恥ずかしがりやの犬種は?
犬は感受性豊かな動物ですが、「恥ずかしい」という感情があるかどうかについては、専門家の中でも見解が分かれるようです。心なしか「恥ずかしそう」に見えることは時々あるように思います。
《シャイな性格の犬種》
- イタリアングレーハウンド
- マルチーズ
- トイプードル
- チワワ
つい最近、我が家で飼っているチワワが取った行動で、家族がクスッと笑えるような出来事がありました。
その後、当の本人は何事もなかったかのように振る舞っていたので、人と犬では恥ずかしいと感じる観点が違うのかもしれません。
次から詳しく見ていきましょう!
恥ずかしそうなときに見せる仕草
1.飼い主のそばを離れようとしない
飼い主にぴったりくっつき、離れようとしない犬は飼い主への依存心が強い傾向にあります。ソワソワして心細いときこそ、飼い主のそばで落ち着きを取り戻したいのでしょう。
「どうしたらいいの…?」と戸惑いつつ、判断を仰いでいるのかもしれませんね。
2.チラチラと様子を窺う
仲良くなりたいのに仲間に入れない…そんな心情のときは、周りをチラチラ気にしながらも、警戒して様子を窺っています。
全く興味がなければ見ることすらないはずなので、少なからず相手に対して関心を持っていることが分かります。慎重派の犬に見られる行動です。
3.すぐに隠れようとする
尻尾が下がり、物陰に隠れようとしていたら、苦手なものから逃げようとする心理が行動に表れています。
気持ちが不安定だったりすると、身を潜めようと安心出来る場所を求めて、狭い空間に逃げ込むようです。恥ずかしいだけなのか、怖がっているのか…犬の本心が気になるところです。
克服するにはどうするべき?
家族以外に拒否反応を示す場合、恥ずかしいだけではなく、人慣れしていないことが根底にあります。
社会経験を積みながら、時間をかけて徐々に警戒心を解いていきましょう。
《恥ずかしがりやを克服するには》
- step1:知らない道を散歩する
- step2:ドッグカフェに行ってみる
- step3:ドッグランに行ってみる
「外の世界って楽しい!」「優しい人は家族以外にもいるんだ!」と知ることがプラスになっていくので、愛犬に怖い経験や危険な思いをさせないよう、飼い主が配慮しなくてはいけません。
内向的な性格を受け入れ、『無理強いは絶対にしない』『段階を踏む』『犬のペースに合わせて時間をかける』ことが克服に向けた道のりです。
まとめ
犬の外見や性格、雰囲気は飼い主に似ると言われています。確かに「飼い主の分身?」と思ってしまうくらい、連れて歩く飼い主にそっくりな犬を私も何度か見たことがあります。
何故お互いに似ているのか、考えられる理由は大きく2つあります。
- 無意識に自分に似ている犬を選んでいる
- 同じ環境で過ごすため、一緒にいると似てくる
心理学では、これらを『類似性の法則』と呼んでいます。「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、共通点の多い相手には親近感が芽生え、好感を抱きやすいと言われているのです。
上記の考え方に基づくと、愛犬に良い効果をもたらすための第一歩は、飼い主自身の行動を見つめ直すことなのかもしれません。皆さんはどのようにお考えでしょうか…?