犬の寝相から性格がわかる!?
犬の1日の平均睡眠時間は人よりも多く
- 成犬:12~15時間
- 子犬、老犬:18~19時間
と、されています。
犬の睡眠については現在のところわかっていないことが多いものの、人と同様に浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を、交互に繰り返していることがわかっています。また犬の睡眠のおよそ80%がレム睡眠で、およそ20%はノンレム睡眠と言われており、この割合は人とは真逆です。
犬がちょっとした物音にも反応して目を覚ますのは、睡眠のほとんどがレム睡眠だから。そして犬の睡眠時間が人より多いのも、犬は眠りが浅いからなのです。
このように犬は眠りが浅く、1日の大半を寝て過ごしているので、愛犬と一緒に過ごしていると寝ている姿をよく目にすると思います。犬の寝相にもいろいろなタイプがありますが、愛犬はどんな寝相をしていることが多いですか?実は、犬の寝相には性格が表れるという説があります。愛犬の寝相から性格がわかるのです。
犬の寝相でわかる性格とは?
では、犬の代表的な5つの寝相からわかる性格をご紹介していきたいと思います。あなたの愛犬はどのタイプでしょうか?
1.横向き
四肢を投げ出して横向きで寝るのは、リラックスしている証拠。危険が迫ってもすぐに立ち上がれない姿勢なので、安心できる場所でなければこの寝相はできません。飼い主さんのそばでこの寝相をするのなら、それだけ飼い主さんのことを信頼しているということでしょう。横向きで寝る犬は、のんきではあるけれど飼い主さんには忠実な性格だと言われています。
2.丸まる
ドーナツやアンモナイトのようにくるんと丸まる姿勢は、犬によく見られる寝相。犬はこの姿勢を取って体温を逃がさないようにしたり、急所であるお腹を守ったりしながら寝ます。この姿勢で寝る犬は大らかでやさしく、穏やかな性格であることが多いようです。
3.うつ伏せ
フセのようなうつ伏せで寝ているときは、ちょっと警戒度が高め。危険を察知したらすぐに立ち上がれる姿勢を取っています。レム睡眠であることが多く、ちょっとした物音にも敏感に反応します。うつ伏せになりながら床に顎をつけているのは、顎の骨から伝わる振動をキャッチするため。そのようにして、何かが近づいてきている気配を感じ取るのです。うつ伏せで寝る犬の性格は、警戒心が強い傾向にあるようです。
4.スーパーマン
うつ伏せでも四肢を伸ばして、まるで空を飛ぶスーパーマンのような姿勢で寝ているのなら、リラックス度が高め。でもフセの姿勢ほどではないですが、すぐに立ち上がれる姿勢ではあります。これは臨戦態勢を整えているというよりも、すぐに遊べる態勢を整えているようです。飼い主さんに呼ばれても、すぐに反応できます。この寝相をする犬は常に元気いっぱい、エネルギッシュな性格とのこと。
5.仰向け
急所であるお腹を堂々とさらして寝る仰向け寝は、ヘソ天と呼ばれることもあります。安心しきっていて、もはや究極にリラックスした寝相と言えるでしょう。仰向けでも四肢の向きをバラバラにして寝る犬はマイペースで自由な性格、後ろの両足を空中に突き出すようにして寝る犬は自分に自信ありの頼もしい性格であることが多いそうです。
まとめ
今回は、犬の寝相でわかる性格を5つご紹介しました。ご紹介した中に、愛犬がよくする寝相はありましたか?もしあった場合は、寝相からわかる性格は当たっていましたか?当たっていたり当たっていなかったり、一部当たっていたりと、結果はいろいろだと思います。もし当たっていなくても「もしかしたら、そんな面もあるのかも!?」と意識してみると、愛犬の新しい一面に出会えるかもしれませんね。
ちなみに、わが家の愛犬は横向きとうつ伏せで寝ることが多いのですが、大体当たっています。特に、警戒心が強いというところが…。