犬の飼い主が買うべきではない『インテリア』4選

犬の飼い主が買うべきではない『インテリア』4選

室内で犬と一緒に暮らしている飼い主さんの中には、家具へのいたずらや粗相に悩んでいる人も少なくありません。この記事では、犬と生活する際に注意すべきインテリアについて説明します。

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1.ビーズクッション

クッションの上であくびしているチワワ

体を包み込んでくれる心地良いリラックスアイテムとして、非常に人気の高いビーズクッションですが、犬と一緒に暮らしている人は少し注意が必要です。

ビーズクッションの中身は通常のクッションとは異なり、綿ではなく発泡ビーズ(パウダービーズ)です。

このビーズは、米粒程度の大きさでとても細かい上に、静電気でさまざまな場所にくっついてしまう性質を持ちます。そのため、クッションのカバーが破けるなどして中身が出てしまうと、部屋中にビーズが飛び散ってしまい、片付けるにも一苦労だと思います。

柔らかいものの上を好んで寝ようとする犬もいますし、クッションなどを掘ったり噛んだりするような犬もいます。

ビーズクッションはもっちりとした感触が魅力ですが、その分カバーも薄く柔らかいものが多いため、犬の爪や歯が当たって破けてしまうこともめずらしくありません。

特に、子犬や家庭に迎え入れたばかりの犬はいたずらをする可能性が高いので、注意が必要です。室内でのいたずらをしなくなるまでは、ビーズクッションは買わないようにするか、犬が入れない部屋でのみ使うようにすることをおすすめします。

2.ガラステーブル

ガラステーブル

スタイリッシュでおしゃれな印象のあるガラステーブルも人気の家具ですが、犬がいる家庭では注意しましょう。

テーブルに使用されているガラスは厚みがあり、そう簡単には割れないと思われがちですが、実は犬がぶつかったことで割れてしまったという実例もあるのです。

ガラスは犬の体重がかかる程度では割れることはありませんが、ジャンプからの着地や走ってきて激突してしまった場合など瞬間的な衝撃が加わるとひびが入ったり、割れて飛散してしまう可能性があります。

特に、ローテーブルの場合は、犬が接触する可能性も高いので注意しましょう。

また、ガラス製に限ったことでありませんが、ローテーブルの角に当たった場合、犬の方が怪我をする恐れもあるので、丸みのあるものを選んだりカバーをつけたりして、安全に配慮してあげましょう。

3.ループパイルのカーペット

カーペットに伏せる白い犬

多くの家庭では室内でカーペットやラグを使用していると思います。特に犬を飼っている場合は、フローリングですべって関節を痛めることを心配して、犬が生活するスペースにはそれらを敷いていることが多いと思います。

カーペットやラグにはさまざまな種類がありますが、犬のことを考えて選ぶときには毛足のタイプに注目してみましょう。

毛の部分が輪っかになっているものを「ループパイル」、輪っかになっていないものを「カットパイル」と呼びます。ループパイルのものは、犬の爪が引っかかりやすく、そのせいで爪が剥がれてしまったり、指の関節を痛めたりすることがあるのでできるだけ避けた方がいいと思います。

ただし、小さく固く締まったループパイルは爪が引っかかりにくかったり、カットパイルでも長く捻じれたものなら引っかかりやすかったりと、商品の特徴によって危険度は変わります。

カーペットやラグ選びの際には、カットパイルを基本として、犬の爪が引っかかりにくいものをセレクトするといいでしょう。

まとめ

ソファの上でクッションをかじる犬

家の中の家具やインテリアを大切にしている人も多いと思いますが、犬が部屋の中にいる場合には汚れたり傷ついたりする可能性があることを頭に入れておきましょう。

もちろん、お気に入りの家具を選ぶのはとても楽しいことですが、犬にとって危険があるものや部屋が荒れる原因になるものなどはできるだけ避けることが必要です。

また、素敵な家具を安心して置けるように、部屋の中でいたずらをしないように犬のしつけをしっかりとしていくことも大切です。

飼い始めたばかりの頃から、きちんと部屋の中でのルールを作りをしておくことで、インテリアや家具だけでなく犬の体も守ることができますよ。

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