッサージを含めたスキンシップであったり、おもちゃを使って全力で遊ぶことであったり、犬によって「楽しい」「嬉しい」と思う基準は異なります。この点は、愛犬の普段の様子を観察した上で、何をしている時が楽しそうであるかを探しましょう。
ヒントとしては、必ず基本動作や指示動作を毎日行うことです。犬は自分に指示を与えてくれる人がいることで、安心感を得る動物です。そのため、明確なルールや指示が全くないと、不安になってしまい、ストレスの原因にもなりかねません。
簡単な「お座り」「待て」だけでも達成感を得ることができるので、毎日必ず1回は行うようにしましょう。
2.愛犬の過ごす環境
愛犬が幸せに暮らすためには、愛犬の過ごす環境が犬にとって良い環境であることが大前提です。温度管理であったり、寝床の位置であったりと、安全でストレスをできるだけ軽減させてあげる工夫が大切です。
夏場は冷房を、冬場は暖房機能を使って犬に適した室温に調節してあげてください。また、寝床の位置は、トイレや窓から少し離し、周りがある程度囲われていることで、安心してくつろぎながら休むことができます。
他にも小型犬やシニア犬の場合は、ちょっとした段差でも足腰に負担がかかりやすいです。ソファー脇にペットステップを設置するなど、安全面にも配慮するようにしましょう。
小さいおもちゃや観葉植物などは、誤って口に入れてしまうと非常に危ないです。窒息や食中毒症状を引き起こす恐れがあるので、なるべく愛犬の過ごす室内には置かないようにしましょう。
3.愛犬の食事
犬が幸せでいるためには、健康も大切です。犬の健康を作る基盤は、食事が重要な役割を果たします。基本的に、犬は与えられたら与えられただけ食べてしまう動物であるため、飼い主がしっかり食事管理をしてあげることが必要です。
食事の量はもちろんのこと、おやつなどの嗜好品を与えすぎないことも大切です。また、犬は食べてはいけない食材を誤飲しないよう注意してあげましょう。
そして、時々でいいので、いつも食べているドッグフードではなく、手作りごはんや市販で販売されている特別な犬用ごはん、ケーキなどを用意してあげましょう。犬にとって、食事は何よりの幸せでもあるので、こうしたたまの贅沢も幸せに繋がりますよ。
4.愛犬の散歩の質
毎日の日課である犬の散歩を、なんとなく惰性で行っていませんか。犬の散歩はいけばいいというものではなく、良質な散歩をさせてあげることが大切です。
例えば、毎日同じルートではマンネリ化してしまいますし、良い刺激を受けることができません。そのため、2〜3日に1回、違うルートに足を向けてみると良いでしょう。
また、できるだけ愛犬が興味を持って匂いを嗅いでいる時は、満足のいくまで嗅がせてあげてください。これは、犬の本能を満たしている最中です。無理やり切り上げてしまうと、不満に思ってしまいます。
他にも、散歩中はなるべく愛犬とアイコンタクトをとるなど、コミュニケーションも大切にして良質な散歩を実践していきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬にとっての幸せはそれぞれ異なります。しかし、今回紹介した共通のポイントを踏まえ考えることで、愛犬にとっての幸せの形が少しずつ見えてくるはずです。まずは愛犬が快適に過ごせる環境や、満足のいくコミュニケーション方法を考えてみましょう。
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20代 男性 匿名
20代 男性 匿名